↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『アステリズム・オンライン 〜世界で唯一ゲームをラストクリアした俺、現実世界で正体を隠して無双する〜』  作者: かいばーく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

60/105

第十章・第十五話「捕らわれる」



 数日後の放課後、三人は以前澪に接触してきた男が目撃されたという情報を頼りに、繁華街の外れを歩いていた。


「本当に、この辺りで見たって話だったよね」


「うん。でも、それらしい人、全然見当たらないね」


 きょろきょろと辺りを見回しながら、亜衣が言う。澪も同じように周囲を窺っていたが、これといった手がかりは見つからなかった。


「今日は、もう戻ろっか」


 莉世がそう提案した、その時だった。


「――随分と、熱心に探し物してるみたいだね」


 背後から聞こえた声に、三人は一斉に振り返った。そこには、以前澪に接触してきた青年が、薄く笑みを浮かべて立っていた。


「あ……」


「わざわざこっちから探しに来てくれるとは、手間が省けたよ」


 その直後、周囲の路地から、次々と黒鴉の構成員らしき人影が現れる。


「な、なに……!」


 悲鳴に近い声を上げる亜衣。莉世は澪を庇うように前に出たが、多勢に無勢だった。


「大人しくしてもらおうか。痛い思いはしたくないだろう?」


 青年の合図で、複数の男たちが三人を取り囲む。逃げ場を塞がれた三人は、なす術もなく、その場で拘束されてしまった。


「離して……!」


 澪が声を上げるが、その声はむなしく夜の街に消えていくだけだった。


 連れて行かれた先は、街外れにある、使われなくなった廃工場だった。埃っぽい空気と、錆びついた機材の並ぶ薄暗い空間に、三人は冷たい床の上に座らされていた。


「さて」


 三人の前に、青年が立つ。その顔には、これまでとは違う、冷たい笑みが浮かんでいた。


「これから、少し話をさせてもらうよ。水無瀬蒼について、ね」


コメント・フォローよろしくお願いします


コメント・フォローがくると頑張れます^_^

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。