↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『アステリズム・オンライン 〜世界で唯一ゲームをラストクリアした俺、現実世界で正体を隠して無双する〜』  作者: かいばーく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/103

第六章・第九話「悠斗と亜衣の通話」



 メッセージを送ってすぐ、亜衣のスマホに着信が入った。悠斗からの通話だった。


「ねえ、莉世のことなんだけどって、どうした?」


「あ、うん。今日のカフェでさ、莉世の様子、なんか変じゃなかった?」


「変っていうか……ああ、蒼のこと気にしてた感じか」


「やっぱり悠斗くんもそう思った?」


「そりゃ気づくだろ、あんな分かりやすい態度されたら」


 悠斗がからかうように笑う声が、電話越しに聞こえてくる。亜衣も思わずくすりと笑った。


「莉世、普段はもっとクールなのに。蒼くんのことになると、ちょっと変わるんだよね」


「蒼もまあ、口では素っ気ないこと言ってるけど、莉世のこと気にかけてるっぽいしな。今日だって、真っ先に莉世を庇ってたし」


「え、そうなの?」


「ダンジョンの中でな。危ないってなったら、真っ先に莉世の前に出てた」


 亜衣はその話を聞いて、なんとなく納得したように頷いた。


「なんか、いい感じになりそうだね、あの二人」


「だな。まあ、俺らは静かに見守っとくか」


「うん。でも、たまにはちょっとくらい、背中押してあげてもいいかもね」


「おいおい、気が早いって」


 悠斗が笑いながら言うのに、亜衣も声を立てて笑った。


「とりあえず、また今度みんなで遊ぼうって話、進めていい?」


「もちろん。俺からも莉世に声かけとくわ」


 通話を終えた後、亜衣はしばらく、スマホの画面を眺めながら、小さな笑みを浮かべていた。


(莉世が誰かのこと気にするの、初めて見たかも)


 その事実が、亜衣には何だか嬉しいことのように思えた。


コメント・フォローよろしくお願いします


コメント・フォローがくると頑張れます^_^

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。