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第2章 占い師としての日々 第2話「店と運用1」

ジェイクの店の近くにある小さな一階建ての店、そこがシュンゴの占いの店となった。

しかし、客が来ない、、、。まあ、1日目だしこんなものだよな。

数日後、全く客が来ない。

手伝いに来ていたリーセも不思議な顔をしていた。

「先生、なぜ店に客が来ないの?」

シュンゴは頬を掻いた。

「うーん、実力とマーケティングかな、、、。たぶん、占いってあまりないお店の種類だし、私の実力も駆け出しだからわかりにくい。で、客が来なくなっているんだと思う。」

「それってまずいこと?」

「うん、たぶんこのままだとまずいね。だから、ちょっと何か手を考えてみるよ。」

次の日、シュンゴが用意したのは大量のチラシだった。

「このチラシで本当に客が来るの?」

「このチラシはね。占いの知識が書いてあるんだ。つまり、占いを知ることで興味を持たせる作戦だよ。これをこの街の各店に置いてもらうことで、うちにも客が来てもらえるようにするんだ。」

「でも、文字が読めない人もいる。私は読めるけど。この街の住人の半数は文字が読めない。」

「識字率は50%か、、、。ありがとう、リーセ。それでもいい方だよ。読める人が読めない人に教えればいいし、ちゃんとイラストである程度わかるように人相学や手相の知識を中心に書いているからね。」

「人相学や手相って何?チラシに書いてある情報だと手と顔の形で性格や強みがわかるって書いてあるけれど、なぜ?」

「それはね、不思議でわからないところもいっぱいあるんだけど。手と人間の思考能力の中心となる脳はある程度連動していて、それが手の皺や肉の盛り上がり、指や手のひらの形である程度わかるという仮説をもとに手相が成り立っていて、ちゃんと学んだ人はある程度見抜けるようになるんだよ。で、人相は顔の表情やパーツの大小をもとに、この人間はどういう思考パターンを得意とするのか、とかを読み解ける面白い学問なんだ。」

「ふうん、、、。先生は私のことをどういうふうに読み解いている?」

「リーセはおでこが広いし逆三角形の頭の形をしているから、典型的な思考優先タイプかなあ、、、。」

「、、、おでこが広いって言うのは余計。レディに失礼。」

「ごめんごめん。」

「さて、あとはお店に置いてもらえるか、だけど、、、。リーセも手伝ってみるかい?」

「うん、先生の占いを勉強したいし、同行する。」

「まずはジェイクさんの店からだな、、、。」

(まあ、私も元の世界ではコミュ障だったけど、やらざるを得ないよな。ええい、当たって砕けろだ!)

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