余談「妖界、来るは──」01
秋が終わり始め季節が冬に変わり始めて肌寒い夕方…陽が早く落ちくらい帰り道。
「何やってんだお前。」
「縺輔d縺溘°繧?◆縺ゅ∩繧後?縺輔◆縺セ繧?i??シ?」
急に現れた悪霊の首根っこを掴み捕らえた。
比良坂の一件以降、俺の解魔ノ瞳が長年の眠りにより錆びついていたものが本来の性能を取り戻した。
「はぁ…まぁ良い事なんだがなぁ」
嬉しいことばかりではない。
解魔ノ瞳が完全に目覚めた事により今まで以上に悪霊や妖怪なんかが見え始めた。
今までは瞳を使っていなければそこまで見えなかったが…今やそんな事は関係ない。
「お疲れ様です!」
考え事をしていると妖霊管理機構の人が現れた、俺がメガネを使った事により急いでいきてくれた様子。
「お疲れ様です、悪霊をとっ捕まえました。」
「ご協力感謝します!ではでは…」
「!!!?」
職員さんは慣れた手つきで妖術具を使い悪霊を封印し始めると悪霊は驚き声さえあげる暇もなく道具に封印されていった。
「最近多いですね。」
「そうですね…確かにコトリバコ事件以前と比べると多くはなっています。恐らくですが妖力の乱れによる可能性がありますが詳しくは調査中になります。」
「それは大変っすね。」
「いえいえ!お仕事ですから!さて…封印の安定化も完了しましたし私はこれで!」
「はい、ありがとうございました。」
職員さんに別れを告げて俺は帰路に着く、悪霊以外は特段変わりなくいつも通りだった。
「お前様…最近よう絡まれるのう。」
「コトリバコ事件…比良坂の一件から悪霊とかが活発になってるんだってよ。」
「確かに周りがざわついておるからのう」
夜天羅と夕食を取りつつ今日あった事を話題に上げて話す、彼女も変化には気がついてはいた様だ。
「う〜む…一応、札をいくつか作っておくかの」
「前のやつ?」
「いや、呪いに特化した物ではなく魔除けの札を少し作ろうと義両親様に渡そうかと思うのじゃ。」
「悪霊に取り憑かれない様にか…ありがとう」
「いつも良くしてくれてるからの!これくらいは当然じゃ。」
にゃ〜
和やかな雰囲気が流れコイスケが鳴き声をあげて早めに出した炬燵の中へ消えてゆく。
そんないつも通りの日常…
「こんばんはぁ…」




