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異世界帰還録  作者: 夜縹 空継
第四章:オーザンガール編
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第七十八録:前哨戦 三節「敵」

「夜天羅、距離はどんなもんだ?」

「そうじゃのう…八百ほどじゃな、かなりの速度でで来ておるから数秒でここへくるのじゃ。」

確かに速いな…神代のゴーレムかあの鳥の魔物か、どちらにせよ───

「先制を取りますか、ザディルさん。」

「ですね…私は飛龍へ命令を出します。」

「了解です、じゃあ夜天羅とドロシー、それにハミルトンはレーヴァテインで上空で牽制してくれ。」

「任せるのじゃ!」

「わかったー!」

「え!?ちょ、私もですか!?」


ハミルトンは自分も勘定に入っている事に動揺を隠せない…仮にも三等級、そこそこの戦力にはなるはず。

「遠くから敵の邪魔くらいできんだろ?」

「ま、まぁ」

「じゃあ頼む。」

「ほれ行くのじゃよ。」

「アヤ!アヤ!早く!」

「あぁー…」

夜天羅に引きずられながらレーヴァテインへ搭乗してすぐに上空へ。


「…にしても待っていたかの様なタイミングですね。」

「わざわざ私たちを合流させてからの襲撃…意図が見えません。」

ザディルの言う通りだ、普通なら合流前に叩くのが筋だろう…しかし状況はその逆。

「現れましたね。」

空に現れたのは大型の飛行ゴーレムが二体。

俺とザディルさんは武器を構えて戦闘に備えた。


大型飛行ゴーレムは高度を保ったまま俺たちのいる場所に差しかかる。

すると…ゴーレムの下部が開きナニカが投下された、土埃が舞う。

周りに投下されたのは────

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