第七十八録:前哨戦 二節「作戦。」
閲覧ありがとうございます。
ちょっと寝てて投稿忘れてましたね。
お、俺の皆勤賞がっ…!
これは昨日分なので今日の夜にもう一話投稿します。
「さて…と、揃いましたし作戦会議でもしましょうか。」
ザディルさんは話の流れを変え真面目な話を始める、空気が少し重くなるのを感じた。
「まず私たちはこの島からユダ遺跡を目指します、大体2時間ぐらいで到着するでしょう。」
「問題はユダ遺跡へどうやって侵入をするかです。」
「降魔礼賛が待ち構えているからですか?」
俺たちを襲ってこないのは守りを固めているからかもしれない…なら突破は面倒だろう。
「いえ…いや、その可能性もありますがユダ遺跡が特殊でして遺跡へ入るには特殊な儀式か魔道具かそれとも神の痕跡か、いずれにしても普通に侵入できません。」
「なるほどのう……ザディルどのはもちろん旦那様と二人がかりで強行突破ができんものかのう?」
確かに…夜天羅の言う通りザディルさんと俺の戦力を足したのなら大抵の物は破壊できると思う、なんならダメ押しにレーヴァテインもいる。
「恐らくは無理です、神聖防御くらないならどうとでもなりますが…そうではありません。」
ザディルさんは首を横に振り話を続けた、この戦力でも破壊が不可能な代物か。
「なにか…神代の技術ですか?」
「えぇ…失われた魔法技術である"ロストマジック"が使用されています。」
失われたか技術か…それも魔法とくれば俺は専門外、厄介な物だ。
「名を"ハレルヤ・ゴスペル"外部の侵入を防ぎ清らかな者たちの楽園……教会の最高峰魔法です。」
「!?」
俺と夜天羅それにハミルトンまでもが驚愕をしてしまう…ここで教会の名前が出てくるか!
「疑ってはいましたが…まさか本当に?」
ハミルトンは懐疑的な反応をしつつもどこか納得をしていた、しかし俺たちにとってはまさに青天の霹靂。
「教会の聖地と呼ばれる場所にいるのです、関わりがないと言うには無理があるでしょう…実際にとある教皇が最近ユダ遺跡の中へ入ってますからね。」
教会の目を盗み隠れていた可能性が消えた…いままで別と思っていた組織に繋がりが見えた。
「……色々と聞きたいですがそ────」
「待つのじゃ、何か来るのじゃ。」
夜天羅が一点の方角を見て何者かの接近を知らせた。十中八九、相手は降魔礼賛だ。
空気が一気に変わりピリつく、俺たちはすぐに臨戦態勢になる。




