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悪魔の裏庭で遭いましょう

 やっぱり何もかもきりがない。わかっている、わかっているさ。それでも何事もなかったように振る舞ってやるともさ。踊り続けてやろう。踊るアホウに見るアホウ。おれは踊りながら、見定めてやる。すべてがアホくさく虚構じみているが、その中に潜むリアリティってやつを生け捕って解剖して、パーツパーツに分けて隔てて、ご開帳だ。興味深いがどうでもいい、こんなゲームの中にあっては各々がプレイヤーであり観客なんだ。恣意的な判定を繰り返すアンパイヤ。すっかりしょぼくれちまったエンパイア。おれたちゃ振りまわされるだけの存在だ。ルールブックなんぞまるで機能しちゃいない。そもそもそんなものがあるのかどうかも怪しいもんだ。そちらさんがメチャクチャやるんなら、こっちはあくまでも真っ当にやるべきなのに、愚かなチームメイトはいつだって最悪の脅威なんだ。まったく、どいつもこいつも気に喰わないね。わかっている。わかっているんだよ。それでも何事もなかったように。そいつがきっと正解だ。だが、そろそろ……。違うかい、兄弟。そこんところはどうなんだい? そろそろみんなキレちまっても、おかしかないんじゃないかい?


 ファック野郎どもはこの暑さにも負けずに相も変わらず元気いっぱいだ。悪意ってのは滋養に満ちているのかもしれないな。無差別爆撃よろしく差別のミサイルをあっちこっちに撃ち込みキャッホウ、社会の闇を暴いているんだ! そう息巻いちゃいるが、おまえらの息、めっちゃ臭えよ。まずはハミガキから覚えてみたらどうだ。それが済んだら腹を掻っ捌いて、腹の底に溜まりに溜まった腐れたモノをデトックスしてくれ。それも済んだら、一列に並べ。順番におまえらの顔を肘で切り刻んでやる。おまえらだって、そろそろ痛みってやつを知る頃合いだろう。いつまでも痛みを恐れて逃げ回っていたって何も解決しやせんぜ。たまには安全圏から外に出てみよう。サヴァイヴァーたちが心身を削っている風景をその目に焼き付けやがれファック野郎ども。

 結局のところ、ファッキンゴミクズどもが生まれてきたのは、おれの加虐欲求を満たすためなのだと言えなくもない。そういう意味においては役立たずのブルシット連中にも幾ばくかの価値があると認めざるを得ないと言えなくもないと言うのは言い過ぎだろうか? しかし、その理屈が通ってしまえば、連中の理屈も通ることになってしまうわけだが、そのあたりのことはどう考えておられるのか。

 正直なところ何も考えていない。考える必要もない。クソッタレ連中は叩き潰されるために生まれてきたのだ。その考えを改めるつもりはない。暴力には暴力で対抗だ。ただ、やり方には拘りたいね。連中のような陰湿で嫌ったらしい暴力ではなく、激烈で残虐で目の覚めるような暴力をお見舞いしてやりたい。なにしろおれはとてもムカついてるんだ。


 でもね。どんなにムカついていようが、なにを語ろうが、どれだけ汚い言葉を並べようが、どうせ文章は虚ろな穴へと帰するわけで、おれだってなにもマジに暴力を振るってやろうとこんなものを書いているわけでもなく、たとえマジだとしたって、すべては形式上の話なのです。文章という形式に則っている以上は、クソ野郎の1ツイート、いまはポストでしたっけ、の威力には到底かなわないのです。それはどういうことなのだろう? などと考えるまでもなく、私の書く文章には私の美意識がどうしても入り込んでしまいます。クソ野郎の扱う言葉には美意識などあるはずもありません。あってたまるか。剥き出しの暴力と、デコレートして作品然と澄ましている暴力。どちらが人の心を抉り傷つけるかは考えるまでもありませんね。

 ですから、文章などを書くよりもまず、行動あるのみなのです。しかし、困ったことに公然と連中に攻撃を加えるとキチガイは私の方になってしまいます。たとえば家族と一緒にいる時に、近くに明らかなヘイト野郎がいたとしますね。ぼくが天涯孤独で何のしがらみもなければ、躊躇せずにそいつをしばき倒してやりますが、家族の目が行き届いている場所ではそういうわけにもいきませんね。口頭での注意ですら、嫌がられかねませんからね。そういったディレンマですよね。ぼくを苦しめているのは。なにかいい方法ありませんかね。どうにかしてクリティカルな一撃を喰らわせてやりたいのですがね。


 そして話は変わるが、摩天楼の少年がなんだかめっちゃ変な読まれ方をしている。ここ何日か時間帯関係なしにほぼ一日中読まれているのだ。こんなことは今までなかった。この現象をなんか知らんが監視されていると見るか、一日中おれのことを考えている熱狂的なファンが発生したと見るか、おれならもちろん後者で、やっぱりわかる人にはわかってしまうんだよなぁ~、と照れくさそうに頭をポリポリ掻いている最中です。

 しかし、このアクセス解析というやつはおもしろいもので、伸びたり引っ込んだり消えたり現れたり、眺めていると飽きないというか、顕微鏡で微生物を観察しているような気分になるというか、ひとつの宇宙の星の生き死にを見ているような不可思議な諸行無常を感じるわけだが、この水色の線もまた、見知らぬ誰かの生命の瞬きなのであって、上空を飛ぶ飛行機の影に、あの中には何人もの人間が乗っているのだと考えると股間のあたりがムズムズするような、そういうわけのわからなさに不安を覚えて思わずガムシャラに走り出すと、人の気配のない森の中に迷い込んでしまって、息を整えながら足を止めれば、やわらかな木漏れ日と心地よい土の匂い、耳に飛び込んでくる野鳥のさえずりや蝉の合唱に、生命というものがあるということの悦びをしっかりと噛みしめれば、自然と心も落ち着きを見せ始め、なにか自分は得がたい経験をしているような気になるわけだが、そのすぐ後に自分が藪蚊の格好の獲物になっていることが判明し、身体中をぴしゃりぴしゃりと打ちながら這々の体で逃げ出す……そういった趣があるね。


 実を言うとそろそろ摩天楼の少年も店じまいを考えているのであるが、というのもおそらく少年が夏休みに入ってしまったからで、ここ最近は彼からのメッセージがとんと途絶えているのだった。まあそれならそれで、おれが好き勝手に書くだけなのだが、そろそろいい加減タイトルに偽りありと看做されても仕方のない状態であり、おれだってそういう作家的良心のようなものをきちんと持ち合わせているんだ。

 そして真・女神転生VVだが、気まぐれでハードで始めてみたら、もう敵が強い強い。序盤からヒイヒイ言いながらダアトを駆けずっているのだが、ちょっと異次元に楽しいね、これは。おれはオリジナルもプレイしているのだが、その時はあんまりピンと来なかったというか、途中で飽きてやめてしまったのだけど、それはきっと難易度ノーマルだったからだな。

 おそらく開発側の想定している難易度はハードなんだろうな。マガツヒスキルなど、ノーマルでは過剰だったシステムがたいへん上手く機能していて、ありとあらゆる手を使って死線をくぐり抜けたり、抜け切れずに蹂躙されたり、ただ弱点を突いていればそれでヨシってわけでもなくなった戦闘には心を燃やさずにはいられないね。これは悪魔合体にもスキルの取捨選択にも気合いを入れざるを得ないでしょう。適当でやってたら死んじまうぜ。

 そんな毎日だ。またゲームについて書いてしまった。もう小説書く気がなくなってるね。まあいいじゃないか。おれがなにをどう書こうと。誰が構うものかね。

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