表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/25

新たな人生の始まり

前の人生に未練はなかった。

受験に失敗したし、毎日がつまらない作業の繰り返しだったし。

なんどもやり直したいと思ったし、人生のリセットボタンを探したりもした。


実際にリセットされるとこんなにテンパるんだな……




2,3年が経ち、おおよそのことが整理できた。


まず初めに、この世界は数や時間、そして文明、その他諸々の考え方が地球とほとんど同じだった。

しかし一つだけ違うことがあった。"科学"の概念が"魔"の概念に代わっていたのだ。

魔法が当たり前のように存在し、魔物や魔族なんかもいるらしい。火をつけるのにも魔法で一発。奥さん超便利ですよ。


そして次に、俺が転生した家についてだが、あまり階位が高くないみたいだ。

この国の階級制度は、王、それを守護する3騎士、3神聖と呼ばれる聖職者の一族、その他諸々の貴族の順に身分が高い。うちは一応ブレードル家と呼ばれる貴族階級なのだが、一度没落していてもはやただの市民となにも変わらないらしい。


母親の名はラーティア・ブレードル。35歳なのだがそれに反して非常に若く見える。俺を産む前は魔術師として著名だったとか。


父親の名はシャナル・ブレードル。かなりのイケメン!というわけでもなくそこそこイケメンって感じ。普段は大雑把なのだが剣技と魔法、両方扱える優秀な人材。


くそ!早く魔法を覚えたい!!!

俺は前の世界を諦め、この世界を全力で楽しむことにしたのだが、いかんせん幼すぎた…

自分一じゃ何も出来ないし、どうしてもっと育った時に生まれ変わらなかったんだよ!


魔法を使うには詠唱が必要なのだ。

没落したとはいえ、元貴族。まだ価値はあまりわからないが魔術書なんかも普通に本棚に置いてある。

しかし赤ん坊の立場からすると本棚はエベレストに見えるのだ。この間やっと立って歩けるようになったばかりなのにこれは辛い。


もう一つの俺の進化、それはこの世界の言語を話せるようになったことだ!!これは人類にとってはただの一歩かもしれない。が、俺からするとかなりの成長なのだ!

なぜなら話せさえすれば親の詠唱を真似て魔法を発言することができるからだ!


そうと決まれば即実践だ!


「ラスタったらまた考え事してる!本当に可愛いんだから!!」


「将来はよい知将になるに違いないな!ははははは」


「もう!ラスタは学者にさせるんですから!戦争なんて危険な場所に送り出させませんよ!」


「そうだな!ははは」


親は俺に対して激甘である………


そういえば俺の転生後の名前はラスタ・ブレードルである。神様の名前からとったらしいのだが、その辺はまだよくわからない。


「おかぁさん。まほううって!まほー!!」


舌足らずなのは愛嬌だ!


「しょうがないわね〜1回だけよ」


甘すぎる……


「≪火炎(ファイア)≫」


するとお母さんの人差し指に小さい炎が点火した。


「キャッキャキャッキャ」


俺は無邪気に喜んだ。だって凄いんだもんしょうがないでしょ!


「はははは!ラスタは本当に魔法が好きなんだな!将来はよい魔術師になるに違いない!!」


「いいえ、ラスタは学者になるんだから!」


「おおっとそうだったな!うっかりしてた」


またこの会話か…無限ループじゃないのかこれ?

しかしこれで俺にも魔法が使える!!俺は嬉しさのあまり凄い速さで部屋に戻った。



日をまたいでしまった……


あらすじの

異世界に転生

の部分を

異世界にラスタ・ブレードルとして転生

に変更しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ