表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人外っぽい少女、人外になる。  作者: 倉石 雨


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/253

27.統一王国統合参謀本部

非ソフィア視点

登場人物

1.ラインハルト・フォン・ベック統一王国軍元帥(統合参謀本部総長兼、統一王国軍参謀総長)

2.ルドルフ・シュタウフェンベルク国民軍上級大将(統合参謀本部次長兼、国内軍総司令官)

3.アドルフ・ミュラー統一王国軍大佐

4.ヨーゼフ・エアハルト統一王国軍准将

5.ベルナルド・キンメル国内軍中佐

6.キルリッヒ・マイヤー国内軍少将

「ノイエ王国の宣戦布告予測時間まであと7日となりました」


「もうそろそろ西部方面管区内の予備役に招集をかけることとしよう。流石にここまで無防備を装えば無事に誘引できるはず…ミュラー大佐、招集命令を出せ」


「はい閣下」


「国民軍の方はどうだ。シュタウフェンベルク」


「ああ、ベック。我々は西部、東部方面両管区に指示を出して、被害予測が出てるカレブルク周辺の市民を順次東部へ疎開させてるよ」


「順調だな。焦土作戦指示の方は?」


「既に出した。予測の4日前に焼き始める予定だ」


「敵さんは驚くだろうな。攻め込んでも何も略奪できない」


「この時代に略奪中心の兵站なんて有り得んだろう?」


「いや、シュタウフェンベルク…それは常識的に過ぎるぞ。あいつらは準文明国だ。まともな兵站があるかも怪しい」


「その件で1つ、閣下」


「なんだエアハルト准将」


「対外諜報部の報告によると、奴ら、羊や山羊を引き連れるのだそうです」


「ふむ…なんというか…悲しくなってくるな?なんで統制の取れた兵站構造すら構築せず、こちらを攻められると考えるのか」


「そんな奴らのために家を焼かれる国民が不憫だな」


「まったくだ。きっちり併合して、敵さんの首脳陣に責任を取ってもらわんとな」


「シュタウフェンベルク上級大将閣下。新たな報告をお持ちいたしました」


「すまんな。ありがとう」


「疎開状況の報告か?」


「そうだ。56%が既に家を出て、移動を開始しているらしい」


「残り44%か」


「間に合うだろう。最悪、焦土作戦用の第1、第7旅団を割く」


「その分の部隊穴埋めは手伝うぞ」


「それはありがたい。報道に統一王国軍が国民の盾として活躍している旨を垂れ込まんとな」


「ハッハッハ!その件はどうか頼むよ」


「で、疎開先の東部だと動かせる戦力が多い。第20旅団、第23旅団なんかも緊急動員は可能だ」


「ふむ…なら東部への疎開は簡単に終わらせられるということか?」


「いや、住宅が確保できていないから実はかなりきつい」


「現状どんな感じなんだ」


「泣く泣く一部治安維持部隊を動員して宿舎もどきを複数の都市の郊外に建ててるさ」


「ハッハッハ!国民の保護者らしいな!救援はいるか?」


「今は1人でも多く欲しいな」


「わかった。東部方面司令部に命令を出しておく」


「ありがたい」


「なに、お互い様だ。この戦争、ヘマやらかさないよう頑張るぞ」


「ああ、もちろん」


「会話の途中、失礼します。シュタウフェンベルク上級大将閣下」


「お、諜報情報か。ありがとう。ボック、これを見てくれ」


「なんだ」


「敵方の"英雄"《碧眼の魔女》の情報だ」


「ふむ…氷魔法…」


「まるで『雪原の王女』だな」


「そうだな。ただあまり強そうには見えん」


「確かに…あまり実戦は経験していないようだな。しかし油断は禁物だ。全力でいくぞ」


「もちろんだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ