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超世界  作者: ぶー
現世
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4/8

臭い

七月二十七日。あんまり暑くないな。ちなみに隣のデブは汗だくで臭い。離れろ、頼む。


「な、なぁ。駿。」

「なんだぁ?」

「お前、風呂ちゃんと毎日入ってる?」

「入ってない。」


はぁ。臭い。


「なぁ、臭いぞ。」

「黙れ!」

「ウェッ。」


びびったぁ。こいつこういうところあるよなぁ。こんな臭い通学路は嫌だ。


「そういえば今日プールだけど道具持ってきた?」

「もちろん。」

「僕お前とプール入りたくないわ。」

「そんなこというなよぉ。」


仕方ないだろ、臭いんだから。


プールの時間。体育の教師が笛を咥えて指示を出している。隣のデブは当たり前のように勃起している。しね、しんでくれ。

 僕は泳ぎが得意ではない。平泳ぎしか出来ないのだ。クロールは息継ぎが出来ないしバタフライは体の動かし方がわからない。

 隣のデブはプールの真ん中の方で溺れかけている。仕方ないので肩を掴んで助ける。


「大丈夫か?」

「ゲホッゲホッ。大丈夫ぅ。」

「じゃあ早く行け。」

「高斗きつい~。」


遅いし臭い。

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