表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超世界  作者: ぶー
現世
PR
3/8

我慢

中野はあまり頭が良くないらしい。てか同じ匂いとか思った自分はなんなんだ?まぁいい。

 その日は教科書を配りちょっとした授業を終えて終わった。


 結局僕に中野以外の友達はできなかった。先生からお願いされ中野と一緒に帰ることになった。


「なぁ、お前家どこ?」

「ん。」


中野は空に向かって指を指した。


「あっそ。」


呆れた。そうだった、こいつはおかしいやつだった。

 それからも中野に質問を投げかけてもたまにちゃんと回答するくらいで全然会話にならない。そろそろキレそう。我慢、我慢。


「僕ここだから、じゃ。」

「うん。」


疲れた、精神が疲れた気がする。二階に上がりバッグを投げベッドにダイブする。

 まだ入学して一週間も経ってないのにこれだよ、はぁ。


それから三ヶ月、僕は中野以外の友達は全くできずいつしか天田と中野はずっと一緒のようなレッテルが貼られていた。もうそれでいいや。


「駿。」

「なに?」

「お前って僕以外に友達いる?」


こんなやつにいないだろ。どうせ。


「いるよぉ。」

「へぇ。意外~。」


嘘だろうな。ここ三ヶ月でこいつの扱いにはだいぶ慣れた。


「じゃあよ、ここに連れてきてよ。」

「えぇ、無理だよぉ。」

「あー、休みでも良いぞ。」

「いつでも無理ぃ。」


なんだこいつ。もしかして遠くに居る、とかかな。すこし意地悪してみるか。


「じゃあさ、そいつって今どこにいる?」

「超世界。」

「もういいや。」


ぶん殴りたい。こいつそろそろ本気で怒るぞ?グッと堪えて我慢我慢。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ