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超世界  作者: ぶー
現世
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2/8

高校生

ついにグタグタ中学生三年生を楽しんでいたら高校生になってしまった。親友とは学力が合わなく離れ離れ。ずっと合えないわけじゃないが合う回数は減った。


入学式に高校の校長らしき男がマイクの前に立ちなにか言っている。聞くつもりはない。

 そのままボケーっとしてると校長の話しは終わった。唐突に終わったもんだから起立が二秒ほど遅れた気がしたがたぶん大丈夫。


偉そうな人たちがまたマイクの前に立つ。こちらも聞くつもりはない。


クラスにみんなで戻る。中学の時とはまたちょっと違った空気だ。

 入学式の日は早めに帰れるらしい。ここで友達を作らねば終わり。帰りの挨拶を終え僕はとりあえず隣の人に話しかけようとして勇気が出ずに帰った。まぁ初日だし?どうせみんなもまだ友達できてないだろうし?


次の日学校に行くとちょこちょこ話をしているやつらはいるがたぶん同中だ。頼むからそうであれ。

 そこで僕はクラスの端の方で筆箱を机に叩きつけている頭のおかしそうなデブに話しかけることにした。こいつとは同じ匂いがする。


「ねぇ、君。」

「なんだぁ?」


やべ、友達ってどうやって作るんだっけ。


「ぼ、僕と友達にならない?」

「……」


失敗か?


「いいぜぇ。今日から友達な。」


成功らしい。


「お、ありがと。意外とノリ軽いな。」

「まぁな。」

「そういえば名前聞いてなかったな。僕は天田高斗。君は?」


いいぞ、僕。自然に名前を聞ける。


「俺は中野駿だぁ。よろしく。」

「駿、ね。よろしく。」


とりあえず友達一人目。筆箱を机に叩きつけるような異常者だがまぁ悪いやつじゃなさそうだ。


「で、さっきからなにやってんだ?」

「これかぁ?」


筆箱を見せてきた。


「おう、それだよ。なんで机に叩きつけてんだ?」

「こうするとよぉ、来るんだよぉ。」

「はぁ?」


大丈夫かこいつ。


「こうすると、来るって言ってるだろ!!」


急に大声を出して暴れやがった。クラスの視線が中野に集まる。


「おい!なにやってんだ!」


誰かが呼んだのか、先生が走って教室の扉を勢い良く開けた。そして僕は静かに自分の席に戻った。失敗らしい。


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