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第十五話 『復讐の行く末』




 志賀は激昂(げきこう)しながら『焦(こがれ)』に詰め寄る。


 復讐の対象を失い、只人としての限界を思い知らされた志賀は、救われた命で宮に報い、自分のような『不幸』な者を少しでも減らすために神人となった。

 その決意の出発点となった怨敵が、よりにもよって今も尚、生きている。志賀には、その事実を許すことなど出来なかった。


「し、志賀! 待ってくれ! 落ち着いてくれ!」

「落ち着いていられるか! 俺がどんな気持ちで復讐を諦めたと思っているんだ!」


 志賀は自分の中の『悪』の部分を曝け出すことも構わず、『焦』の肩を揺らす。

 只ならぬ状況に、事情を知らない禄助は狼狽(うろた)えることしか出来ない。


「『宮』様を出せ! 主人格の『宮』様なら、ある程度自由に出て来られる筈だろ!」

「うぅ……。分かったよ……」


 そう言うと、『焦』は一瞬電撃が走ったように身体が跳ねると、髪や衣装の色が、赤系色から純白へと変化していく。『宮』へと人格変更したのだ。


「し、志賀くん……」

「出せ」

「……っ」

「生きているんだろ、利根 煬大。早く出せッ!」


 志賀に言われるがまま、『宮』は『星触』の『筒』を出現させる。

 そして、禄助と同じように、一人の男が姿を現す。


「……ッ!!!」


 気取ったような鍔広帽に小洒落た欧風の衣装、腰には既に弾切れした拳銃――。

 それは、紛れもなく志賀の怨敵、利根 煬大であった――。


「――アッ――……」


 その男――煬大は、志賀の顔を一目見る。神人となったことで顔の傷は消え、以前とは多少印象も変わっていたが、その少年は間違いなく、あの日復讐を果たしに来た少年だった。


 煬大は、声もまともに上げられないまま、額を床に擦り付ける。

 洗脳した只人の『部下』を玩具のように扱っていた男からは想像も出来ない態度であった。


 ――しかし、その態度が逆に志賀の逆鱗に触れる。


「――……。……何だよ……。何なんだよお前はァ!!! 今更、真人間にでもなったつもりかよ!!! この十年間どれだけ俺がテメェを恨んで恨んで恨んで恨み続けたか分かってんのか!!? お前に故郷を焼かれて――、文字通り消し炭にされた家族や町の皆を見せられて、そこから国を逃げ出しても、ずっと只人の命を人質に悪事を続けていたと知った俺の怒りが――俺達の怒りが分かってんのか!!? 何を今更、反省してますって面してんだよ!!!」


 志賀は『宮』の制止を無視して煬大を蹴り上げる。


 積年の恨みはこの程度で晴れることはない。


 復讐を忘れて、他の『不幸』な者達を少しでも救えるような人物になろう。

 そう考えていた志賀であったが、実際に怨敵が生きて目の前に存在している事実を前に冷静でいられる程、彼はお人好しではなかった。


 騒ぎを聞きつけた縁や夢、使用人達が集まるが、志賀は周囲を気にする余裕はない。



「利根 煬大ッ!!! 今すぐ、俺ともう一度戦えッ!!!」


 怒りを抑え切れない志賀は、煬大を訓練場に引き摺っていく。

 煬大は無言のまま抵抗することなくされるがままとなっていた。



 ◇◇◇◇◆



 訓練場には、志賀、煬大、『宮』、縁、そして、禄助が入場していた。

 縁は志賀がやり過ぎないように止めに入る役目として来ている。


 志賀は、既に巫傘・凍雲(イテグモ)を構えて臨戦態勢であった。

 志賀と煬大――。二人の間にはあの日の再現をするかのように雑多に机が並べられている。



「――彼が、あの皇国での標的でしたか。……そして、志賀さんの怨敵でもあると」

「うん……」


 縁は志賀の心を読むまでもなく、その男が彼の怨敵であることを理解した。

 志賀は試合形式を取っていることすら不思議なほど、血走った目で怨敵を睨みつける。


「何故生かしたんですか? 確かに、宮様は復讐はお嫌いだったと思いますが、悪人を野放しにするほどの博愛主義ではなかった筈です」

「……何でだろうね。あの時、この人をそのまま殺すのは勿体ないと思っちゃったんだ」

「……。成程」


 縁はどこか納得した様子で志賀の方に向き直る。


「――煬大くんの銃弾は補充済み、魂の復元時に霊器が壊れちゃったからボクの持っている訓練用の霊器を貸し出す――、これで良い?」

「あの日が再現できれば何でもいい! 早く始めてくれ! ――人格が矯正されているからって舐めた戦い方するなよ」


 志賀は煬大に釘を刺すように言う。


 ――この戦いに意味はない。

 しかし、怨敵が目の前でのうのうと生きている。それだけで志賀は耐えられなかった。


 人格が矯正された男は、本来は持つ筈もなかった罪の意識に塗りつぶされそうになりながらも、ここで少年に応えないことは更なる罪であると思い、震える手で銃を構える。


 数秒の沈黙の後――、『宮』が手を挙げた。


「――はじめっ!」


 直後、志賀は巫傘を展開しつつ机の影に移動する。

 あの日と同じように傘の布で身を隠しながら自身の攻撃が届く距離までにじり寄ろうという算段だ。


 ――しかし。


(え……?)


 煬大の銃口の追従が遅い。


(……こんなに、遅かったのか?)


 神人に成ってから見た怨敵の動きはあまりにも緩慢であった。

 決して手を抜いている訳ではない。人格矯正前以上に真剣な表情で志賀の姿を追おうとするが、追い付けてはいない。


(それなら……!)


 志賀は、回避を止めて前方へと飛び出す。

 『凍雲』の白銀の穂先が閃き、一直線に伸びて行く。


 狙うは煬大の心臓。あの日、『銀の杭』で怨敵の胸を突き刺した際には偽装された革製の血袋を貫くに留まった、只人の力では決して届かない神人の身体。

 あの日の、命に代えても殺したかった怨敵とはもはや別人なのかも知れない。それでも、志賀はその男の心臓に刃が届くことを想像し、全身の血が沸き立つ。


「死ねッ!!!!!」


 ――直後、志賀の『銀の杭』は煬大の心臓へと深々と突き刺さる。


「ぐぼおォォォ!!!」


 そして、煬大は断末魔の悲鳴を上げながら崩れ落ち、肉体は即座に光の粒子となって崩れ、魂だけを残して消えていく。

 ――勝負は決した。


「――わ、わぁ! おめでとう!」

「――まだだッ!」


 志賀は拍手をしようとする『宮』達を遮る。


「これで怒りが収まると思うなッ! 『宮』様、すぐにコイツを再生させろ! もう一度殺すッ!!!」


 志賀の怒りは収まらない。


 家族も、町の皆も、全てこの男に殺されてしまったのだ。

 そして、神人が仮に死亡させても再生できる生物であると分かった以上、一回殺しただけで満足など出来る筈もなかった。



 ◇◇◇◆◇



 志賀は、『宮』に煬大を再生させる度に、即座に試合開始位置に引き摺り出す。


 二度目――。志賀の巫傘の突撃が目から脳天を貫く。


 三度目――。煬大の銃撃を全て巫傘で防ぎ切り、完全に無力化して殴り殺す。


 四度目――。もはや、開始線から動かずに巫傘から迸る細氷で削り殺す。



 ――そして、五度目の再生を待つ今に至る。

 既に訓練場の時計は十二時を回り始めていた。



「……悪い、アイツがここまであの男に執着する理由は何なんだ?」


 禄助は縁に向けておずおずと尋ねる。

 あまりにも恐ろしい剣幕に、ここまで声を出すことも出来なかった。


「彼の名前は、雪風 志賀さん。出身は真鐵国――、その外縁区と聞きます。私もあまり詳しいことは存じませんが、幼い頃に、あの男の手によって故郷を焼かれたそうです。その際に、家族を含めた町の方々全員が焼き尽くされたのだと聞きます」

「そ、そんなことが……」


 神人は本来、只人を殺すことに強い忌避感を覚える。

 そんな存在がどうして大量虐殺を成し遂げられたのかは分からない。


「……それだけではなく、各地を転々としている中で、魔獣災害や流行り病で次々と親しい人々が亡くなっていくのを目の当たりにしたそうです」

「……」


 禄助は志賀の方に向き直る。

 どれだけの恨みが込められているのだろうか。彼の瞳からは未だに憎悪の炎が消えていない。


「なんだよ……」


 禄助はその目を見て、顔を伏せる。


「――オマエの方がよっぽど不幸じゃねぇか……」



 そうしている間にも煬大の再生が終わる。


 再び開始位置に辿り着き、相対すると、『宮』は合図の準備に入る。



「はじ――」


 『宮』が腕を挙げた次の瞬間。志賀の巫傘が煬大の心臓を貫く。

 煬大は声を上げる間もなく、霧散する。


「……」


 それを見届けた後、志賀の表情に陰りが見えた。


「……再生、してくれ」


 志賀は煬大の魂を雑に『宮』へと受け渡す。

 しかし、再生している様子すら憎悪の眼差しを向けていた筈の志賀は床に座り込み、背を向ける。


「……もう、良いの?」

「あぁ……」


 志賀は殯屋の帽子を床に投げ捨て、頭を掻き毟(むし)る。


「……なんだよ」


 そう、吐き捨てるように言うと、地面に拳を叩き付ける。


「なんで、こんなに弱いんだよ……ッ!」



 ――志賀は、復讐に満足した訳ではなかった。


 殺せるのであれば何度でも、目が合う度に殺したいほどの相手であることには変わりがなかった。

 しかし、それ以上にかつての怨敵が――、十年近く只人として研鑽(けんさん)を重ねても手が届かなかった神人が、同じ土俵に立っただけでいとも容易く斃せてしまったのだ。


 利根 煬大は神人としてはあまりにも弱すぎる。


 この男が、あの日まで生き永らえて来たのは、只人を殺せる権能を以って人質に取っていた『だけ』に他ならない。


 神人には本来、只人を害することが出来ない。それは、間接的な意味であっても同様である。そのことに目を付けた煬大は『神人が自分に手を出せば、坂郎会に属する只人達を殺す』という方法で神人の追跡から逃れていたのだ。



「……どこか望んでいたんだよ」


 志賀は俯きながら呟く。


「坂郎会の首領――、利根 煬大はあまりにも強大であり、誰も手を出すことも出来ない危険な存在なんだって……」


 志賀は拳を強く握り締める。殯屋の黒い手袋が千切れんばかりの音を鳴らす。


「最強の神人の宮様くらいじゃないと手も足も出ない化け物だって……ッ!」


 もう一度、志賀は拳を地面に打ち付ける。


「何で……こんなに弱いんだよ……」


 十二時の鐘が鳴る。

 宮の身体は即座に『偲(しのぶ)』に変わろうとするが、『宮』は押し留める。


「――ごめんね」

「『宮』様が謝ることじゃないです。すいません。こんな茶番に付き合わせてしまって……」


 志賀はその場から立ち上がることが出来ない。

 十年越しの真実はあまりにもくだらないものであった。



(『宮』様は恐らく、利根 煬大を赦すために善性を植え付けてまで生かした訳ではないのでしょう)


 縁は『宮』と志賀の様子を見ながら頭の中で呟く。


(恐らくは、志賀さんが神人に成るための導線と、罪人が自身の罪を自覚しないまま処刑されることを許せない潔癖さによるもの――)


 幼い外見の少女は、座り込む少年を優しく抱きしめて慰める。


 感動的にも見える光景を他所に、縁は背筋が寒くなる思いで見ていた。


(そして、それを自覚なく行っているところが末恐ろしいですね)



 その後、煬大は蘇生されたが、志賀は訓練場を後にした。

 しかし、志賀はかつての怨敵の顔をもはや一瞥(いちべつ)することすらなかった――。



 ◇◇◇◆◆



 時間は既に深夜の一時――。志賀達は非常に遅い夕食を摂る。

 食堂では、使用人達が冷たい料理を志賀達の前に並べる。


 侃(ただし)は温かい食事を出すつもりであったが、眠る前の夢から厳しく禁じられてしまったのだった。


「……申し訳ございません。頭を冷やせとのことです」

「す、すいません」


 出された食事を前に志賀はようやく自らの行為を振り返る。

 個人的な感情で暴走した上に宮の要望とは言え居候の身で屋敷の人間に多大な迷惑を掛けてしまっていたのだった。


 当て付けのように――否、明確な当て付けとして夢が作った料理は、温かくなければ美味しくない物ばかりであった。冷たくても美味しいと言えるものは精々志賀の嫌いな納豆程度である。


 志賀の傍には使用人の七星(ななせ)が来て、そのまんまるな目で食事の様子を監視していた。


「完食しないと明日から馬小屋です?」

「うっ……、それも夢様が?」

「いいえ? 私です?」

(そ、相当怒ってらっしゃる!?)


 くりくりな目と疑問形の口調で分かりにくいが、七星は志賀に対して怒っている。


 屋敷の当主である夢とその妹の宮と共に食卓を囲むことが許され、家族同然の生活をさせて貰っている三人娘達にとって、自分の都合で姉妹の生活を邪魔した志賀の行為は許されないことであった。


「……そうだな。俺は、自分のことしか考えていなかった」


 志賀は深く反省する。


 当然、騙す意図はなかったとしても、結果的に志賀の怨敵を匿っていた宮の責任は重い。

 しかし、それで屋敷の無関係な人間まで不快にさせて良い道理はない。


「――成程、こういう所が『悪』に分類される所以(ゆえん)か……」

「志賀くんは――あば、悪くないよ。元はボクが隠して――あば、たのが悪――あば」


 『宮』の身体は時々紫色の光と共に跳ねる。

 どうやら、『偲』が無理矢理出てこようとしているらしい。


「……すいません、『偲』様もうちょっと我慢してください」

「――あばば。――あ、止まった。うん、ごめんね……」


 『宮』は自分の頭を撫でる。

 他の人格に対して謝りたい場合は自分の頭を撫でるようだ。


「志賀殿は反省が必要ですが、反省し過ぎる必要もありません! 例え私が同じ状況になったとしても、怒っていたと思います!」

「砂袋――、じゃなくて、煬大殿は今後も屋敷に居ると思うので、気が向いたらにすべき……」


 反省している志賀の様子を見て、九曜(くよ)と三光(みつみ)も志賀を赦すことにした。


「砂袋――、はは、今は見るのも嫌だよ」


 そう言いながら、絶妙に不味い温度の羹(あつもの)を飲み干す。


「……うん、冷めてても美味しい」

「やせ我慢……?」

「いや、美味しいよ。今の俺の立場が良く分かった。『生前』の俺に見せたら嫉妬されるくらいには俺は幸せ者だ」


 反省を促すための冷たい羹。しかし、その中には確かに夢の真心が込められていた。


「……。また、自分のことだけ考えてるって思われたら悪いけど、利根 煬大と神人の身で戦えたのは良かったよ。多分、あの日あのまま本当に宮様に奴を『喰われて』消滅したんだったら、どこかで心が耐え切れなかったと思う」


 志賀の表情は神人になって尚、どこか険しいものがあった。

 しかし、今日、『本物』とは言えないものの、怨敵を自らの手で殺すことが出来たことで、憑き物が落ちたように穏やかな表情へと変わっていた。


「……そういえば、まだ『宮様』って呼んでくれるんだね」


 宮は、煬大が生きていることを知った志賀が激昂した時点で、決別すら覚悟していた。

 しかし、志賀は怒りの中でも『宮様』と言う呼び方は変えなかった。


「――当り前じゃないですか」


 志賀はふぅっ、と溜息を吐いてから宮の方を向き直る。


「――貴女は何があったとしても、俺の命の恩人には変わりません」


 『銀の杭』が届かなかったあの日。

 復讐のためだけに生きてきた志賀の人生は終わったのだ。


 煬大に殺される所も、皇国に密入国の罪で処刑されることも、防いだのは全て宮が手を回したからであった。


 神人と成る前夜、夜桜が咲き誇る美しい景色の中で、その恩人に必要とされていることを知った時、志賀はこれからの生をこの少女に捧げると決めていた。


 確かに、煬大が生きていることを宮が志賀に隠していたのは、許し難いことであった。

 しかし、志賀は第二の人生を与えてくれた宮を心の底から憎むことなど出来ようもなかった。


「騙してごめんね。凄く悪いことをしちゃってたことに気付かなくてごめんね。これからは、もっと考えて行動するから――」

「――惨めったらしく、過去の清算をしただけです。宮様は宮様のままでいてください」



 過去を断ち切れた訳ではない。

 志賀の復讐は完全に成し遂げられることのないまま、善性を植え付けられた怨敵と、そのあまりにも矮小な実像を知ることで終わりを迎えた。

 それでも、これでようやく志賀は前を向くことが出来たのだ。



 既にこの場所は十分に温かい。

 凍て付いた志賀の心の中を溶かすために焚(く)べられていた復讐の薪(たきぎ)は、もう必要はないようだ。




<利根(とね) 煬大(ようだい)>

[個人情報]

 種族:神人/性別:男神/身長:五尺九寸八分(一八一二粍)

 所属:葦野国/登録:未登録

 眷属:蛇/神力色:青紫

 趣味:十柱戯

 好物:女(人)/金・煙草(物)/酒(食)

 苦手:家族(人)/麦餅(食)/鼠(生)/貧乏(事)

 生年月日:〇九四七年〇九月一四日(五〇歳)

 神人転生:〇九七二年〇八月〇三日(転生:二四歳)

[基本情報]

 属性:陽・生/性質:小悪(-二)/兵種:銃兵(下級職)

 ※性質は『宮』の影響で極悪(-五)→小悪(-二)に変更。

[能力素質]

 耐久:凡-/神気:並↑/膂力:並↓/呪力:並-

 防御:劣-/敏捷:凡↓/技巧:凡-/幸運:劣-

 素質総合:四二/神階:一

[霊器適性]

 棍:-/刀:劣/鎚:-/鏡:-/礫:劣/鐸:-/杖:-

 槍:-/鎌:-/身:-/傘:-/弓:-/扇:-/璽:-

 副:銃

[習得権能]

 天賦権能:偵察母艦(四〇)

 練達権能:(無)(-)

 汎用権能:(無)(-)

 兵種権能:銃刀戦法

 権能限界:四〇/四二


※作中現在年月日:〇九九八年〇四月一七日時点



<坂郎会>

利根 煬大が会長を務めていた暴力団。

会長が死亡した(表向きは)ことで、現在は解散に向かっている。

恐喝・暴力・詐欺・違法薬物売買・違法売春等様々な犯罪に手を付けていた。

『ハ号町の悲劇』以降は派手な活動は少なくなり、以後は神倭皇国の片田舎に拠点を構え、只人を人質に籠城していた。

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