表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
その転生者はスキルも魔法も【視て盗む】〜異世界転生ものが大好きな男の異世界転生〜  作者: 空茶日
第8章 王都で"彼"を待つものは

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

106/138

カ◯ヨム100万PV突破記念SS『THE・三名◯』


カ◯ヨムで100万PVを突破した記念に書いたSSです。


 とある休日のお昼前。


「一緒にご飯食べに行かない?」


 俺は『渡り鳥の止まり木』でお隣の部屋に宿泊している、ハーフリングの少年にして我がパーティー"アルゴスアイズ"の頼れる斥候、ローグにそう告げた。


 ふと思い立ったらすぐ誘いに行けるので、俺とローグはこういうちょっとしたお出かけをよく一緒にしたりするのだ。


 誘いを受けたローグの答えは当然……。


「もちろん行く。今日は大衆食堂の気分だぜ」

「そうこなくっちゃ」


 早速お供をゲットだぜ! 1人でご飯食べてもつまらないからね。


「じゃあ早速行こうぜ! ほら、ルイン」

「まぁまぁ。そう慌てなさんなって」


 せっかちなローグ少年が「待ちきれない!」とばかりに走り出したので、体で止めに入る。ディフェンスに定評のある3年のルインとは俺のことだ。


「……なんで止めんだよ」

「す、すごい目するね君。暗黒面に落ちた宇宙騎士でもそんな目は出来ないよ」


 たとえ師匠だろうと躊躇なく殺ってしまいそうな顔をしているので、さっさと話を進めよう。


「たまにはカトレアも誘ってあげようかと思って。ほら、ローグっておでこに【魔弾】食らってから、カトレアの事を少し怖がってるでしょ? そろそろ仲良くしようや」

「うっ。た、たしかにそうだな。じゃあ呼びに行くか?」

「その必要はないよ」

「? どういうことだ?」


 不思議がるローグをよそに、俺はカトレア召喚の儀を執り行う。心の中で「カトレア、おやつにコロッケ5つ食べてもいいかな?」と強く念じる。すると。


「食べ過ぎは体に悪いでしょうが! せめて2つにしときなさい!」

「え!? ルイン、今何したんだ!?」


 上の階からカトレアがすごい勢いでやってきた。よし、儀式は成功だ。


「冗談冗談。ウィットに富んだユニークなジョークだって。それで、今からローグとご飯食べに行くんだけど、カトレアも行かない?」

「まったく……。別にいいけど。急にどうしたのよ」


 なにもそこまで怪訝そうな顔せんでも……。日頃の行いが、こういうふとした瞬間に表れるんですね。気をつけようね。


「別に。単に親睦を深めようってだけだよ。深い意味はないって」

「ふ〜ん」


 ひとまずは納得してくれたので、宿を出て割と近場の大衆食堂に行く。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★




「らっしゃっせー! 空いてるお席によろしゃしゃいーす!」


 若干パリピな店員の声に従って、適当に空いてる席に座る。雑談しながら待っていると、注文をとりに店員さんがやってきた。


「ご注文はお決まりでしょうかー?」


 手早く注文を伝える。


「果実水と本日のオススメを」

「オイラはそれにポテトフライで!」

「私は果実水にパンケーキセットでお願い」

「かしこまり!」


 店員が去るのを見届け、再び雑談タイムへ。まずはローグが口を開いた。


「そういやこの前、飯食いに外行った時に見かけたんだけどよ」

「見かけたって何を?」

「きちんと主語を言いなさい。主語を」


 いきなり思わせぶりな語り口で切り込んでくるとは。ローグめ、なかなかやりおるわい。


「ビルとエルルだよ。肩車したまま大通りを歩いてたぜ」

「う〜ん、いつものことでは?」

「そうね」


 それだけではまだ弱いな。パンチが足りん。


「それがよ。メチャクチャおしゃれなアクセサリーショップに入ってったんだよ。恋人へのプレゼントを買う時に行くような店によ」

「マジで!?」

「もしかしてあの2人。そういうことなのかしら!?」


 俺のは「そんな店に肩車したまま入ったの!? 正気か!?」の「マジで!?」だ。

 カトレアのはスキャンダル好きの近所のおばちゃん的なテンションアップだ。目がキラキラしてる。


「さぁな。詳しくはわかんねぇけどよ。今度直接聞いてみるか?」

「いや、様子を見よう。こういうのって外野が変に気を回すと絶対にこじれる。ここは『けん』一択だ」

「そ、そうね。私もそう思ってたところだわ」


 ……嘘つけ。聞きたくて聞きたくてしょうがない顔してるじゃん。スキャンダラーカトレアになってるじゃん。


「誰がスキャンダラーよ!」


「ご注文の料理お持ちしましたー」


 ナイスタイミング。店員はテキパキと配膳を済ませて、一礼し去って行く。それを見送った俺たちは料理に手を付けながら雑談を続行。



 さあ、次に口を開くのは……‥…



 俺達のしょうもない『駄弁り』は、まだまだ終わらない。


こちらでの公開は少し迷ったのですが、プラットフォームは違えど同じく本作を読んでくださる読者様へ、お届けするのが筋かなと思い公開することにしました。



小説家になろうでも、いつかは100万PVを達成して何かSS書きたいなぁ(チラッチラッ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ