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彼らのいるテーブルに座った途端、誰かに写真を撮られ思わず振り返る。1人でいると目立つからと彼らと食事しようと思ったのに、どうしてか今まで以上に皆からの視線を感じる。
聞き耳を立ててみると、女の子達が彼らを見てかっこいいと騒いでいるのに気がついた。
確かに私を昔から知っていると言った目の前の男は、今までに見たこともないくらい綺麗な顔。皆が騒ぐのも無理はない――と彼女は思った。
そしてその男の隣に座っている話し掛けてきた彼もまたイケメンの部類に入るだろう。
茶色の髪で白い肌。猫目で、笑顔がもの凄く可愛い。
今日はどうしたんだろう。こんなかっこいい二人とお昼を食べてるなんて信じられない。
「なあ、それ食べねぇの?」
「…え?いや…うん…」
猫目な彼が無邪気に笑うと、ガッと彼女の昼のお肉をフォークでぶっ刺した。
びっくりするあまり目が点になる彼女を余所に、猫目な彼がそのお肉を自分の口へと運んだ。
確かに食べないのか?と聞かれ、うんと答えたかもしれないけど、頂戴とも言われてないし、ましてやそんなすぐ食べてしまうなんて思わないしと彼女は混乱していた。
「リク、帰りよろしくな」
「この肉うめー。もっとないの?」
確かに周りから写真を撮られ、ギャラリーの多さと、かっこいい2人との食事に緊張して何も喉を通らなかったのは本音だけど、だからって勝手に人の食べ物捕る??
「今日リクと一緒に帰って。リクが門で待ってるから」
「…え?どうして?」
「家に来てほしいんだ」




