第十一話。新株上場公開。
第十一話 新株上場公開
※七月二日。朝六時に起きて。有楽町駅にタクシーで行って。経済新聞を買って、タクシーで家に、戻った。新聞を広げた。新株上場公開。有った。
※ジャパンフューチャーアメリカン株式会社=二百五十円。
※スミダ、ケミカル株式会社=二百五十円。
※城南開発株式会社=百五十円。
※三ツ星不動産株式会社=百五十円。
「本当だ。・・・マスコミが。来るか。佐藤さんは来る筈だ。今日は六階に集合が掛かるだろう。八時には連絡が入る筈だ。まだ七時だ。冷蔵庫の残り物を食べて連絡を待って居る。リリリリ電話に出た。堤社長だ。
「はい。順子です・・・」
「もしもし相談役。・・・おめでとうございます。・・・本日、十時より六階で、会議を開きますので出席してください。」
「はい。分かりました。」時計を見た。八時半。順子はシャワーを浴びて支度して、九時半に家を出た。六階に。九時五十分についた。
「お早宇ございます。・・・」全員居た。
※根津頭取。堤社長・佐野社長。鈴木社長。小林広。渡辺正幸。黒澤晃。笹川社長。三井社長。沢井社長。山本順子相談役。・・・十一名。の。幹部達だ。・・・根津頭取が。
「皆さんおめでとう。ございます。この度の、株上場に対し、御協力有難う。・・・
そもそもの、発端は。クラブ「JUN」。山本順子が。私に持ち掛けた事から。始待ったことです。・・・そして私が三億円を投資して、責任者を、山本順子に託しました。そして、相談役として。この仕事を纏める様に支持しました。その後。アメリカのジョン社長。と言う人物と。鈴木社長を合わせ。「ジャパンフューチャーアメリカン株式会社」を、設立させ。発車した。後に。笹川社長。三井社長達が参加し。此処に集まった十名の。皆さんで話し合った、成果が。今日の結果です。つきましては。今後。新日本銀行が、資金の流れを把握して、ここ六階の証券会社が管理します。
依って、新日本銀行の派遣として。山本相談役が担当します。今後も、私は、一切出てきません。世間の目も有る。し。これからは若い人達が。活躍して行かなければなりません。こうして見ると。皆さん、五十代の様に見受けられます。ので。あくまでも新日本銀行を。窓口で。運営して頂きたい。」
「鈴木一郎です。根津頭取の。熱意あるお言葉を頂き。有難うございました。今回は。新日本銀行。有っての。上場に達した。訳であります。まして。山本相談役の。元。勧めてきた結果でも有ります。・・・これからも。山本相談役を筆頭に。此の四社の。発展に、御協力をお願いします。」
「堤です。今回の、上場に対し、我々も参加させてい頂きました。此れも。山本相談役の誘いだったのです。改めて感謝を申し上げます。又。これからも。四社の株の管理を委託されたことも。重ねて御礼申し上げます。・・・不手際の無いように。管理居ますので。今後ともよろしくお願いします。」パチパチパチパチ。盛大な拍手で、進んで居ます。
「山本です。今日まで。皆さんご苦労様でした。やっと、株式市場に公開する。夢が叶えました。でも、企業ですから。躍進しなければなりません。これからは一般国民の、評価が試される事に成ります。此の四社の。社名を、全国に轟かせようじゃ有りませんか。本日は、ジョン社長が見えませんが。鈴木社長の社員の方々を、大変期待していると。話しております。益々発展して、行く。と。信じています。・・・皆さんで自社株の販売促進を、お願いします。どんどん。売ってください。」
パチパチパチパチ。拍手が沸いた。順子は。自分の主張と、今後の関わりを。伝えた。
資金の出し入れ。と言う。重大な責務を担う事に成った。根津の力はまだまだ生きている。此のべースに。乗れば。今後の、見通しは明るくなる筈だ。根津の言うように。低姿勢で居なければ。成らない。十二時だ。
「本日は皆さん。八階で、お祝いしませんか。」順子が誘った。
「おー・・・そうしよう。」笹川と三井は、一番先に、手を上げた。順子に。頼みに頼んだ、消えない借りがある。皆で八階に行った。順子はお寿司を頼んだ。大皿三個。
「どうぞー」三番テーブルにセットした。ワインヘネシー。二本、づつ。並べた。つまみも出した。鈴木社長の音頭で。乾杯した。パチパチパチパチ。みんな笑顔だ。一人一万円、づつ。十万円を、順子に渡した。
「あら。・・・有難う。・・・皆さんお寿司が来ますので。少々お待ちください。」
「何て言ったって、・・・頭取の御蔭だ。・・・有難う。」一人一人。根津に頭を下げた。目を潤ませていた。
「良かったよ。・・・大臣達も、入って来てさ。順子がと沿ったよ。・・・現役だよ。名前は伏せるけれど。順子は知って居るよ。・・・今後。順子を通して。あいつらを使えるよ。・・・頭に入れて置いた方が。良いと思うよ。・・・開発は特に。」
「えーそうですか。相談役が。・・・大臣四人。・・・えー凄いですね。」寿司が届いた。
「どうぞ。食べて下さい。・・・いっぱい頼んだから。」
「おー・・・この寿司。旨いねー。真か銀座だね。ママ。」
「本当。・・・良かった。誘った私は。気の休まる日は。無かったのよ。だって考えたら。・・・もし。却下されたら。て。毎日悩んで。眠れない日も有ったのよ。」
「分かりますよ。相談役。・・・こんな大役、成し遂げた。貴方は素晴らしい。」
「大臣も居るって。・・・」
「はい。・・・四人居ます。・・・」
「え。名前は・・・」
「それは。秘密です。・・・でも。使うときは。話して上げます。言ってください。」
「おー・・・分かった。」根津が堤と佐野社長らに。
「事務員増やした方が、いいよ。・・・十人居ても。いいよ。必ず伸びるから」
「はい分かりました。・・・増やします。・・・広さは十分ですから。」
「後さ。二人共。順子を旨く。使ってよ。・・・」
「あ。・・・はい。分かりました。」根津には。頭が上がらない。二人だ。三時過ぎた。
「では。そろそろ終わりにしようか。・・・」終わって解散した。鈴木社長は、アメリカに、電報で知らせたようだ。
「お知らせは此処で終了します。・・・細かい事。気づいた事が有りましたら。六階に文章。又は。事務方にお伝えください。本日は此れで解散します。後日、数字を纏めて、記録します。その時、ご報告します。」皆、別れた。順子は。店に残った。三時だ。順子はお母さんに電話した。
「もしもし。順子。・・・お母さん。七月三十日。用事ある。」
「無いけれど。・・・どうして。・・・」
「浅草国際劇場で、橋。春日。村田のリサイタルの券を、五枚。貰ったの。東京見物しながら。来ない。私の家に泊れるから。四人で集めて。・・・三十日。朝一番電車で。来ればその日に見て。明日帰れるから。来る人決まったら。電話くれる。」
「はい。分かりました。」どうかな。田んぼは終わったし、暇だと思うけれど。順子は。店のソファーで。横に成って居た。うとうと寝た。外で物音がしたので出て行った。弘子達が居た。
「お早う。・・・今日ここで。集会が有って。皆、今、帰ったの。」
「えー・・・ママ忙しいですね。・・・」
「そうなのよ。・・・疲れました。・・・」
「疲れているなら帰ってもいいよ。ママ・・・私が遣るから。」順子は、弘子に頼んで。家に帰った。二時間位寝たようだ。起きて今までの経歴の書類に。眼を通した。又四社の。状況をまとめた。
※ジャパンフューチャーアメリカン株式会社=9000万円。
※スミダ、ケミカル株式会社=9000万円。
※城南開発株式会社=7000円。
※三ツ星不動産株式会社=1億1000万円。
※大臣四名。他五名=9000万円。
合計=四憶五千万円。
※公開配当。
十七億三千万円。
※証券手数料。貸し出し返金。
八憶五千万円。
※通帳残高(
現在=八億八千万円。
以上。上場前に、投資して頂いた。金額です。
※投資者数=六十名。
この。お金は。全部一括で、新日本銀行に、預けます。そして、出し入れは、六階の商社が。管理します。又、残高に置いては。個人の通帳なので。当社は関係ありません。投資額面は、五年間。出し入れ出来ません。が。証券手数料と投資額面は。四社で自由に利用できます。・・・金額は合わせて。十三億円です。・・・四社共有で保証人に成ります。金利は年利。十五パーセント。です。決まりは。設備投資のみ。です。六階で受け付けます。又、今後、更に株価。上昇するように。益々の、発展を目指しましょう。
そして、次の日。この書類を配った。
※七月三日。六階に、社長達。鈴木。沢田。笹川。三井。四人と堤、佐野。順子。の。七人を招集した。朝。十時。
「皆さん。ご苦労様です。私が纏めた書類を、お配りします。今、読んで下さい。了解のサインを書いてください。正、副を作ります。副はお互い持参ください。意義あれば即答をお願いします。
「相談役。十三億円の事ですが。借り入れ申し込む時。三人が保証人。ですね。」
「そうです。・・・四人(四社)以外は、貸し出しは、しません。・・・三ツ星さんもコマーシャル。流しませんか。」
「城南は、私が自分で申し込んで、遣りました。・・・効果は抜群ですよ。」
「そうか。相談役に、お願いしますか。・・・」
「そうしたら。三井社長が自分たちで、キャッチフレーズを考えて、・・・紹介して上げます。」
「はい。分かりました。・・・後日。」
「もう一件。五年間。出し入れ出来ない。・・・置いて置けば株価の、配当は、付きますね。」
「はい。もちろんです。皆さん。二十万株ですから。一千万円です。現在の。配当金を。下ろせばゼロです。何故ならば、積立て置く。のが、株です。・・・だからその儘置けば。今の五千万円にプラスされますが。下ろしたならば。ゼロに成り、さらに。二百五十円だから。持ち株は。二万五千株に、下がります。次に一円上がると。二万五千円がプラスに成り。一千二万五千円と。言う事です。一株。二百五十円の株を・前の20万株。買うなら。五千万円が必要です。」
「えー・・・じゃ。下ろさない方が。良い。んだ。・・・」
「その通りです。・・・株と言うのは。企業を助けるために投資をするのですから。下ろしたら企業を助けることに。成らないでしょう。・・・企業は、株のお金を利用して。様々な投資をしながら。成長して行く。・・・社長達。これから分かりますよ。株の良さと悪さが。・・・それを旨く操れば。大儲け。出来ます。でも、法律に、引っかかりますので、気を付けてください。」
「難しいね。・・・相談役。・・・じゃ。此のお金を利用して。躍進する。しか。無いね。」
「その通りです。頑張りましょう。」皆今日は直ぐ帰った。十二時過ぎた。事務員と話した。
「後日。八名が、入社するそうです。
「そうですか。・・・忙しくなれば、良いですね。・・・給料も上がるし。」事務員たちも。頑張ってくれている。
「お昼奢る。から。行きましょう。二人を誘った。」千疋屋に入った。いっぱいだ。
「いらっしゃいませ。何名様ですか。」
「三名です。」空いたところが有って。座れた。メニューを見た。ナポリタンとパフェーを頼んだ。二人は嬉しそうだ。私と同じぐらいかな。気になっていた。
「どうぞ。・・・」美味しそうだ。三人で食べていた。
「ねー・・・幾つですか。失礼ですが。・・・」
「え。・・・二十一歳です。・・・二人共。」
「えー・・・そうですか。・・・私も二十一ですよ。」
「えー・・・本当ですかー」びっくりして居た。・・・でも生き方が違うか。・・・
「八階に。いらっしゃる。でしょう。・・・」
「そうです。・・・一度。遊びに来ない。・・・七時からよ。・・・」
「えー。行ってみたい・・・良いですか。」
「良いわよ・・・何時でも、いらっしゃい。」
「あ。はい。・・・」
「美味しかったね・・・良いのよ、お金は、私が奢るから。・・・」
「ごちそうさまでした。」三人は此処で別れた。順子は家に帰った。母に電話した。
「もしもし。順子。・・・どうですか。・・・」
「行きたいけれど。・・・面倒くさい。て。・・・駅までが。」
「何言って居るの・・・タクシー予約して来なさい。私が出して上げるから。四人で来ても、良いのよ。・・・ホテルも有るし。・・・」
「分かった。前の日。二十九日。電話する。」
「はい。待って居るよ。・・・」今日は六時に店に行こう。弘子も来て居るでしょう。
「おはようございます。・・・」弘子達が居た。」
「ママ。昨日の売り上げ。・・・・」封筒で順子は受け取った。
「えー・・・こんなに。・・・二十万円。・・・」順子に一万円上げた。
「えー・・・ママ。有難う・・・」弘子は喜んだ。
「又、頼むかもね・・・」。
「これ・・・ママの古着。この前の。」
「えー・・・似合うねー・・・良かった。」
「皆もチョコチョコ着て来るよ。」ドアが開いた。
「いらっしゃい・・・・あら。待って居たわよ・・・分かったでしょう。」秘書たち。四人だ。佐藤が。
「有難うママ・・・親父も喜んでさ。近いうちに行くから。て。言っていた。」
「あっ。そうですか。・・・三百万円手数料を、頂くわよ。」
「うん。・・・そうだっけー。」
「忘れたの・・・どうぞ座ってください。」三番テーブルにセットした。取り敢えず乾杯。四人ともウキウキしている。
「貴方達もお小遣い。頂ける。でしょう。」
「ま。ちょっと。ね。・・・それより、どうやった。」
「どうやった。て。何。・・・申請しただけですよ・・・私達素人が。何もできないでしょう。・・・ただ待つだけでしたよ。」
「そうですかー親父が気に成って居る。んです。・・・どうやった。か。て。・・・今後。どうすれば良いですか。ね。」
「下ろしちゃったら。終わりよ。その儘置けば。どんどん上がりますよ。ここ一年は。きっと。テレビコマーシャル。見て居ますか。」
「見て居ないよ・・・知らないから。」
「そうか。お昼十二時半ごろ。日本テレビで。ジャパンフューチャーアメリカン株式会社。提供。て。流れますから。見て。見て。」
「じゃ。今度見る・・・ママ。じゃ。親父たちが。来ないと駄目ですね。」
「でもあなた達の名前ですよ。」
「うん。其れは、そうです、けれど。違う。んだな。」
「でも選挙が有る。て。」
「そう。なんですが。そっちの方は。・・・借りた方が、得か。迷っている。」
「それは借りた方が得かもよ。・・・家も金融も遣って居ますよ。」
「えー本当ですか。親父に言っておきます。やっぱり親父でないと。駄目だ。こりゃ。」順子は旨く呼び止めた。この秘書たちは。お金儲けに、焦って居る様だ。一時間位で、帰った。ドアが開いた。
「いらっしゃいませ・・・あら。どうぞ」三番テーブルにセットした。つまみとボトルを出した。
「何時もお疲れ様です。・・・」
「いや。俺達よりママの方が。疲れたでしょう・・・」
「あんなに沢山。集めた。四億五千万円。て。ただ事じゃない。ですよママ。」
「はい。私も頭。・・・良く分からない数字です。・・・考えて見たら。大卒で。月三万円弱。ですよね。お給料。建て売り住宅で。百二十万万円位。て。言って居ました。」
「そうですよ。クラウン。だって百二十万円。ですよ。ママが集計していたから。分からなかったけれど。明けてびっくり。玉手箱だよ。」
「この四社は。伸びるね。此の調子で行けば。ま。社長達の、手腕だけれども。」
「そうね。有頂天に、成らなければ良いけれど。・・・初心に戻って頑張って頂きたいですね。」
「大丈夫ですよ。順子相談役が、しっかりしているから。」
「だから。貴社。御二方の。調査も。慎重に。お願いします。」
「分かって居ます。変なお金は、使わせないように。調査して行きます。」
「一段落ですけれども。一般の投資者が、増えれば。勢いに乗る。・・・その時が一番大事たから。相談役。
「分かります。金庫番は。任せてください。」
「安心しました。・・・明日から六階は。十人で、対応します。」
「本当。良かった。気にして居ました。」二人は帰った。十一時だ。順子は。ジョン社長に電話した。
「もしもし。順子です。・・・株公開。情報。有りました。ですか。」
「まだ。分からない。・・・」
「え。・・・五十円の。五倍に。公開されましたので。ご報告します。」
「えー・・・本当ですかー・・・順子さん凄いですね。貴方の努力の賜物ですね。」
「あ。有難うー」
「そうすれば。順子さん。アメリカでも。株売れますよ。・・・私の会社も関係していますので。助かります。・・・」
「あ。そう言えば。そうですね。見通し明るくなって。きました。ね。」ジユン子も嬉しかった。電話を切った。あーそうか。アメリカも繋がって居た。んだ。寿司屋に入った。
「おはよう・・・」
「いらっしゃい・・・どうぞ。」何時ものカウンターに座った。
「マスター。女将さん。今日は、お祝い・・・」
「どうしました・・・」女将が。
「会社の株が公開されました。・・・五倍に成ったの。」
「え。五倍。・・・」
「そう五倍。」順子は。グラスビールを、一気に飲んで、
「要するに。百万円が。五百万円に化けたのよ。」
「えー。そんな事。遣って居たの。ママ。・・・聞いては居たけれど。上場。て。」
「私も聞いた事。有るよ。倍に成る。とか。・・・」
「それなのよ。女将さん。・・・うー・・・嬉しくて。涙が出ちゃう。」
「うん。・・・それでママは。結果は。」
「だれにも言わないでね。ん。億円。・・・」
「本当。・・・へー・・・じゃ税金。」
「もちろん。逃げられない。・・・十二月まで。どんどん。使わないと。何か。会社を、立ち上げた、り。土地を、買った。り。・・・」
「へー・・・俺をも。誘ってくれれば。・・・」
「でもね、公開前は。会社に関係した人でないと、変えなかったの。・・・これからでも、遅くは無いのよ。マスター。家の株を買えば、必ず上がります。私が保証します。・・・絶対です。」順子は勧めた。
「えー女将さんに行ってください。家の金庫番。」マスターが言った。
「本当ですか。じゃ。今度ゆっくり。」女将さんが言った。
「女将さん。今度。じゃ無く。明日が良いよ。と言うのは。公開が、三日前だったの。一般の人が買える様に成ったのは。・・・すると売れれば売れるほど。どんどん上がっていく。だから。一番が肝心。なんです。・・・これは本当です。私は。五十円で。買ったのね。其れが。二百五十円に。上がったの。だから五倍でしょう。・・・お腹空いた。」どんどん食べて居る。飲んでいる。
「順子ママ。今日は。・・・」
「ですよ。・・・本当です。女将さん。・・・私は二十万株。五十円で。一千万円。で。
・・・それが・二百五十円に成って。五千万円。(二十万株×二百五十円)は。五千万円に成るの。・・・だから。多い程。良いです。けれど。五百万円で二万株。買える。もしかして百円。上がったとすれば。二百五十万円に成る。プラス七百五十万円。と言う事に成ります。・・・此れ以上。お話しすると。くどく。成るので。・・・新聞見れば出ています。」
女将は新聞を持ってきた。順子と広げて見た。
「ほら。女将さん。此処に乗って居るでしょう。ジャパンフューチャーアメリカン株式会社。公開株。て。・・・これです。私の会社です。」
「本当だ。・・・」女将さんも、本気度が。上がったみたい。
「女将さん。明日。家の店の六階が。証券会社の事務所に成って居ますので。事務員さんが居ますから。・・・私も一緒に行っても良いですよ。」順子は帰った。直ぐ寝た。※七月四日。九時に起きた。シャワーを浴びて、コーヒーを飲んでいた。そうだ根津に電話しよう。
「もしもし。順子。・・・パパ。今日土曜日だから会えない。・・・」
「あー・・・良いよ。赤坂の。何時もの部屋。・・・店終わってからだろう。」
「はい。・・・じゃ。」作った書類を見せる。根津はまだ見て居ないので。
麗さんに電話した。
「もしもし順子・・・お姉さん。・・・見た・・・」
「え。見て居ないよ・・・」
「あのね・・・公開成ったの・・・お姉さん。五千万円よ。」
「えー・・・あの投資した・・・一千万円。」
「そうです。・・・美江さんにも伝えて。下さい。・・・」
「本当・・・順子有難う・・・」麗さんは嬉しそうだ。美江ママに電話するでしょう。ソファーで休んでいる。リリリリ。電話が鳴った。美江ママかな。
「もしもし。美江です・・・本当・・・順子さん・・・ライオンで会いましょう。」
「はい。十一時ね。・・・分かった。」三人で会う事にした。此れであとは村田の事務所だ。電話した。
「もしもし山本順子と申しますが。村田先生。いらっしゃいますか。」
「はい。先生は地方へ行っています。明日が日曜日なので明後日帰ります。電話させましょうか。」
「はい。もし出来るなら、お電話頂ければ、有難いですが。」電話を切った。直ぐ。
「もしもし順子です。何時も有難うございます。・・・先生。株。公開。成りました。五倍です。・・・」
「えー・・・本当・・・じゃ。五千万円ですか。・・・」
「そうです・・・」
「やったー・・・有難う・・・皆に伝えます・・・」相当。喜んでいた。順子も。こんな嬉しい、出来事は初めてだ。人の繋がりを、心に沁みた。考えて見たら。私が主役だ。・・・これも麗さんの。御蔭だ。感謝しなくては。と。感じた。連絡は終わりだ。シャワーを浴びて支度して、家を出た。丁度、ライオンの入り口でばったり。
「あー順子さん・・・」二人は、大喜びだ。・・・入って、奥のテーブルに座った。
「とりあえず。おめでとう・・・」三人はビールで乾杯した。何時ものを註文した。
「順子。有難う・・・凄いね。貴方は。」麗さんが。
「本当ねー素晴らしい、能力。私では無理。・・・」
「はい。・・・それでね。余り、大袈裟に、出来ないの。他の人には、話さないでもらいたいの。て。言う事は。・・・御二方のは、違反。なんです。其れを私がやり遂げたの。・・・」
「えー・・・」美江さん声が高い。麗さんが。
「すると。・・・どうなるの。」
「実は。会社関係者で無いと。買えなかったの。・・・私は知らなかったの。其れである人に。お願いしたの。」
「え。根津さん。」
「うーんー。違う。・・・その人の名前は、言えないの。迷惑掛かるから。」
「えー・・・そんな苦労有った。んだ。其れは、それは。口封じね。分かりました。」
「えー大変だった。んだ。ご苦労様でした。」三人は飲んで食べて。嬉しそうだ。
「順子。そのお金どうすれば良いの。分からない。」
「証券証書。送られてきたでしょう。其れは大切に持っていてください。お金ですから。・・・だからお姉さん達は。お金持ちだから。その儘に置いてください。まだまだ上昇します。私も重役に、成って居ますので、分かるんです。そしてアメリカと、合同会社だから。益々伸びていきます。・・・後ね一千万円は増えます。」
「えー・・・じゃ此の儘で良いのね。」
「そうです。私が管理して、いますから。大丈夫です。」
「へー・・・驚き。順子さん。・・・」
「麗さんの、お陰です。・・・感謝します。」順子は軽くお辞儀した。
「順子。貴方自身だよ。私は、美江さんに紹介した。だけだから。・・・じゃ美江さん。・・・」
「私はただ。働いて頂いた、だけです。・・・良いじゃないですか。出世して。」
「本当。お二人には。感謝します。これからもどうぞ宜しく。」
「良いわね。こう言う。話。・・・初めてよ。急に。五千万円。何て話。」
「じゃ。三人の秘密ね。」
「そうですお願いします・・・」三人は唯々。喜んでいた。順子も。二人の、喜ぶ顔が。見られて、嬉しかった。三人は分かれた。七時から店を開けた。ドアが開いた。
「いらっしゃいませ。何名・・・あら。テレビ局さん」
「ママ。テレビは無いでしょう。・・・」三番テーブルにセットした。ボトルとつまみを出した。
「ママ。凄いですね。・・・テレビ局では僕しか知らない。ママの会社。五倍だって。関係者でないと、変えないですからね。・・・それにしても。お金持ちになって。」
「はい。有難う。・・・どうですか。佐藤さん。家の株。まだまだ上がりますよ。経済新聞見て居てください。毎日。・・・」
「うん。・・・それが気になって。きた。んですよ。・・・聞きに。」
「そうですか。ご苦労様です。・・・マスコミの方に。宣伝して頂ければ。光栄でございます。・・・」
「僕も買おうかな。て。迷っている。んですよ。・・・て、言う事は。父が、投資を遣って居るの。だから知らせようかな。て。」
「知らせてくださいよ。でも新聞見て居るかもよ。・・・受け付けは。六階です。」
「分かりました。じゃ。言っておきます。」佐藤さんは帰った。皆も帰った。順子はタクシーで、赤坂へ向かった。ボーイが案内してくれた。
「お早う。順子です。・・・」
「おー待って居たよ。・・・」
「ぱぱ・・・」二人はハグした。根津はベッドへ誘った。二人は、一時間位で、出てきて。ソファーに座った。テーブルに食事が用意してあった。何時もの高級ワインだ。乾杯した。
「順子。・・・幾ら。・・・」はい。書いた用紙を渡した。
「おー・・・四億五千万円。集めた。
配当金合計=十七億三千万円。
貸出払い戻し。手数料=八億五千万円。
通帳残高=八億八千万円。
「凄いな。順子。・・・自分は。」
「はい。一億四千四百万円です。・・・ジョン社長は九千万円。麗さんと美江ママは、五千万円。づつ。
「麗と美江も。・・・そうか。其れで佐々木が。困って居た。・・・」
「大臣四人と。歌手三人。それぞれ三千万円。づつ。」
「そうか。良く遣った。今の所。金は、新日本銀行の口座か。」
「はい。そうです。融資したお金は。二億五千万円です。から。返済してもらって。五億三千万円が。新日本銀行の取り分です。」
「じゃ。三億円。プラス一億四千四百万円は。順子の懐だ。」
「はい。そう言う。事に成ります。・・・三億円は。パパに返しますか。」
「うー。そうか。要らないのか、・・・良いよ。其の四億円を新日本銀行の。名前で貸して。利子で儲けて、良いよ。」
「え。本当ですか。有難う。」
「そうか。市場で、各証券会社が。噛みついてくれれば。こっちのもの。だが。佐々木に聞けば直ぐ分るよ。ほら。伊豆へ行った。子。付き合って居るのかな。佐々木と。」
「うん。きっと。付き合って居るみたい。でも情報は新聞で、見れば。」
「ま。慌てる必要もないし。十七億か。・・・頑張った。甲斐が。有ったね。」
「はい。パパの御蔭です。・・・」順子は。目頭が。熱くなった。
「いや。順子。・・・お前だ。・・・堤らも。びっくりして居たよ。先を越される。て。」
「パパ。これから分からなく成って。来ちゃった。」
「う。そう。成るのが普通だ。これから発車するわけだから。・・・スピードを。出した。り。緩め。たり。自分で調整しなくては。成らない。・・・順子。この電車に乗せる。人派を。作って行かないと。・・・そうだな。俺が紹介するしか、ないな。
大物社長達。六七名居るから。あ。大事な話が有った。・・・銀座の親分も、順子を調べたらしい。あそこは。俺の所有は。分かって居るから。俺が関係しているのは知って居る筈だ。ただ。この件で。順子が表に出た事から。親分が動く可能性がある。だから準備しておかないと。赤い連中が探りに来る。どんな女か。・・・来ても金は出すな。適当にあしらって、長い手桶。いよいよ、に、成ったら。親分が店に行くはずだ。ビックリしないで。普通に対応して。此処の親分は、威張らない人で、親分には見えない。でも。号に置いては。号に従え。と言う。事も有るので。見かたに着けた方が良いですよ。新栄プロの、社長とは友達だから、憶えて居て。おそらく株投資に来るはずだ。新聞見ているから。分かって居る筈だ。順子なら。旨く対応できるよ。」
「そうですか。裏社会は怖いね。ニュースで。見ているから。」
「うん。ニュースとは。全然違うから。一人の人間だと思って。共存共栄で行くしかない。・・・此処で逃げても、どこかで会う。其処を右に逃げても。また会う。・・・絶対逃げないで。解決するのが。この人達との付き合い方だから。分かって置いた方が良いよ。あの人たちだって。此処は、俺達の縄張りだと。決めて居る訳だから。だから。挨拶に来るのが、当然だ。順子なら大丈夫だよ。麗さんも知って居る筈だ。・・・もちろん俺も知って居るし。」
「はい。分かりました。」
「順子。これから、いろんな人に、ぶち当たるから。大金持ちの人達。その中には。金に汚い人。とが、いっぱい居るから。威張って居る金持ちとは。絶対付き合わないように。そう言う人は、友達が居ない。直ぐ分る。その大金持ちは、自分一人で稼いだと。勘違いしている。順子。友達が居なければ、絶対金儲けは。出来ない筈だ。大金持つとそれを忘れてしまう。一人で儲けたと思っている。掴んだ金は話さない。其れは大間違い。・・・だから皆に逃げられてしまう。友達も居なくなる。一人ぼっちに成る。
金は廻して増やす。其れが基本だ。何時も言うけれど。其れからは、インスピレーションの湧く人。所謂発明家。こう言う人は。何かにつけて。アドバイスをくれる。・・・人間。夢が無ければ。ただの物体に過ぎない。此れが俺の持論だ。夢を実現するには。知恵も、金も、要る。・・・だから、俺は金で、協力してきた。
昔を言うが。渋沢栄一は、知恵と金と。友達を持っていた。威張らない。インスピレーションが。湧く。実行する。農漁村が。豊作大漁に成った。腐るから。全国に。
レンガ倉庫を造って。保管した。小樽運河の倉庫も、渋沢栄一が、造った。横浜の赤レンガ。丸の内の赤レンガ。全て、渋沢栄一の地元。深谷のレンガだ。地元でも英雄だ。日本銀行。証券取引所。長野の蚕糸工場。王子の製紙工場。渋沢栄一が。金を廻したから、実現した。独りよがりの、金持ちとは。絶対付き合わない。ように心がけて、下さい。」順子は、根津のアドバイスを。何時も真剣に聞いている。高校卒業するまでは。あの山奥で、何十人の人達と、暮らしてきた。順子には。大学に行くより。実戦の勉強が。身に着けられる。こんな勉強は。たとえ金払ったとしても。教えてくれる人は居ない。だから。順子も身体を張って着いて行く。必ず自分が生きて行く。糧に。成る筈だ。毎日それを信じて生きている。二人はベッドインした。次の朝。十時に起きた。シャワーを浴びて化粧して。ソファーでコーヒーを飲んでいた。根津が起きて来た。洗面所に入って。三十分位で。出てきた。
「あー良く寝た。・・・」根津もコーヒーを飲んでいた。
「順子。寝ていて。思った。が。コンピューターの時代は。早く遣ってくるね。だから俺が考えた。んだが。ジョン社長が。投資用と考えて居るのか。もし俺の考えを遣って居なかったら。教えてくれよ。と言う。事は。
ジョンさんが造っている。コンピューターの。使い方を。教える。教室を創る。何故なら。違うメーカーが出て来ると予測する。その前に。ジョン社長の教室で。百万人に教えておけば。この人達が就職したとき。コンピューターを任される、その時。ジョンさんのコンピューター。しか。使えません。と言ったら。どう成りますか。・・・
会社では。使えるコンピューターを買う事に成る。・・・メーカーによって使い方が違うから。社員が使える。コンピューターを買う。ざるを、得ない。と。思いますが。順子。どう。思う。」
「えー・・・その通りです。各メーカーの。使い方は。違うと思います。・・・
アメリカ全土に。教室を創って。排出して置けば。コンピューターを使える人を募集しても。私は、ジョン、コンピューター。しか。使えません。と言われたら。じゃその。コンピューターを導入する。事に繋がる。・・・私もそう思う。」
「どうですか。・・・ジョン社長。て。」二人はそんな未来を語って別れた。順子はタクシーで、家に帰った。お昼は要らない。ソファーで休んだ。日曜だ。何もしないで。ぼ~と。過ごした。
※七月五日九時に起きた。シャワーを浴びて、化粧して。テレビを見ていた。
リリリリ電話が、鳴った。
「もしもし。順子です。・・・」
「日本テレビの佐藤の父です。初めまして。・・・事務所に電話したら。居ないので。息子から聞いて電話したのですが。今日事務所に見えますか。」
「はい。用事が有ればこれから。行きますので。直ぐ近いですから。」
「じゃ私もこれから事務所に伺いますので。」
「はい。お待ちしています。」電話を切った。順子は、支度して直ぐ出た。歩いた。十時に着いた。
「おはよう・・・」
「いらっしゃいませ・・・あ。この間は御馳走様でした。」
「あら。どうも、お疲れ様。・・・今お客さんが見えますので。」十人居た。本気だ。
「お早うございます。・・・」
「どうぞ。いらっしゃいませ。」お父さんらしい。
「山本順子様・・・」
「はい。私です。・・・どうぞ。」順子が出た。応接間の、ソファーに、案内した。
名刺を交換した。
「どうもわざわざ。お越し頂いて、恐縮です。」
「いいえ。・・・早速ですが。新聞を見ました。私は、株投資を。生業に、楽しんでいるものです。この度の、ジャパンフューチャーアメリカン株式会社の。公開株に、興味をもちまして。伺いました。会社の内容などお聞きしたいのですが。」
「はい。分かりました。会社は。千葉県市川市に。有ります。工場も、隣接しています。従業員は、百名程です。又、隣に。スミダ、ケミカル株式会社が有ります。同じ系列で、運営しています。どちらも上場しました。・・・私は、相談役です。アメリカの会社と提携しています。社名は同じです。スティーブン・ジョン。社長がおります。共同出資で、運営しています。販売は、今の所。アメリカだけです。いずれは日本でも、販売する予定です。アメリカでの販売は上昇中です。
日本の仕事は。五段階の、部品を組み立てて。アメリカに送ります。又、部品の改良も手掛けて。認められて、使われています。・・・月産。10万台を目標に頑張っている所です。今の所。五万台弱です。毎月増産し続けています。」
「おーそうですか。大体。分かりました。私も、コンピューターの時代は、到来するものと、思って居ますので。絶対。伸びると私も確信しています。ので。買いたいので、手続きをしたいのです。が。」と・言われたので。・・・順子が言って。
「はい。・・・」事務方が書類を持ってきた。
「数量は如何なされますか。」
「そうだな。一株。二百五十円。・・・十万株。欲しいですが。・・・お金は。小切手でも宜しいですか。」順子は。
「小切手。今、係の者が出て居ますが。・・・ちょっとお待ちください。」
隣の部屋から寝ずに電話して聞いた。大手銀行なら良いと言う。ので。
「失礼ですが。当座の銀行名は。・・・一か月でお願いしたいですが。」
「はい。三菱銀行です。・・・一か月で、切ります。」直ぐ書いて、貰った。順子は初めてだ。小切手。事務員が書類を作成して渡した。提出書類は全て用意していたようだ。この人は、投資家のプロだ。」
「どうも有難うございました。・・・」
「家の息子とは、何処で知り合いました。・・・」
「え。・・・はい。私は。此のビルディングの八階で。クラブを経営しております。お客さんで見えて下さって。社員の方たちと見えました。」
「えークラブ。飲食店。・・・」
「そうです八階ですのでいつでもお待ちしています。」
「そうですか。・・・じゃ。そのうち。私も友達。大勢いますから。宣伝して上げますよ。・・・今後とも宜しく。」帰った。」順子は。事務方に。此の小切手。何。
「はい。お金の変わりです。・・・偽造も多いので気を付けなさいと言われています。此の小切手は。大丈夫です。三菱銀行の。」
「そうですか。初めてで、ごめんね。」皆に誤って居た。半端だな。時間が。家に帰ってもしょうがない。国会議員の事務所に電話してみようか。
「もしもし。A議員の事務所ですか。先生。いらっしゃいますか。・・・山本順子と申します。」
「もしもし。Aですが。
「山本順子です。・・・お久しぶりで。」
「あー・・・気にして居ましたよ。・・・今どこに居る。んですか。」
「今ですね。証券会社の事務所にいます。・・・忙しく無かったら。と。思って電話しました。」
「あーそうですかー・・・ちょっとお待ちください。・・・うん。じゃ七時に伺えますよ。例の四人で。」
「そうですか。お待ちしていますので。」切った。順子は八階に行った。在庫を調べた。無くなっている。直ぐ頼んだ。ワイン。二十本。と。ヘネシー。四十本。づつ。つまみ、四箱。近いから。三〇分で。来る。
[お待ち同さまー・・・]七階と八階に、下ろして、部屋に入れて貰った。弘子達が来た。皆来た。月曜日だから皆。早い。
「お疲れ様。・・・」
「ママ。此れ。お下がり。」
「えー・・・良いわね。」
「私も。よー・・・」順子は嬉しかった。皆。着て、くれている。んだ。ドアが開いた・
「いらっしゃいませ。・・・あら。いらっしゃい。三番テーブルにセットした。ボトルとつまみを出した。取り敢えず乾杯。
「どうも。先生。お誘いして。」
「あー良い。んだよ。あれが気になって居たから・・・」
「えー前日。いらしたのよ。秘書の方たち。四人で。」
「え。あの四人だ。・・・そうか。何か言って居た。・・・」
「いいえ。何も。」
「ところで、良かったね。上場。公開。・・・なかなか難しいけれど。凄い。ねママ。」
「本当だよ。万に一つだ。て。聞いていたよ。」
「俺は、JFAは。アメリカの資本。入っている。て。聞いて居たけれど。本当。」
「はい。資本と言う。じゃ無く。共同出資。と言う。事です。殆ど日本の資本です。最初の設備だけ。アメリカが入っています。その後はる自力で運営しています。」
「そう。なんだよ。聞いた話が、巷に流れて、変わって行く。ママ。これからコンピューターの、開発は。一気に進む。て。良くなるよ。・・・だから下ろさないで。持っていた方が。良いよ。そうだろうママ。」
「はい。その通りです。此処五年は。伸びると思います。皆さんに株を投資して頂ければ。工場の。設備投資も出来るし。株を利用して。良く成りますので。投資してください。受け付けは。六階で。受け付けます。」
「え。六階か。・・・皆に宣伝するよ。ママ。増える可能性かせ有るなら。此の儘。そっとしておきましょう。」
「そうですね。私もそうしています。・・・」
「ママは。何株持っているのか。・・・」
「そんなこと聞くのは野暮だよ。ね。ママ。」
「はい。・・・その通りです。」
「じゃ。新聞見るのが。楽しみだね。午前と午後二回動きが有る。て。聞いたことが有る。要するに、買う人が多く居る。んだよ。」
「まず様子を見ましょう。」大臣達は。此の儘。下ろさないで。持っている。ようだ。此の儘、置いてもらった。方が。利用価値は有るので。まだ株を知らない人が、多いみたいだね。順子も、毎日の様に、勉強している。株のあれこれ話で。遅くまで居た。店は閉店だ。十一時だ。皆帰った。順子は、ジョン社長に。電話した。
「もしもし。順子です。こんばんは。社長。今、大丈夫ですか。」
「はい。良いですよ。何かありました。」
「社長。コンピューターの売れ行きは。どうですか。」
「はい。ま。増えています。・・・バカ売れ迄とは、行かないけれど。他社が、チョコチョコと。開発して。進出しようとしています。」
「私の考えを聞いてくれますか。」
「はい。販売で、良い案が有りますか。」
「はい。私の考えを。話します。コンピューターの使い方が分からない人が。多く居ると思います。だから。ジョンさんのコンピューターの。使い方を教える。教室を創り。生徒を多く排出すれば。その人たちが就職したとき。ジョンさんのコンピューターしか。使えないと。成ったら。その会社は。ジョンさんのコンピューターを。買う事に成る。ので。売れ行きが。伸びる。のでは。無いでしょうか。」
「えー。順子さん。・・・それは良い考えかもね。・・・ニューヨーク・ワシントン・ロサンゼルス。を拠点に。・・・教室を開いて。見ましょうか。・・・売れてはいます、昨年の倍です。でも、皆さん。馴れていないので。使いこなせて、居ないのです。・・・そうか。教室か。・・・有難う参考にします。」
「日本も頑張って居ますので。ジョンさんも。元気で。頑張ってください。さようなら。」電話を切った。反応は良さそうな感じだ。末に帰って直ぐ寝た。
※七月十五日。九時に起きた。シャワーを浴びて化粧してテレビを見ていた。
リリリリリ 電話が鳴った。
「もしもし。あ。はい。女将さん。・・・今、行きます。」順子は。最近寿司屋に、行って居なかったので。・・・若しかして株でも買いたいとか。
「お早う・・・」
「いらっしゃい。・・・・」まだ準備中だ。
「あ。良いですよ。ママ。女将が、用事有る。らしいから。」
「あら。・・・最近、見えなかった、から。株の事で。知人に聞いたのよ。そしたら。上場公開された株を買えば。殆ど損は、しない。て。必ず上がる。皆さんプロは。公開株を、探しているけれど。中々分からないのが現状らしいです。良く見つけましたね。て。その方も株投資をしている人なのよ。・・・私にも紹介して。て。言って居ました。そして新聞見ました。・・・上がって居ました。三百円に成って居ました。
「えー。今。私。忙しいくて。バタバタしていたから。本当ですか。じゃ五十円上がりました。」
「だから。買おうかな。て。」
「そうですか。買ってくれた人が居て。十万株。二千五百万円で。・・・」
「えー。家ではそんなに。買えない。です。けれど。三百万円で。何株。」
「三百円なら。一万株ですね。・・・ですから一株。十円。上がれば。一万株だから。十万円です。合計で三百十万円に増えます。」
「えー。十万円。十円で。」
「そうです。・・・一円。上がっても。一万円増えます。・・・一万株ですから。」
「そうなんだ。じゃ買います。三百万円分。どうしますか。散歩しながら。事務所に行きますか。女将さんは、支度して出てきた。二人で銀座を歩いた。此処の六階。
「お早う。・・・」二人は。応接の席に座った。順子は用紙を持ってきて。二人で書いた。そして証券証と三百万円と交換した。
「有難うございます。・・・ねえー。三百円に成った。て。
「はい。上がって居ます。私達は、毎日見て居ます。ので。まだ上がる。とか。言って居ます。情報では。」
「女将さん。今日。買って。良かったですよ。・・・直ぐ上がるみたいです。」
「ここだけの話ね。二十万株。持っているの。五十円上がったから。一千万円が増えたことに成ったの。」
「えーママ。・・・株って。怖いね。・・・七月一日から。一千万円。」
「女将さん。逆も有るのよ。・・・怖いでしょう。」
「順子さん有難う。・・・毎日新聞見ないと。・・・」女将さんは。帰った。
「私に電話で教えてね。昼は家の電話ね。夜はお店の電話。二つね。」
「はい分かりました。・・・・相談役。今日は。今の一万株を合わせて。十万株。頂きました。」
「え。凄いですね。・・・貴方達も買ったら。・・・」
「え。お金ないです。買いたいです。」女の子達は羨ましい。環境だ。順子は。
「集まったお金は小さな金庫に入れて置いてね。責任者あなたね。和手氏が来たら。大きな金庫に移しますので。そうか。私が毎日五時に来ます。宜しね。」
「はい。分かりました。」順子は。五時迄。事務所に居て見た。すると。三人がはいっ来た。
「どうぞいらっしゃいませ。」
「此処ね。帝国証券。」
「はいそうです。どうぞ、御掛けになって、お待ちください。」
「四社有りますが。・・・」
「はい。ジャパンフューチャーアメリカン株式会社を。二万株。」
「私も。同じ。二万株。」
「私も二万株。」事務員はるテキパキと対応している。
「それでは。六百万円。づつです。」証券証書と現金を交換していた。
お客さんは直ぐ帰った。成れている様子だ。個人投資家だ。そして五時だ。事務所は閉めた。順子は。八階に行った。まだ来ていない。ソファーで休んでいた。ガヤガヤ声がする。弘子達かな。ドアを開けた。すると、若い男が。三人。
「あ。失礼します。クラブJUN。て。此処ですか。ママはおりますかね。」
「はい。私が。オーナーですが。・・・」
「やっぱり、此処だよ。・・・まだオープンして居ない。・・・」
「はい。只今からですが。・・・どうぞ。」中へ案内した。一番テーブルに。案内した。
「何名様ですか。」三名です。テーブルに座った。女子達がゾロゾロ入って来た。全員で。
「いらっしゃいませ。・・・一番テーブルに居たお客さんの傍へ五人で座った。
「あれるまだ出て居なすよ。・・・何を召し上がりますか。メニューを見せた」
「お。ヘネシー。下さい。」一本とつまみを出した。ママは奥に居た。
「初めてですか。」家のシステム。ご存知ですか。一名様。おつまみ付きで五千円です。ボトルは一本二万円です。
「あ。そう。初めてだから。宜しく。・・・」順子は、一瞬で分かった。弘子達が応対している。
「あら。良い男ねー・・・お近くですか。」
「あー。近くだよ。・・・歩いて五分。皆綺麗な女の子ばかりですね。」
「そうですか。・・・どうぞ。つまんでください。・・・」
「女の子何人居ますか。」
「はい。十名です。・・・皆さん若い子ばかりです。宜しく。ね。」
「皆背が高いですね。・・・立ってみて。ほら。俺より高い。・・・モデル。遣って居た。・・・でしょう。そんな感じですね。皆さん。」
「えーそんなに、見られたの。初めてだ。・・・」
「あれ。もしかして青森。・・・」弘子を見て。
「え。分かる。・・・じゃ青森でしょう。出ないと、分からないから。津軽弁は青森の人しか分からないから。・・・でしょう。」
「そうだよ。何処。・・・」
「私は。岩木山。一番、雪降るとこ。・・・あんたは。」
「俺は。弘前だ。・・・」
「じゃ町。だも。・・・私らとは。全然違う。環境が。」
「銀座は。長いの。・・・」
「はい。三年目だね。・・・友達いっぱい来ているから。東京に。たまたま会うよ。」
「うん。・・・それは良いね。」
「あんたは長いの。東京。・・・」
「長いね。十年に成るかな。・・・裏通りは。砂利道が多かったよ。」
「じゃ。長いですね。・・・トロリーバスとかも。・・・」
「そう。ちんちん電種も居た。・・・あれ。ママは。」
「居るよ。呼びましょうか。・・・ママ。お客さんが。読んでる。」弘子はあっけらかんとしている。
「はい。・・・どうも。此処はる弘子さんに任せてあるから。テーブルごとに分かれているの。このテーブルは、弘子さんの縄張りなの。此処は人の縄張りに。入っちゃいけない決まりなの。」
「えー・・・そんなの有り。・・・ですか。」
「はい。有り。なんです。・・・呼ばれた場合は。良いのよ。」
「へー。変わっているね。・・・私が。変わっているのよ。」
「ママ。ちょっと。その顔で。・・・」順子は、ちょっと。殻かっている。
「いろんな店有るな銀座は。・・・こんな狭い部屋で縄張り何て。面白いママですね。一番。奥は。」
「私の縄張りよ。・・・でも同じ広さよ。テーブルと。ソファーは。此処より高級よ。本革で。だから一割高いの。奥の部屋は。」
「へー。益々面白い。・・・此の雰囲気は。銀座で一番良いね。」
「そう。有難う。じゃ毎日来て、下さる。・・・」
「ママ粒も。揃って居るし。・・・」
「お客さん。小豆じゃ無い。んだから。粒とは。・・・」
「あ。つい滑っちゃって。・・・ごめん。ごめん。」
「良いのよ。どうせ粒だから。」
「ハハハ。参った。ママには。・・・随分。慣れていますね。・・・男に。」
「えー。そうでも無いですよ。・・・貴方達こそ。女に成れている。みたいね。」
「またまた出た。駄目だ。こりゃ。・・・帰ります。」
「そうですか。・・・」おつりは要らないよ。三万円置いて帰った。
「五千円チップみたいよ。弘子さん。五人で。千円。づつ。分けて。
「有難う。・・。ママ。あの三人。何時もウロウロしているよ。この辺り。」
「でしょう。・・・直ぐに分かった。・・・だから縄張りの話。したの。わざと。」
「ママ。凄い。強い。・・・何か変だと思ったの。急に。縄張り何て言う。から。」
「ハハハ。気が付いていた。・・かしら。・・・お客さんは皆。同じよ。」
「そうね。流石ママ。感心しました。お疲れさま。でした。」
「今日は。暇ね。終わりにしましょう。まだ10時だけれど。・・・」
皆は、着替えてお店を出た。順子も帰った。寿司屋さんに寄った。
「こんばんは。」
「いらっしゃい・・・あ。どうも今日は。」
「いいえ有難う。此れ。御土産。お客さんが。持ってくるのよ。虎屋の羊羹みたい。本当に、来て頂いて。あれから五時まで。居たの。私。・・・女将さん。お客が五人来てくれたの。女将さんが。連れて来てくれた。みたいに。そして。二十万株。投資してくれて。六千万円。・・・」
「えー・・・本当。あやかりたいな。ママ。」
「十人も居るの、事務員さんが。広い事務所ですね。あの通りでは。殆ど飲食店でしょう。あの通りは。」
「添えですね。飲食店は、工事費が掛かるし。事務所の方がそのまま。貸せるし。」
「あー美味しい女将さん。・・・」
「それは美味しいでしょう。・・・六千万円も。お金は、何処に置くの。」
「お金はあの裏に。二メートルの金庫が有るの。三重扉の中に。ダイヤル式の金庫が有るの。」
「えー・・・二メートル。」
「幅がね。一、五メートルで奥行きも60センチの。大きい金庫。だから大丈夫。」
「私がカギ持っているの。でも直ぐ銀行に預けるから、一年中金庫にはお金は無いのよ。・・・お金の管理は嫌ですね。もし無く成ったら。私の責任だから。」
「大変だ、それじゃ。・・・」
「今日はお寿司が、美味しい。ワインも美味しい。」順子は御機嫌だった。家に帰って直ぐ寝た。
※七月二十八日。九時に起きた。シャワーを浴びて化粧して、ソファーでテレビを見ていた。そしてお母さんに電話した。
「もしもし順子。・・・どう。来るでしょう。・・・」
「はい。行きたい。て。でも皆。順子に気使っているの。・・・」
「そう。ぞじゃ。朝九時ごろ上野に着く電車有るでしょう。」
「うん調べたの。福島発。朝六時に乗ると上の九時着。」
「ゆっくり来るなら。二十九日来て泊って。次の日ゆっくり、国際劇場に行く。其れの方が良いか。そうしよう。」
「明日だよ。・・・じゃ。これから皆に話。するよ。近所の四人だから順子が知って居る人ばかりだから。福島駅から電話します。上野着。」
「分かった。気を付けてね。待って居るよ。」順子は、電話を切って。ホテルの予約をした。プレジデントホテル。の。カウンターボーイに。繋いで話した。分かってくれた。根津さんの。で。普通一泊が。一人二千円。四人一緒の部屋は一人二千五百円。四人で一万円だ。十階の部屋。レストランでのディナー付き。予約した。これで。良し。」
そして
※七月二十九日。朝十時に起きた。シャワーを浴びて化粧して。経済新聞を入れたので。毎日見ている。四社ともに一株。百円。上がって。三百五十円と二百五十円。・・・へー。凄い。事務所に電話した。
「順子です。またまた上がりましたね。」
「はい。ジャパンフューチャーアメリカン株式会社が=三百五十円。
スミダ=ケミカル株式会社が=二百五十円。城南開発株式会社が=二百円。三ツ星不動産株式会社が=二百円。と。なって居ます。」
「はい。有難う。・・・」やっぱり上がっている。もしかして。千円超えるかな。順子は。何故か怖さも感じた。リリリリリ電話だ
「もしもし。お母さん。はい。うん。じゃ。三時上野着ね。分かった。行って居る。麗さんに電話して。ライオンで会った。何時もの奥のテーブルに座った。
「お早う。順子。・・・どうですか。その後。」二人はワインを飲んでいる。
「麗さん、それがびっくり。・・・三百五十円。に成った。」
「えーそれじゃ幾ら。・・・」
「びっくりしないでよ。七千万円。だよ。」
「えー。・・・」
「声が高い。麗さん。」
「でもさ。出ますよ。順子。・・・美江さんも。・・・」
「そうです。三人とも。・・・」
「株。て。凄いね。・・・でも。麗さん。此の逆も有るのよ。ガクッと。値下がりして。五千万円を。一瞬で、無くなった人も居るのよ。実際に。その人は自殺した。て。」
「そう。一瞬で。企業倒産で。・・・」
「調査が大事。なんです。家では毎日二人で。四社を見ているのよ。其れの情報を集めながら。遣っている。あ。そうだ。田舎からお母さんたちが来るの。四人で。国際劇場の券を頂いたの。五枚。だからお母さんたちを呼んだの・三時に上野着。今何時。一時過ぎか。此処二時に。出よう。」
「そう。国際劇場。行ったこと無いね。ずっと。へー。じゃ忙しいね。ホテルに泊るの。」そろそろ、出ましょうか。順子が払った。順子は。タクシーで上野に向かった。二時半だ。入場券を買って。ホームに行った。電車が入って来た。何号車かな。真ん中あたりに居た。あ。出てきた。
「お母さん。」順子は。急いで傍へ行った。
「お疲れさまー・・・大変だった。」
「順子ちゃん。有難う。これお土産。柏屋の柏餅。十個入り。」
「有難う。・・・でましょう。・・・」
「うん。此れだけ。・・・」
「順子ちゃん。お綺麗に成って。女優さんみたい。」
「本当。嘘でも有難いですね」
「何。言っているの。嘘じゃないよ。本当にきれいだよ。」
「有難う・・・こっちよ。五人で一緒に歩いている、そんなに混んでは。いない。中央に出た。喫茶店に入って休んだ。
「疲れましたよ。皆。こんな遠く何十年ぶりですよ。」
「そうか。タクシーだから。大丈夫だよ。」四十分位居た。
「出ましょうか。」順子が精算して、店を出た。南口。反対側に行った。タクシーが来た二台。順子は前に乗った。後ろの運転手と話して。ついて来るように頼んだ。赤坂を上ってプレジデントホテルに着いた。降りた。
「おー。でかいホテルだ。」五人はカウンターで。手続きをしていた。何時ものボーイが来て。部屋へ案内してくれた。
「はい。此処よ。四人一緒だからね。」順子はカーテンを開けた。
「ほら。東京全部見えるでしょう。」
「へー本当だ。・・・」
「此れで私は帰るけどさっきのボーイさんに頼んであるから。心配しないで。何か有った時は。この電話で話せるから。私は、明日。九時に来ますから。」順子は帰った。
「此処は凄いホテルだな。お風呂も大きいよ。高い。べえ。良いホテル。だもの。」
ボーイが来て、七時から屋上のレストランで。食事だそうだ。又呼びに来るそうだ。風呂に入って着替えて。待って居た。順子は店に行った。弘子達が居た
「お早う。ご苦労さん。」八階に行った。ドアが開いた。鈴木。沢井社長だ。
「いらっしゃいませ。・・・あら。どうぞこちらへ。」三番テーブルにセットした。
「どうも。ご苦労様です。・・・」とりあえず乾杯。
「順子相談役。凄い事に成って居ますね。・・・」
「そうね。新聞見た。・・・三五〇円。」
「見ましたよ。・・・相談役の御蔭だ。本当に。ドンドン成長しています。清算も拡大して。・・・社員たちが、やる気、十分で。頑張ってくれています。」
「社長。お金を、どんどん。フル活用して。設備投資して。より良い物を造って。」
「相談役。販売部を設けたいと。考えて居ますが。どうでしょうか。」
「良いね。・・・でも販売するには。販売網を。確保しないと。まだ一般の人は。コンピューターは。まだまだ無理が有りますね。だから。大手の事務関係でないと。・・・誰に売るかが。又、どんな人が使うのか。・・・そして、使いこなせるか。難しいらしいから。・・・昨日ね。ジョン社長と一時間位。話したの。今の売り方の話を丁度。話したばかり。アメリカでも使いこなせていない。ので、行き止まりに成って居る。其処で私が。ジョン社長に提案を出したの。使い方を教える教室を創らないと。其の教室から排出された人たちが。ジョンコンピューターでなければ。使えないです。と成れば。売る場所が広がる。と言う事は。使う人が決める。ジョンコンピューターを、使う人を一気に、増やせば、自ずと売れ行きは伸びるのでは。と言う。提案を出しました。」
「えーそれは明暗ですね。確かに、使えない。でも使えば便利だ。覚えた人を一万人排出すれば一万台売れる。此れ。ジョン社長は、採用するかも。相談役。頭良い。」
「そうですよ。使う人。車持っていても。免許証が無ければ。乗れない。其れだ。教室だ。決まった。相談役。此れは百歩前進だ。」
「相談役のインスピレーションは。何時も凄いですね。・・・日本でも採用できますね。我々も作って居て、此れ、使いこなせるのかなって。思っていたよ。相談役。コンピューターは。入り込むほど難しくなる。が故。やりがいがある。どんどん改良して小さくしていけば。無限に有る。と。家の小林は。言っている。ソニーのトランジスターラジオに。匹敵する。と。小林は言っている。」
「だから。コンピューターと。使える人をセットで売る。其れをジョン社長に住めようかと思っているの。教室の優秀な人と、コンピューターをセットにして。」
「凄い順子さん。・・・」今日はこの辺で。終わりにした。何時までも話は尽きない。閉店して、帰った。順子は、目覚ましを八時にセットして。直ぐ寝た。
翌朝。
※七月三〇日。八時に起きてシャワーを浴びて化粧して。タクシーでホテルに着いた。ボーイが案内してくれた。順子は。ホテル代を清算した。
「お早う。・・・起きたー」
「はいお早う。起きているよ。」今何時。九時過ぎたばかりだ。じゃ出ましょう。タクシーで、国際劇場に行った。ガードマンが居た。招待券の裏を見せたら入って良いと言われた。順子は花束を買っておいた。裏から五人で入った。村田先生を訪ねてきたと言うと。楽屋に案内された。五人で入った。
「お早うございます。・・・先生。山本です。」
「おー。来てくれた。・・・お母さん。福島で会いましたね。」五人は。広い部屋へ案内されて休んでいた。コーヒーを頂いた。村田と三人が来た
「おー順子さん。いらっしゃい。」此れ。花束を渡した。有難う。じゃね。こっちから。ゾロゾロ入っていますね。この人について行って。五人で後をついて行った。
「どうぞ。この列に座ってください。五人は座った。
「おー良い場所ですね。順子ちゃん。・・・貴方凄いじゃない。三橋、村田、春日、どうして知って居るの。」田舎のおばちゃんたちが不思議がっている。
「うん。或るところで知り合ったの。其れから。ずっと。」
「へー凄い。ほら。始まる。」ブザーが鳴って幕が上がった。午後二時までの公演だ。
一時間位。歌が続き。お昼休憩。四十分。トイレに行った。り。弁当を食べた。り。している。すると、弁当を届けてくれた。
「これ、村田先生からの、お使いです。五個あります。食べて下さい。・・こちらへどうぞ。」休憩室へ案内された。
「此処で食べる。んだ。」五人は頂いた弁当を開けて食べて居た。ウナギ弁当だ。
「おー旨いー今までの、ウナギと違う。美味しい。」皆は、おじいさんらが、川で取った。ウナギしか、食べたことが無かった。蒸してあるので。柔らかくて、美味しい。五人は席に戻って。鑑賞していた。順子は。舞台に出た三人に。三万円を入れた封筒をそれぞれ渡した。二時に講演が終わった。ゾロゾロ帰る。順子達も変える準備をしていた。
「お客さん。こちらへどうぞ。」迎えられた。五人は、ついて行った。楽屋だ。五人は。入った。
「お母さん、遠い所。ご苦労様でした。」三人が居た。五人に手さげ袋を、くれた。
そして、お母さんたちが椅子に座って歌手三人と私は後ろに立って。写真を取ってくれた。後でくれるそうだ。そして。
「浅草の御土産です。どうぞ。」それぞれ頂いた。順子が、
「どうも有難うございます。」お礼を言った。すると村田と順子が。二人で話している。明日三人で、お店に。八時に来る。と言う。順子達はコーヒーをご馳走に成って、楽屋を出た。
「何処へ行きましょう。取り敢えず。浅草寺へお参りしましょう。」ゾロゾロ歩いた。
「人が、いっぱい居るね。毎日暇な人が、居る。んだな。東京は。」
「本当だね。・・・仕事しているのかな。皆。」呟いてアルル居ている。
「お。観音様だ。」五人で。お詣りした。荷物が重そうだ。
「お母さん。今日も、泊る。・・・」
「えーどうしますか。皆さん。・・・」
「えー。帰りましょう順子さんに悪いから。お金使うし。・・・」四対一で帰ることに決まった。
「でもさせっかく来たんだから。お母さんは泊りなよ。」
「そうだ。そうしなさい。私達は帰るから。」
「えー順子・・・」
「良いわよ。お母さんが良いなら。・・・」
「じゃ甘えて。泊ります。」決まって上野までタクシーで行った。時間を見た。
六時発。福島十時着。に乗った。福島駅からタクシーで行けば楽だ。四人を見送って、タクシーで家に帰った。
「えー鉄筋建て。エレベーターで八階まで。行くの。」エレベーターに乗って部屋へ着いた。
「おー結構広いね。両脇に部屋が有って。使いやすいね。」
「そう。一人だから。・・・でも、良いでしょう。・・・休んで。」
「あーけっこう疲れますね。年かな。」
「何、言っているの。年じゃないよ。気疲れ。何時もの行動が、変わったから。」
「そうだね。・・・直ぐ年だ。て。言っちゃう。」
「そう言うと、余計、年取っちゃうよ。・・・年だ。て。言わない方が良いわよ。」
二人は。何時も、言いたい事。言える。二人だ。ソファーで。休んでいる。順子はコーヒーを入れた。
「順子。頑張っているね。・・・何時も負けず嫌い。だった。から。でも努力も、しましたね。お母さんもそれは感心する。新聞配達は。一回も休まなかった。」
「うん。身体も丈夫だった。んだよ。親譲りで。」
「そうね。お父さん似で。スポーツ万能だから。」
「お母さん。何と言っても。丈夫な体が。一番だよ。育ててくれた。お母さんに感謝だよ。・・・本当だよ。」
「でも、あんたの努力も。根性も。活かせているのよ。」二人は久しぶりに話した。
これからご飯食べに行こう。何処が良いかな。おかあさん。んーー千疋家が良いか。二人は歩いて、千疋屋に入った。三階まで階段だ。入った。
「えーレストラン。と言うの。初めてだ。」席に案内されて座った。メニューが有った。お母さんは見ていた。
「順子。ナポリタン。シチュー。パスタ。ギュウヒレ、ステーキ。ポテトサラダ、横文字ばかりで。分かんない。・・・任せる。・・・この数字は。値段。・・・高っ。」
「じゃ。シチューとパスタと野菜サラダ。二人前。頼んだ。・・・お母さん。ワインの見な美味しいから。ワイン二つ。を頼んだ。話しているうちに運ばれてきた。
「わーおいしそう。・・・」ワインで乾杯した。
「此れ。お酒。・・・美味しい。・・・葡萄酒。」
「そう。ヨーロッパでは。ワイン。て言う。の。美味しいでしょう。」
「美味しいけれど。何、この値段。丸が一つ多いね。」
「うん。・・・此処は銀座でも。一番高いの。・・・後で果物屋さんに寄るね。」
「へえー。で大勢。居ますね。お客さん。・・・真か東京。」母は。珍しい食べ物ばかりで、迷っていた。様子だ。二人は三階から一階に降りて。果物売り場に入った。新鮮な果物が綺麗に並んでいる。皆美味しそうだ。値段も付いていた。母には考えられない値段だ。二人は、メロンを一個買って。帰った。早速切って食べた。
「えー順子。このメロンの味。食べた事の無い甘さ。くどくない。甘さ。・・・これなら高くても、満足かも、しれない。でも、私は。普通の美味しい。安いメロンで。良いです。」
「お母さん。・・・それは人それぞれですよ。」二人、メロンの話で弾んだ。順子は弘子に電話して休みを取った。二人は寝た。
※七月三十一日。母さんは、八時頃起きた。順子は。九時に起きた。
「お母さん起きていた。・・・」
「私はこんなに遅く起きたの。初めてだよ。・・・何時も五時には起きていますよ。」
「そうか。私は何時も今頃。九時に起きるの。」シャワーを浴びて化粧して来た。
十時だ。ご飯食べる。・・・じゃコーヒーでも飲む。」順子はコーヒーを入れた。二人はコーヒーを飲んでいた。
「今日帰る。・・・」
「うん。帰る。・・・何処も行かなくても良いよ。此処に泊れただけで。満足だ。」
「そうか。・・・良かった。お母さんが喜んでくれて。・・・」
「それじゃ私の事務所に行きましょう。」銀座を散歩しながら。二人は歩いて事務所に行った。
「お早う。・・・」事務員たちが。十人居た。
「お早うございます。ご苦労様です。」全員。立って挨拶してくれた。お母さんは。ビックリした。
「私のお母さんです。昨日泊ったの。」
「お世話になって居ます。母です。」お辞儀をした。お茶を出してくれた。応接室でお茶を飲んで事務所を出た。二人はタクシーで。上野へ行った。中央改札広場に行った。時間表を見た。
「あれかな。東北本線。仙台行き。十四時発。・・・これだ。切符を買った。喫茶店に入った。コーヒーを飲んだ。
「けっこう疲れるね。お母さん。・・・」
「そうね。・・・順子の事務所。有んな繁華街なんだ。」
「そう。広かったでしょう。・・・」
「良いね。皆順子位の、年齢じゃない。そう見えた、けれど。」
「そうですよ。社長と言う人が居るの。二人。・・・会社が二つ、入って、いるの。」
「え。そう。なんだ。・・・うーん。良いわね。順子は、事務所に居なくても良いの。」
「うん。私は営業だから。会社行かなくても。良いの。株。て。知って居る。」
「うん。聞いた事。あるけれど。分からない。」
「それを。投資してくれるお客を探すの。」
「えーそれも大変だね。・・・」
「でもね。知り合いが多いから。・・・さっきの歌手。達もお客さんなの。」
「あーそれで。知って居た。んだ。」
「そうです。・・・これから日本の発展の。為の。仕事なの。」
「頑張っているね。」
「二人は出て。お弁当を探した。・・・有った。此処で、買おう。順子が買ってあげた。幕の内弁当。・・・これ。お母さんと。弟。妹。達に上げる。封筒に名前とメッセージを書いて。母に渡した。(母=三万円。弟=一万円。妹=一万円。)
「じゃ。気を付けてね。・・・無理しないように。二人に大学に進むように。言ってね。」
母は、改札口を入った。二時発仙台行き。特急下り。に乗った。順子は、タクシーで家に帰った。ソファーで休んだ。今日は歌手たちが来る。横に成った。
六時。だ。お店に行った。皆着ていた。今日は、気有料日だ。順子は、封筒に入れて置いたのを皆に渡した。
「今月も一万円多く。入って。います。・・・これからも宜しく。」一人。計=六万円。
(ちなみに。大卒初任給=二万三千円。ラーメン=六十円。お寿司上=二百五十円。)
ドアが開いた。
「いらっしゃいませ・・・あら。どうぞ・」ママが。三番テーブルにセットした。ボトルとつまみを出した。三人だ。取り敢えず乾杯。
「先日はどうも。有難うございました。ご丁寧に。母たちが。冥途の土産だ。て。」
「えー若いですね。お母さん。」
「手も、四十五歳かな。・・・」
「同じぐらいだよ。俺達と。うんー。・・・ママお母さんに似ているわ。」三橋が。
「ところであの話。ママ。大事な。・・・ママ。」
「まーまーまー。て。まー。まちな。」
「ミッチー。又。漫才する。・・・落ち着きなさい。ほら。」
「はいはい。」ミッチーが。
「ママ。はい。はい。って。二回。言わないの。馬追に。成るから。はい。で良いのよ。」
「はい。分かりました。」ごめん。ねママ。又。ミッチーが。
「良いのよ。あのね。ビックリしないでね。三千万円に成ったの。其れからまだ有るの。一か月過ぎたでしょう。ブラス一〇〇円に成ったの。現在は。合計で五千万円に成って居ます。其れから手数料金を。300万円を引きます。」
「えー。分からなく成った。・・・一千万円が。三千万円に成って。更に。二千万円加算されて。五千万円。だそうだ。」
「はい。分かりましたね。・・・要するに。その儘にしておいた方が。日毎。上がれば。加算されます。だから、一か月下ろさないで其の儘にして、置いたので。二千万円増えた。て。事。」
「分かった。要するに。此の儘。置けばどんどん。増えていく。て。事だよな。」
「その通りです。」
「お願いが有ります。三百万円の。手数料分は。現金で頂ければ。有難いですが。と言う事は。三千万万円の手数料金が三百万円です。此処から引くと。残が二千七百万円という数字が出て来ると計算が。ややこしく。なるので。帳面上は。此の儘にして置く。ので。三百万円を、現金でお願いします。」
「あ。そうか。分かりました。三人で、九百万円払えば良いんです。」ムッチーの言う通りです。でも、今日は、持ち合わせが、無い。
「今度来る時で良いですよ。なるべく早くお願いします。帳簿整理がつかないので。」
「そうか。明日暇な人。居ない。」
「じゃ明日俺が来るよ。無かったら立て替えて置くから。帳尻が合わないからだよ。」
「そうです。お願いします。・・・もう一個。・・・皆さんの件は、法律違反に成ります。・・・私が裏工作を。しました。ので。表には出ないと思いますが。絶対に。四人以外の人には。絶対。喋らないでください。分ればこの四人が逮捕される。場合が。有りますので。」
「えー。本当ですか。ママ。ー」
「本当です。ですから。絶対守ってください。・・・でも完全犯罪では有りません。所謂。グレーゾーンです。・・・でも、返金すれば、無しに、成ります。」
「えー。今更。・・・返金。俺は返金しないよ。・・・騙さていれば。良いだけ。でしょう。・・・起源は有りますか。」
「はい。五年間です。」
「有る。んだ。・・・」
「良いシャン。・・・四人で結束すれば。良い話だ。」
「そうです。結束です。・・・」
「ママ。凄いですね。貴方は。・・・怖い。」
「ミッチー。失礼だよ。・・・怖い。・・・こんな綺麗な人。」
「奇麗な花には・とげが有る。馬鹿な男。にゃ。ひげが有る。」
「漫才じゃ無い。んだから。ミッチー。」
「そんなつもりじゃ無いけれど。ま。結束しよう。其れで決まり。」
「明日。立て替えて。下さい。二人の分。」
「又俺か。・・・社長に借りる。しか。ねえな。」
「離婚資金。を。貸してくれ。て。言うか。」
「おいおい。冗談は。良子さん。」
「ハハハハハ。駄目だ。こりゃ。」
「ママもどうなっている。んだよ。ハハハハハ。」
賑やかに帰った。あの三人は、やっぱり芸人ですね。順子は感心していた。帰って直ぐ寝た。
※八月一日。東京は。真夏に入った。そしてお盆。夏祭りの時期に入った。順子の店も赤字に成ることが無く。繁盛している。ムッチーは立て替えながらも九百万円を順子に持って来た。お店も終わって、一人で帰り支度をしていた。リリリリリ電話が鳴った。
「もしもし。アメリカのジョンです。順子さん。・・・コンピューター教室の話。会社で検討した。結果は。実行します。「順子の発明案」として登録し。採用します。其れで。順子さんの功績にこたえて。教室の顧問に内定しました。アメリカの各州。五十か所に。開設して、ジョンコンピューターと名付け。アメリカ全土を。制覇します。益々邁進しますので宜しく。お願いします。・・・あ。忘れて居ました。顧問料として。年払いで日本円500万円振り込みます。契約は。十年です。お願いします。」
「えー・・・やったー・・・」




