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ラべリングのお話。

 雲が目と鼻の先ほどに見える山間に、そこそこ開けた場所があった。


 ここは、のんびりと慎ましく生きる生命が点々と家を建てて、なんとなく村になって行った場所だった。


 陸に上り、平野を超え、峰を駆け抜けた風は、乾いた涼を村へ届けてくれる。


 乾燥に強い高山植物が可愛らしい小さな黄色の花を咲かせ、低木にはベリーの真っ赤な実が今にも弾けそうに実っていた。


 穏やか、そのものである。



 そんなこの村の中心に、不思議な掲示板が設置されていた。

 いつ、誰が設置したのか、気付かないうちに中心にあったそれは、いつしか村のシンボルとなっていた。


 この掲示板には様々な情報が、いつの間にか掲載される。


『×××の家でパーティーが開催されるのでみんな参加してね』とか。

『山をいくつか超えた先の国が戦争をはじめそうだ』とか。

『久しぶりに旅人が遊びに来る』とか。


 とにかく穏やかで事件らしい事件のない村なので、掲示板に新しい掲示物が増えることは毎日の楽しみになっていた。


 この不思議な掲示板よって、ヴァルゴ、ニーニ、ジュルリの一行がこの村に到着したころには、すでに歓迎の宴が準備万端に待ち構えていたというわけである。


「やあやあ、旅人の皆様。今宵はゆるりと腰を落ち着かせて、心行くまで私たちのもてなしをお楽しみいただけると、大変うれしいですな」


 なんとなく村長をやっている大きな体のグリズリー、ポッチョムが、その体に似合わないほど小さな丸い耳をぴくぴくさせながら嬉しそうに言った。


 右手には大きな木製のジョッキを持ち、左手には今しがた準備したであろう冷えたエールが注がれたガラス製のジョッキが乗ったお盆を持っている。


「これは大変驚きました。私たちの姿がかなり遠くから見えていたのですか」


 ガラス製のジョッキを受け取りつつ、素直な感想をヴァルゴが述べた。


 ジュルリも器用に前足を使い、ジョッキを受け取る。しかし、ニーニの背格好を見てポッチョムはお盆を下げた。代わりに真っ赤なラズベリージュースを持ってくるように仲間に伝える。


「いえ、この村に凄腕の記者がいましてね。誰だかはわからないのですが――」


 山の夕日は短い。


 茜色の空は次第に紺色に塗りつぶされていき、木々はその根元に多くの虫たちを集めて合唱会を開く。面白おかしく騒いでいた宴は、夜の虫のミーミーという音で大人しくなった。


 薪のパチパチとはぜる音を楽しんでいると、あたりはすっかり夜だった。


「それにしても、不思議な掲示板ですね。先ほどちらっと確認したら、この盛大な宴が記事になっていましたよ」とヴァルゴは言った。


「そうでしょうとも。この掲示板は村の誇りです。情報の源として、私たちは絶対の信頼を寄せています。だから、匿名の記者も無償で貢献してくれているんだと思いますな」


 木製のジョッキが何度空になっただろうか。

 すっかり酔いのまわったポッチョムは、原っぱにでーんと寝っころがった。ヴァルゴも真似して横になる。


「ヴァルゴ。私とジュルリは先に休むことにした」


 ポッチョムと同じか、それ以上に酔っぱらった小さいジュルリを抱きかかえ、ニーニはテントへと向かった。


 小さくなっていく背中を絶望の眼差しで見つめるヴァルゴ。焚火の薄明かりが目元を光らせた。


 虫たちの大合唱がどんどん佳境に差し掛かっているのか、より盛大に鳴り響いていく。その音に負けないくらいポッチョムのいびきが響き渡る。


 月のない夜。焚火もとうに消え、音だけが支配する世界で、掲示板が行進された。



 肌寒さでニーニは目が覚めた。


 テントの中でヴァルゴとジュルリが気持ちよさそうに眠る。


 静かに仮面を装着すると、ニーニは柔らかい朝日が筋状に山頂を照らす外へ出た。


 村の家々では炊事の湯気がちらほらと上がっている。とても、素晴らしく芳醇で、香ばしく、体中を喜ばせる香りがニーニの小さな鼻を通って、全身のありとあらゆる細胞を活性化させてく。


 程なくして起きてきたヴァルゴと朝の挨拶を交わし、ニーニは散歩へ出かけた。最高の食事には、最高の空腹というスパイスが欠かせない。


 ニーニのモットーだ。


 ヴァルゴはというと、美しい大自然のスポットライトを浴びる大天使ニーニをその目に焼き付けようと、必死の形相で目を見開いている。案の定、山頂を抜けた切った太陽にやかれた。


 村の外れに位置する家を折り返し地点とし戻ってきたニーニとヴァルゴは、まだ眠るジュルリをお越し、村長ポッチョムの家へお邪魔した。


 朝ごはんの約束は、昨日のうちにニーニが取り付けていた。


「いらっしゃい。さあさあ、上がって」


 特徴的な石積みの丸い家。

 

 軒先から三角錐状に屋根が作られ、分厚い木製の扉や窓がつけられている。全景を見ると、男の顔のような家にとんがり帽子がかぶされているみたいだ。


 内装はとても簡素で中央に大きなテーブルとイス、窓際にベットが置かれているくらいだが、豊かな山の恵みが高い天井に所狭しと吊るされていて、独特の香りを放っている。


 大きなテーブルには大きな穴が開いており、その周囲は焦げ付いていた。


「朝ごはんは私の郷土料理、ガッシュにしてみたんですな」


 ポッチョムが外から鉄製のつぼを持ってきて、テーブルの焦げた穴にしっかりとはめ込んだ。蓋を開けると、蒸気が立ち踊った。


 中を覗き込むと鉄つぼの内壁に小麦色に焼けたパンのような扁平の何かが張り付いている。

 

 穀物と果実や野菜などを練り合わせて、調味料を加えたら蒸かし焼きにするんですな、とポッチョムは言いながら慣れた手つきでガッシュをお皿へ取り分ける。


 確かに、色とりどりの練り物が含まれており、香ばしい香りがした。


「ジャンガリアのジャムやミルクに浸してもうまいが、何と言っても殺人蜂の蜜が一番ですな。搾りたては準備できなかったですが、私自慢の蜜だから使ってくださいな。ちなみに、鉄つぼの底はお茶なので、ほしい方はそっちの杓を使ってくださいな」


 手作りらしい形のいびつなマグカップを人数分置き、ポッチョム自身はお皿とマグカップを持ってベットへ腰かけた。


 一行は自然の流れで目の前のイスに座る。お腹はすでにペコペコだッと叫んでいた。


 ニーニが早速、おすすめされた殺人蜂の蜜を躊躇なくたっぷりと、これでもかとかけ、豪快にかぶりついた。


 表面の小麦色に焼けた部分はサクサクとした歯触りなのに、中は野菜と果実のうまみが搾れるのではないかというほどジューシーだった。蜜が持つ、独特の癖がある甘味と合わさって、噛むほどに体へ染み込む。


 鉄つぼの底で煮たお茶も飲んだ。ほどよい暖かさが蜜の粘りを溶かし、流れ込んでくる。


 ガッシュと親和性が高いと思ったが、何のことはない。この水蒸気で蒸し焼きにしているのだから、もはやこの二つは双子のようなものなのだ。


 ニーニはすぐさま二枚目を鉄つぼからはぎ取った。



 ポッチョムの家で郷土朝ごはんを満喫した一行は、この村の先にある山へ行くといってお昼前に出立していった。


 距離でいえば大したことはなかったが、山頂でお昼でもと言って村の方が焼いた米を用意してくれたので、ありがたく受け取っていた。


 夕方には戻ってくるだろうと、今度はポッチョムから夕飯へ招待すると、案の定ニーニが大きく首を縦に振って受け入れた。


 ガッシュを満喫してくれたのだろうとポッチョムは喜んだ。




 何筋もの雲を追いかけて、のんびりした正午を過ごす。


 そういえば今日はまだ掲示板を確認していなかったなと思い立ったポッチョムは、少し億劫な気持ちを抑えて村の中心へ足を運んだ。


 いつもの掲示板、いつもの村、少し違ったのは広場に群集ができていることだった。


「どうしたのですか、皆さん。掲示板にトラブルですかな」

「おお、ポッチョムさん。この記事を読んでください。今朝更新された掲示物なんです」


 そう言って、掲示板から剥がされた紙を受け取ったポッチョムは、小さな丸い耳をぴんと張った。

 

 驚いているときにする、鼻先を小刻みに動かす癖が出ていた。


 『宴を満喫した旅人達、過去に街の魔結晶を破壊し、炎の海に沈めた前科あり?! 隠された真実と悪魔の素顔』というタイトルで始まるその記事は、村中の動物、人にあっと言う間に広まった。


 少数でつつましく暮らしている村の中の掲示板で、これほど凄惨な事件を取り扱った記事が出たことが無かったため、動揺は大きい。


 すぐに顔役が集まり対策会が開かれた。


「おいおい、あんな大人しい顔して。トンでもない野郎たちだな」と小さなげっ歯類が言う。


「しかし、昨日接した限りではそれほど悪いことをしてきたような雰囲気ではありませんでしたよ」と焼いた米を一行にくれた女性が言う。


 最初は拮抗していたものの、肯定的な声は段々となりを潜め、否定的な意見が声高々に語られる雰囲気が形成されていった。


 ヒートアップする対策会に、ポッチョムはその大きく頑丈な爪をむき出しにしてテーブルを叩いた。分厚い樫のテーブルだったが、爪が易々と食い込む。


「彼らはきっと夕方には戻ります。私が夕飯に招待したのですな。だから、その時に話し合いをしましょう。きっと訳があるはずですな」


 ガリガリとテーブルの表面を削り、収められていく巨大な手を会のみんなは見守った。


「しかし、それでは安心できない。やつらが強力な魔法を使えるやつらだったら。この村で対抗できるやつなんていないんだ。念のため、魔方陣を敷いて捕らえてから話を聞くことにしようじゃないか」


 げっ歯類の意見が通った。


 ポッチョムの男の顔ハウスに村総出で魔方陣を敷き、一行を待ち受ける作戦が決行される。

 

 その後、怪しまれないように一旦解散することとなった。



 ポッチョムは生まれたての小鹿のように震える体をなんとか落ち着かせようとしたが、無理だった。


 座っていることが出来ず、ウロウロと村中を歩き回る。


 いつの間にか、習慣の性か、掲示板の前に立ち、更新されていないか確認していた。


『旅人達、山頂で怪しげな儀式を開始。第二の炎の海が襲う先は』という記事が更新されていた。



 もはや、ポッチョムに余裕は無かった。


 小さな耳や小さな鼻はヒクヒクと激しく動き回り、手足の太く硬い爪をむき出しにする。


 適当に選出された村長という立場だったが、村の危機に体の強い自分が村長だったという幸運を感謝していた。


 まもなくヴァルゴたちが帰ってくるだろう。魔方陣に捕らえたら、真実を吐かせてやる。


 多少強引な手段となってしまっても、この穏かで棲み良い村を守るためなら、些細な犠牲だ。


 

ポッチョムはブツブツとつぶやきながら村のどこかへ姿を消した。


 ほどなくして、ヴァルゴ、ニーニ、ジュルリは疲れた足取りで村に帰ってきた。


 ジュルリの背には行きには無かった大きな麻の袋が固定されており、その袋はやけに大きく膨らんでいる。


 村中が家の中から様子をうかがっていた。


 明らかな疲弊、無駄に大きな中身不明な袋。一行がテントにその袋をおろし、村長ポッチョムの家へ向かっていくのを見過ごすと、近くの家へ袋を担ぎこんだ。


 作戦が始まった。



 ポッチョムさん、戻りました。と男の顔ハウスの扉を叩くヴァルゴ。


 ポッチョムの反応は無かったが、扉が叩かれた反動で少し開く。家主不在で施錠されていなかったのだ。


 一呼吸、ジュルリとニーニの目を見る。


 すると近くの家から小さなげっ歯類が出てきた。


「ポッチョムから夕飯の材料を取りにいくから、先に家に入っていてくれと言付けを頼まれていたんだよ。ささ、中でゆっくりしていな」とげっ歯類に言われ、一行は扉をくぐった。


 一瞬の出来事だった。


 条件発動式の魔方陣がヴァルゴ、ジュルリ、ニーニを捕らえる。


 紫色に輝く魔方陣が回転し、中と外を完全に隔てると、村中から集まった動物や人が文字通り野次馬となった。


「これは、どういった経緯でしょうか」とヴァルゴが務めて冷静に話しかける。


「どうしただ? 自分の過去に聞いてみな。お前たちが犯した犯罪はもう露見してるんだぞ。俺たちをただの馬鹿だと思ったら大間違いだ」とバックホーンが唸る。


「そうよ、私たちを騙して魔素を奪うつもりなの? さっき山から戻ってきたときに持って帰ってきた袋はなによ。こんな小さな村で、なんて恐ろしい」とユニコーンが叫ぶ。


 村中の目が怒りに震えていた。もはや話し合いの気配など無く、今すぐ魔方陣に捕らえているうちに殺してしまえと罵声が飛んだ。


 喧騒に、ニーニが怯え始めるとそれをかばうようにジュルリが体を拡張し丸まった。


 ヴァルゴが笑顔を絶やさずに矢面に立つが、村中の怒りが思いも寄らぬほどに燃え上がる。沢山の目が、魔方陣に閉じ込めた犯罪者の処罰を訴えていた。


 そこへ、大きな麻の袋を抱えた大きな体のグリズリーが、これまた大きな足で土を踏み抜き、可愛らしい黄色い花を蹴散らしながら現れた。


「おお、ポッチョムさん。これはどういったことか説明していただけると――」

「黙れ。私はこの村の村長だ。この村の安全を脅かすものと話す言葉などないわ」


 豹変したポッチョムの呼吸は荒い。一言一言が体を押しつぶさんほどの重圧だ。


[これはなんだ。この袋はどこから持ってきた。中身はなんだ」


 そして、力任せに麻の袋を引き裂いた。樫のテーブルさえも切り裂く爪に、麻がかなうはずも無く中身が零れ落ちてくる。


 それは自然の摂理に則り、斜面を這うように逃げていく。


 黄色い花やらラズベリーの低木、細やかに整備された畑を夢中で逃げていく液体を、ヴァルゴはそれがどこに向かっているのか視線を外さなかった。


 村の目は液体を追いかけはしなかった。


「まったく。大方、魔素を根こそぎ掠め取るための道具だったのかもしれないが、ここまでだ。悪いが危険をみすみす逃がすわけにはいかない。幸いなことにこのあたりのルールは我々だ」とげっ歯類が言う。


「どうせ犯罪者よ。世直しだと思って、私たちが責任を取らなければいけないわ」

「その通りだ」「そうだ、そうだ」「正義の裁きをッ」


 怒号が鳴り響き、村中が各々の利き腕を魔方陣へ突き出す。


 詠唱も含めた炎の魔方陣が一行を捕らえる魔方陣を囲み、火刑の準備が進められていく。



 言葉ではもう決着など望めない。


「鉄槌を!」


 ポッチョムの掛け声で炎の魔方陣が発動した。

 

 見る見るうちに業火が男の顔ハウスを飲み込んでいく。


 怒りに任せた大量の魔素が注ぎ込まれ、乾いた風に煽られて空高くまで真っ赤な火柱を吹き上げる。高威力の魔方陣が村中の総出で維持され、犯罪者を蒸し焼きにする。



 しばらくして燃え爆ぜる魔方陣から、ラズベリー色の蝶がひらひらと凛とした風に乗って舞い上がった。


 何千、何万と飛び立つ蝶はそれはそれは美しい。雲ひとつ無い空にラズベリー畑が広がるのをポッチョムは満足そうな顔で見た。


「これで村の平和は守られましたな。私は自分の仕事に責任など感じたことが無かったが、今回の出来事で改めてその重職を全うする自覚が芽生えたのですな」


 ポッチョムが目の前に飛んできた蝶を手のひらで受け止める。


 じゅぅぅぅっという感触が骨に響く。怪訝な顔で手見ると、蝶が舞い降りた場所の毛がちりちりになっていた。こげていたのだ。


 火傷の感覚がポッチョムの皮膚を通して、神経を刺激し始めたのと同じくらいのタイミングで、そこら中から悲鳴が上がった。


蝶が村全体を覆い、いつの間にか炎に飲まれていた。


 バックホーンやユニコーンの体には真っ赤なラズベリー色の水ぶくれが沢山でき、近くの家は屋根から火を吹いている。


げっ歯類の顔役は煙でも吸ってしまったのか、ピクリとも動かない。



「なんだこれは。しょ、消火だ。消火するんだッ」


 ポッチョム村長の声は誰にも届かない。


 一様に逃げ場の無い地獄の中で、闇雲に動き回り、昏倒していく。


 強く風が吹けばさらに煽られた業火が元気に森を燃やしていく。


 体も大きく、強靭で、酸欠にも強いポッチョム村長はまだまだ余力のある状態だった。しかし、頭の中はもう一つの考えでいっぱいになっていた。



 掲示板は木で作られている。広場まではそこそこ距離があるが、時間の問題だ。


 急いで回収しなければ。


 ここまで考えるともうポッチョムは走り出した。村長としての覚悟など忘れていた。


「ああ、私の掲示板。全ての情報を手に入れることが出来る掲示板。この火事の結末は……」




 燃え盛る業火の中、掲示板を抱えて崩れ落ちるグリズリーの姿があった。立派な体格は大きな火傷を負い、指先などは炭化していた。


 乱れ浅い呼吸だけが僅かに継続されていた。


「私たちが山頂で捕らえたものは、古い血を引くハチドリです。かの魔物は魔力を持つものでさえも惑わす厄介な生き物です。この大切に抱えられた掲示板は、言い換えれば触媒だったのですよ」

 

 ヴァルゴが言った。


「それから、もう一つ。捕縛の魔方陣は内からも外からも干渉できなくする空間を隔離する魔法です。強固な空間膜を破壊できるほどの強力な魔法で無い限り、私たちには届きません。解けない魔法を維持しながら、あれだけ規模の大きい炎の魔方陣まで発動すれば、それは正気を保てなくても無理ないことでしょう。それでは、さようなら」


 ジュルリが大きな麻の袋を背負い、ヴァルゴとニーニを乗せる。


 大きな体のグリズリーはもう呼吸をやめていた。

 


「ガッシュ、おいしかった」


 ニーニは大切そうに、鉄つぼと殺人蜂の蜜が入った小つぼを抱えている。


 男の顔ハウスだけが燃えて広がった広場の中にぽつんと取り残されていた。その顔は次第に小さく、豆粒ほどのサイズになり、そして見えなくなった。

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