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師匠が最強すぎる  作者: 不病真人


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第五話 袁天術

蕭潮は、広場の中央へ向かって歩いていく。

 足音はほとんど聞こえない。

(しかし浮遊しないんだな、ゲームの中だと一定レベルになると歩かなくなるけど。)

「不平なものも多かったが、わかるはずだ残りのものに。先ほどの測定は、単に霊根の品位を確認するためのものではない。」

巨大な霊石の周囲に、さらに複数の陣盤が運び込まれた。地面へ置かれた陣盤同士が淡い光で繋がっていく。光の筋は、まるで蜘蛛の巣のように複雑に絡み合い、広場の中央に巨大な円を描き出した。

「霊根。、肉体いわば経脈、神魂...して悟性。」

 蕭潮は止まらず言葉を並べた。

「修仙者の資質は、目に見える表向きの資質だけでは決まらぬ。」


そうゲームでは、ほとんど数値としてしか表示されなかったから、とりわけ聞かれない部分だ。

霊根、根骨。悟性、体質、当たるかどうかの運気。

どれも最終的には一つの数字やランクとして処理される。

 

 知能だって調べれば答えは出てくる固定のプログラムのみ

現実では、もっと複雑なのだろう。

例えば、どれほど霊根が優れていても、霊気を受け止める身体がなければ修行はできない。

霊気を受け止められても、精神が脆ければ幻境に囚われる。

幻境を抜けられても、理解力がなければ功法を学べない。

だから。

最初から全員に同じ試験をさせる意味はない。

しかし全員個別では時間はかかってしまう

ならば分ける、試験で優秀と見た人材にこそそれぞれの才能を最大限に引き出すために、それぞれに最も適した環境を用意する。


 そう説明されたと私は受け取った。

「先に測定を行った理由も同じだ。各々の資質に合わせ、最適な試験を用意する、ただ強き者には強き試練をではない。」


 「..?」


「我らは修行者、修練者、修道者。つまりは強盗山賊ではないのだ。ただ無理に同じ基準で競わせれば、才能を正確に測れぬ。同じ資質でないのなら、つまり起点が違う、ならば必要なのは異なる起点、異なる教えに修練だ。」

なるほど、なんだか安心した、てっきり、弱肉強食主義かと思った。

(しかし口先だけじゃないだろうか。)


 ただの入門試験ではない。

受験者を落とすための試験ではなく。

その人間がどこまでできるのかを測るための試験。


 つまり。

誰もが“自分にとって最も難しい最適な試験”を受ける。

……なるほど。

(これ、私にとっては最悪じゃない?)

【肯定】

(即答しないで。)

 最初の受験者が陣法の中へ入った。

彼はそれほど悪くはない霊根。

そんな彼の前に用意されたのは小さな陣法だった。

直径わずか三歩ほどの円。内部の霊気濃度もそれほど高くない。

 (今はこれが限界ぽいが...ゲームの後半じゃあまり見ないものだから、いまいち差がわからない)

 薄い橙色の光が、地面から立ち上っているだけだ。

彼は陣の中央へ立ち、両足を肩幅に開いた。

「扎馬歩、あるいは站椿の構え、郷で言えばな、足をほろげて立つがいい」試験官が言った。

 (站椿か、なんとなく少年の出身地を拾えそうだ。)

少年は目を丸くする。

 「立っているだけですか?」

 「立っていろ。」


 「...何分ですか?」

「倒れるまで。」

少年の顔が引きつった。

私は少しだけ笑いそうになった、前世でたまに遊んでいた対人ゲームキャラのセリフを思い出したからだ。

(俺は倒れぬのだ!って懐かしい)


 ことはともかく站椿。

両足を開き、膝を落とし、腰を沈める。

見た目だけなら、ただの立ち姿だ。

しかし、実際には全身の筋肉を絶妙に緊張させ、重心を維持し続ける。足裏から大地の気を感じ取り、丹田に意識を集中し、呼吸を均一に保つ。長時間続ければ、足は震える。

ならば結果腰は痛む。背中は焼ける。呼吸も乱れる。

良き基礎鍛錬になる、仙人のいる世界でも

そして。


そしてだ。

 霊気陣の中にいることで、身体の内部へ流れ込む霊気が負荷をかけ続けて耐えられなければ倒れる。

しかしそれだけでなく霊気を吸収しすぎれば経脈が痛む。廃人だ。

 (忍耐と霊気の操作が問われるもの...あるいは資質が良ければどれほどでも吸い切れるが...

だからこそか。

霊根の資質によって、入れる陣の濃度が変わる。

あの少年は、低濃度の霊気陣。

こちらの...ここから感じたのは、あれはおそらく...内部の温度が徐々に上がり、まるで微かな炎が皮膚を舐めるような感覚を与える。

(そうか、壊すまでには行かないのか...人道的...かな)


 「そちら...の貴人...試練を」


 「はい、李清雪です。」


しかし、先ほどと違い、ここより試練は同時刻か....私も試練のようだ


 「あっ」

さっき少し気になった少年がいた、すぐ隣だ、いいや正確には陣法を挟んで少し距離と言うかかなり距離があるが、わかる彼だ。

先ほどの武人風の少年。楚昊

 「...」

明らかにこちらを睨んでいる

(あれ。)

そう、私は知っている。

この試験、受験者同士の妨害が禁止されていない。

いや。

正確には。

「試験官が危険と判断しない限り、受験者間の干渉を制限しない。」

そういう暗黙なルールのはずさ。

(当然実力者の彼も知るだろうなぁ....)


━━「修仙の道において、常に公平な戦いがあるとは限らぬ」と前世はこのゲームのスローガンになってたが、今は勘弁してくれ、そもそも私は対人戦をこのゲームでやりたがらない主義だったんだ。


 (何か転機は....あっ)

さらに別の少年が立った。

10歳ほど。

身なりが良い。

上等な絹の衣服。腰には装飾された玉佩がぶら下がり、指には細い銀の指輪。

そして玉冠、あの裕福そうなと言うか、貴族そうな家の子だった。

 楚昊を見る目が、突然私からずれて向こうにまたがり、裕福そうな貴族ぽい彼に向かって言った。

それはさらに良くない目つきに変わっていた

 

 「お前。」

しかし先に声を変えたのは絹の衣の彼

 「何だ。」

「先ほどの測定で、ずいぶんと良い結果が出ていたな。」とかなり詰めた口調だ、貴族風な彼かだ。

「普通だ。」

「普通?」

裕福な少年は笑った、いや笑いというより、嘲り?憤怒?怒りか。

唇の端が歪んで、目が細くなったから勘違いしたものだ

「お前のような草民が謙虚するな?」

 (ヒョエ〜口わる)


 楚昊の目がわずかに細くなった。

だが、何も言わなかった。ただ、静かに站椿の姿勢を保っている。


 (うわぁ。)


 「我は袁天術よ」

その少年自己紹介をしたがそれは、試験官が別の受験者を見ている隙に、手を動かした。

ほんの一瞬。

 指先から小さな霊気か、あるいは何かが飛んだ。薄く、ほとんど見えないほど淡い光の筋。

楚昊の足元へ、站椿中の彼の右足へ渡り、ほんのわずかな刺激を与えた。

足の筋肉を痙攣させる程度のもの。

足が攣る程度か



【微弱な功法の反応を検知 対象発生源:袁天術】


(功法!?アルケミスト!全力で解析だ!)

この世に生まれて何年か、ついに功法を見た、仙人への道においては、。ただの人に対する水、いや酸素ほどに重要なもの

 

「うっ」と言って楚昊は、耐えた。

足が一瞬だけ震え、右膝がわずかに内側へ折れそうになる。しかし倒れない。

 袁天術の顔が歪む。


 「雲篆流光、金章啓命(雲篆光を流れ、金章命を啓く。)」

もう一度。今度は呪文を唱えたのか。

今度は少し強く。

霊気がまた飛び今度は足首の腱を直接刺激するような、鋭いものだった。

私は。

ため息をついた。

(怪我するほどの威力)

【分析より、おそらくこれ以上の強力な技をお持ちで】

(うんだから、懲らしめてらるとか、そう言った封建の考えだろうけどあまり理解できない。)


楚昊の足元へ、ほんの少しだけ霊気を流した。

妨害ではない、支援でもない。また脅迫しているなんて思われたくないものだから。

ただ、彼の足元に落ちていた小石を、ほんの少しだけ転がし、その小石は袁天術の足元へ向かった。

「……っ。」

 袁天術がそれを踏んだ。

身体がぐらりと揺れ高価な靴の底が石に乗り、バランスを崩す。

その瞬間。

楚昊が、手を伸ばし、なんと腰にかけていた何かを飛ばして

「おい。」

 それが袁天術の身体を支えた、ように見えたが違う

(みんな...いろいろ持ってて羨ましいな。功法、いわばスキル)


 袁天術も功法があって、彼は片足だけで立っていた。

背中を何か押してくれていれるように体から風のような何かを吹かしている。

そうなのか、その服が揺れて、髪は靡いている。

(...テクニシャン、しかし片足でもセーフか。立っていろってまさか倒れなければ...?)


 「動くな。」

 「……何だと?」

 「試験だろう、仙長たちに失礼だ。」


 「な、なんだとぉ!?我は幻境がお前に」

 「事実だけだ」

楚昊は袁天術の怒りに対してそれだけ言って、その顔を再び正面を向けた

背筋を伸ばし、膝を落とし、腰を沈める。

足はまだわずかに震えているが、姿勢は崩れていない。

 しかしなぜか袁天術は顔を赤くしている。

耳の先まで朱に染まり、唇を噛み締めている。


 「才や度量衡のあるものと思ったか、やはり草民、数多の農民と違わず...我が好意も知らずして....」

 

その様子を見て、私は少しだけ笑った。

これは二人ともいわゆる...ツンデレ?

同時に楚昊くんは案外いい子じゃん……と思った。

(でもそうすると...私が意地悪...ってこと?!)

 【当たり前】

(おま、普通に話せるんか?!)


 【ビビ、機械】

(待てアルケミスト)

しばらく言い争いをしたその直後。

楚昊身体から、明らかに不自然な霊気が漏れた。

抑え込まれていたものが、一瞬だけ表面に出たような熱を帯びたもの

まるで鋭い何か

【対象、怒りを検知 霊気出力上昇。】

(あ怒ってる。唐突に、いや袁天術が言っていた幻境か)

【推定試練は霊気だけでなく他にも】

(それはもう知っている)


 しかし、確かにそうだ、ほかの皆はすでに名を閉じておる、ここにいる楚昊や袁天術やほか数名を除いて先ほどまでとは明らかに違う表情であった。

まるでうなされているみたいに。


(しかし私はまだなんともない...が?)

 確かにこちらの陣法はとりわけ巨大だった、おそらく何かの空間操作があるほどのもの

地面いっぱいに複雑な紋様が刻まれている、太い石柱が10本でそれぞれから濃厚な霊気が流れ出していた。青白く、時折紫を帯びる光が、柱から螺旋を描いて立ち上っている。

 とにかくアルケミストの分析を見た。

【高濃度霊気環境のため一般的な練気期修士には危険】


 【推定霊気濃度:練気12層の全力相当を3か月支えられる】

(……。)

(私、練気九層なんだが...まるで問題ないが...)


【本システムによる合理的な霊気吸収をずっと行ったおかげと推定】

そうか、この感覚、どうりで、霊泉に居続けてきたおかげか。もはやこれじゃ少し濃い霊泉に入ったようなものだった。

温かく、滑らかで、身体の隅々まで染み渡る。経脈が喜ぶように開き、丹田が軽く震える。

(あこれ、試練じゃなくて...ご褒美、いやそれも兼ねてか。人材選別と育成を同時にか...)

【霊気流入量:増加】

【経脈負荷:正常範囲】

【吸収効率:上昇】

私は站椿の姿勢を保ちながら。

ぼんやりと考えた。

(これ、初めてこんな大量な霊気がくるから少し酔ってきた気分)


 「清雪...」


 「清雪...」

ああ、なんだか懐かしい

【幻境干渉を検知】

そんな声が聞こえた気がしたが、今はとにかく心地いいのを楽しみたかった。

青雲村にいた頃のように父さんが畑に、土を耕す手が、慣れた動きで動いている。

ああ、母さんが家の前で笑っている。

干した洗濯物が、風に揺れている。


 「母....さん?」

いつもの家、いつもの景色、いつもの日常。

遠くで鶏が鳴き、川のせせらぎが聞こえる。空は青く、雲がゆっくりと流れていく。


そうか、仙人なんて村娘に

(……幻境か。)

少しだけ笑った。

(なるほど、ただの幼児だったら危ないところだった、家への恋しさで...しかし私が修仙者にならず、ずっとここで暮らす未来か。)


 幻境の中で。

母さんが言ってきたんだ

「清雪、もう修仙なんてしなくていいのよ。」

父さんもそれに合わせて、いつものように土のついた手で、額の汗を拭いながら。

「ここで暮らせばいい。無理しなくても、幸せになれる。」


「……でも。」

 私は目を開けた。

(私...俺は、俺の夢はここで終わりません)

幻境が、音を立てて崩れた。

村が青い光として砕け散るように現実へ戻る。

石柱から立ち上る霊気が、再び全身を包む光景

しかしさっきと違いは周囲の試験官たちが、こちらを見ている。


 何人かの目が大きく見開かれていた。

「……幻境を自力で破った?」

「おかしいぞ、これでは夢を夢と気がつくと同じ...幼子が....?」

 「確認しろ。」

私は少しだけ首を傾げた。

「終わりですか?」


 大勢の声たちは一斉に黙った。

蕭潮が、ゆっくりと手を上げる。

「続けろ。」

「はい。」

私は再び正面を向いた。

霊気が身体を巡るこの実感、何もない村で求め続けてものは今ここにある。

ならば何がいけない。

今はそれに意を向けるしかないはずだ。

足裏から伝わる地面の感触、膝の角度、腰の位置に呼吸のリズム。

ただすべてを一定に保てばいい。

ただ流れ込む霊気を丹田へ導き、経脈へ巡らせてればいいのだ、今は。

無理に吸収しない。ただ、自然に受け入れる。

そうして玄天宗の誰しもが李清雪のやっとことに驚いている。


 「霊気だけで....」

小声でつぶやくものも多く。


しかしそれはただ一人、除く。

公孫羅を除いて。


彼はただ小さく笑って

「……やはり。」と

誰にも聞こえない声で呟き、また

「天命...」と


 私はこの時、当然知るわけもないが、ふと、何かを感じて霊気による光の幕越しに陣法の外へ目を向けた。


 「あっ」

 楚昊と目が合った、彼はまだ站椿を続けている幻境、幻覚を打ち破ったのか、いや確かに体から五色を光を繰り返して出しては切り替えているけど....

それのおかげか、足は震えているけど、目つきは戻って...事実こちらの視線を見返すように見てくるわけで



【霊気吸収量:増加】

【練気10層到達可能性:上昇中。】

(ちょっと待って。今分析してたのに)



 「太虚無象 元炁無形

  無色無痕 是為其学

  剣蔵於道  道隠於空

  無色化形  一炁成鋒」

(って今度はアルケミストと違う声がまた突然...いや...太虚....には姿も象もなく、元の気には形もない。

...色なく、いや色...つまり形なくしてそれを学...

剣は道の中に蔵され、道は空の中に隠れている。

色のないものが形と化し、一気が鋒...刃となるか)


「袁天術?!」


 「ん..?なんだ姑娘(むすめ)よ ふん。

  無色無痕 無影無聲

  炁凝為剣 神御其鋒」


 「な、なんだそれ?」


 「袁家が武の一つ、無色化形剣気ぞ、それより楚昊、五行陣旗だなそれ。」


 (いいな、私も早く功法欲しいからアルケミストくん分析を速く!)


【無理です】

 まじかと返信してたが、今度はアルケミストが私をうざがったのか返事が来なくなった。

だから二人の技が羨ましくて、か、なんなのか。

私は站椿の姿勢を崩さぬまま、陣の外で展開される光景をぼんやりと眺めていた。

楚昊の体から、五色の光が次々と立ち上っては消えていく。

赤、青、黄、白、黒。

五色の光が、彼の周囲で小さく、しかし確かに陣を形作っていた。

旗のように、あるいは盾のように。彼の後ろで展開されているように広げられてる旗の上に虚像を浮かばしている。


 そしてもう一人袁天術、彼は特別すごい光を出しているわけではない、ただそれを取り囲む景色は少し歪んでいるようだった。

まるで蒸気でも浮かんでいる..いや少しは違う。

無色無痕、無影無聲。気を凝らして剣となし、神でその鋒を御す——とやらか、確かに見えにくいな。

なるほど。

(……いいな)

功法。

本物の、修仙者の技。

こちらのただ霊気を吸って、高い練気の階層頼りで幻境を破っただけだものと違う

ゲームで例えるとステータスの高さを利用したようなのと違う

形を持った「術」

それをは持っていない。

(私も、早く欲しい)

 アルケミストくん、分析を速く——と思った、その瞬間だった。


【緊急。未知の反応を検知】

【……解析不能】


アルケミストの声が、珍しく居心地悪そうで。

そう聞いて見渡すと視界の端が、おかしい。

ふっと、何か歪んだのがある


 「え?」

私のすぐそば——右肩の少し後ろ——に、何かが立っていた。

鬼(お化け)?透明な、鎧を着た兵士の姿。

兜はないから顔が、見える。

少し、前世の私の男の姿に似ている。

しかし体型は、それよりもはるかに強そうだった。

肩幅が広く、胸板が厚く、腕の輪郭が装甲の下でもはっきりと浮かんでいる。

胸元には、円く滑らかに磨かれた二枚の大きな護心鏡が並び、肩には重ねられた板状の護肩が左右に広がり、腕から手先にかけては、細長い札が幾重にも連なって覆っている。

 「兵士...?明光鎧..?」

確かに思う何かがあった。

胴体は、縦に並んだ細長い札が帯で締められ、腰から下は、膝までを守る長い札が揺れていた。

私が好きな鎧のやつだ。

すべてが透明でガラスでできた武将らしいのが、静かにそこに佇んでいる


 「え..?」


【名称:不明】

【機能:不明】

【持続時間:不明】

【……これは、私の想定外です】

(アルケミストがわからないと認めるなんて、珍しい)



「誰だ!」

 そんな声が出たあとどうも視線が、私のほうへ向くだってそれに陣の外で、試験官たちのざわめきが聞こえる。

「……あれは?」

「法相か?」

「まさか、功法もなければ法相を顕す者が……?」

「いや、法相など神通者だぞ……」

「神識...感知が形をとったものだと...?」

そう言ったのは蕭潮。


 (もういろいろあるし注意ひきすぎてるしわけわかんない)


その後もいろいろとあったが今回のみんな凄すぎて、私除いて12人も残ってしまった。

12を除いて残りは外門だが、この12人は内門弟子、なだけに止まらずさらに試験を受けるらしいが、どうも元の試練ではないようだ。

「宗門大比を明日に行う、休むといい」

 「らいたい……」(擂台か)


言われてきた試練の代わりは擂台らしい、その初戦は


 「楚昊よ、この袁家」


 「知らん、もう疲れた」


 「なっ」


初戦は楚昊対袁天術


 【速報:世紀の対決】

(....それはともかくアルケミストちゃんよ、この透明な人はなぜまだいる..?)


 【.......】


(アルケミスト...ちゃん..?)


 「おい乳臭い男よ!無礼であろう!吾乃ち翼の袁羽枢ぞ」


 「もう、元宝」

 「ちょ晋陽、乳名で....」

(彼らはいつまで争うって感じだ、ってさっき袁天術を止めた彼女.. 晋陽って言うんだ。乳名...幼馴染ってやつか)


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童心所在非本心

幻鄉一夢是凡襟

惜何惜何初心此

帰郷何時千万里

且向雲霄問古今

当学仙芸回家尚

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