#85「夢は何故トラウマを見せるのか」
(2026/03/23)
朝からなんだか変な気分だ。
いい夢だったはずなのに、後半から嫌な夢に変わったのが原因だと思う。
どうして嫌な夢というのは、こうもトラウマを抉るようなものを見せてくるのだろうか。せっかく忘れて過ごしていたのに、やめてもらいたい。
とはいえ、「トラウマみたいな夢だった」ということしか覚えていない。実際に何を見たのかは全く思い出せないのに、気分だけが重く残る。この感じ、本当に質が悪い。
今日は特に予定がないのが救いだ。
……いや、逆に不幸なのかもしれない。能動的に気晴らしをしないといけないからだ。
とりあえずYouTubeでお気に入りの曲を流す。
GLIM SPANKYとDEZERT。思ったより私は単純らしい。少し気分が持ち直した。
何かしたいことがあった気がするのに、夢のせいで忘れてしまった。
忘れる程度のことだったと言えばそれまでだが、最近は意識的にメモを取らないと、やるべきことをすぐ忘れてしまう。
しかも、メモはアプリではダメで、紙にペンで書かないと記憶に残らない。少し不便だ。
午前は終わってしまったが、午後はまだある。
何かしたいが、何をするか思いつかない。
なので、さっきの夢について軽く調べてみた。
どうやらストレスや睡眠不足、精神状態の影響で悪夢は見やすくなるらしい。PTSDの場合はレム睡眠だけでなくノンレム睡眠でも悪夢を見ることがあるとか。なかなかにハードだ。
睡眠中に感情を整理したり克服したりする過程らしいが、正直逆効果に思える。未処理の感情をわざわざ引っ張り出して負担をかけるって、解決になってなくないか。解決させようぜ、人体よ。
私は一時期よく悪夢を見ていたが、今日は久しぶりだった。
その頃は、毎日のように歯がボロボロと抜ける夢を見ていた。口の中に異物が転がり落ちてきて、石ころのような感触と、少しの鉄の味が妙にリアルだった。
サメのように歯が生えてきては、すぐに抜ける。吐き出しても吐き出しても、また抜ける。あまりに続くので、途中から少し面白くすらなっていた。
最近は見なくなったので、なんだか懐かしい。
それにしても、歯が抜ける夢にはどんな意味があるのだろうか。調べれば何かしら出てくるのだろうが、納得できる気はあまりしない。
深層心理というのは、深く突き詰めれば面白いのだろうけど、浅く触れるくらいがちょうどいい。オカルトとサイエンスの間、くらいの距離感が心地いい。
いい暇つぶしにはなった。
さて、午後からは何をしようか。




