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#43 特製ペペロンチーノと、私の決意

(2026/02/23)


午前中は、叔父の経営する青果店の手伝いをした。


愛媛らしく、まずは柑橘の袋詰めから始まる。

販売店へ出す野菜や果物の袋詰め、バーコード貼り。


店は休みだったので作業に専念でき、一時間ほどで終了した。


――ここからが本命である。


作業の報酬。

前々から食べたかった、叔父特製ペペロンチーノ。


叔父は二ヶ月ほど前から、週に一度は必ずペペロンチーノを振る舞っているらしい。

腹持ちがよく、手軽で、うまい。その三拍子に気づいてしまったのだとか。


母曰く、「水曜の朝が憂鬱になるくらい続いてる」とのこと。


そんなにハマるものなのかと、ずっと気になっていた。


白だし、料理酒、塩胡椒。

小松菜、しめじ、ベーコンがふんだんに入った、やたら豪華な一皿。


紙皿に山盛りよそわれたそれを、いざ実食。


……うまい。


茹で加減は完璧。

唐辛子のピリッとした辛味が、次の一口を急かす。


二ヶ月磨き続けた腕は、確かだった。


ただし。


量が多い。


軽く二人前はある。

具材も山盛り。特盛。


「お前、大きくなりすぎぞ!」


と私のわがままボディに物申していた人とは思えない大盤振る舞いである。


こうして私は、帰省するたびに食に恵まれる運命なのだろう。


なるべくしてなった豊満ボディを揺らしながら、完食した。


……大阪に戻ったら、本格的にダイエットを始めよう。


そう決意させる、逸品だった。

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