#41 ルーツを巡る午前中、半信半疑の祈り
(2026/02/22)
朝から今まで、ずいぶんと快活な一日だった。
墓参り二件。
神社巡り四件。
庭園とキッズパークに五時間滞在。
庭園内の料理屋で一時間二十分待ち。
締めは町中華の味噌ラーメン。
なかなかにハードで、なかなかに充実している。
墓参りは、父方と母方それぞれのご先祖さまへ。
久しぶりに実体のある墓石を掃除し、手で触れた。
いつもの“Cloud化”されたお墓参りとは違う。
身体を使う分、儀式的な側面が強まり、妙に神聖だ。
会ったことのない人ばかりだが、その血が自分の中に流れていると思うと、心が少しときめく。
脈々と受け継がれてきたDNA。
そこにロマンを感じるのは、きっと自然なことなのだろう。
ただ、そのロマンが何なのかと問われると、よく分からない。
ロマンって、そういうものだ。
神社巡りは四箇所。
母の祖母の氏神様。
私の祖母の氏神様。
母の勤務先の氏神様。
そして猿田彦大神を祀る神社。
どの神社も個性的だったが、特に印象的だったのは、鳥居の内側にさらに二本の石柱――標柱と、それを渡す注連縄が設けられている造りだ。
同じ市内でも、山を一つ越えただけで神社の姿がこれほど違うのか。
民俗学や考古学に手を出したくなる。
出したくなっただけで、調べてはいないが。
猿田彦大神の神社には、小説で御名を借用したご報告も兼ねて参った。
今住んでいる関西圏の神社でもよかったが、きっかけとなったこの場所に来たかった。
名をお借りしています。
おかげさまで、いい作品になりました。
そんなこんなで、午前中は寺と神社を巡り続けた。
スピリチュアル全開で走り抜けたが、神や仏の存在については、いまだ半信半疑である。
でも、本当にそういうものがあったら面白いよな。
そんな罰当たりな感覚で今日も過ごしている。
神様仏様、もしいらっしゃるなら――
なんか、こう、いい感じにお願いします。
午後の庭園編へ、続く。




