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異世界に行ってみた(笑)  作者: たなからぼたもち
オリバ大陸
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37/42

フリュス・5

グド対健の戦いに決着がついたころ。


「くそっ!」

夜叉はどんどん距離を話していく相手の気配を感じとり、軽く毒づく。

(相手はおそらくスナイパーだろうからな・・。距離を離されるとまずい)

大量の「気配」によるかく乱をおこなっているためまだ撃っては来ていないが・・。

(この出血で思うように動けない・・)

やはり最初の一撃が痛かったな、と夜叉は後悔する。

だが、完全に移動できないというほどでもないので、相手の動きに必死に食らいつく。

(顔を出せば確実にやられる・・。建物に身を隠した状態でギリギリまで近づく!)

そう思った瞬間、相手の動きが止まる。

そして今まで進んでいた方向を猛スピードで戻り始めた。

(なに!?)

あまりにも速い移動に夜叉は戸惑う。

(これは・・パートナーの身に何かあったか?)

少なくとも俺はパートナー(健)の異常を感じてない。

となると・・

(あいつのほうか・・)

俺のパートナーが相手に何かやった・・。

「ふん・・中々やるじゃないか」

夜叉は少し喜ばしい気持ちになり、来た方向を戻り始めた。


数分後

「うわぁぁぁ!!!死なないでぇぇぇぇ!!!!!!」

パートナー、号泣。

「え!?お前勝ったんじゃないの!?その様子を見るにさぁ?」

「いや勝ったよ!?勝ったけどこのままじゃ俺警察送りだぁぁ!!」

「けい・・さつ?よくわからんがそこに送られるとまずいのか?」

「ああ!?ここで俺の旅おしまい!」

「はぁ!?どうすんだよ!?」

「大丈夫」

「「はいぃぃ??」」

隣から急に聞こえてきた声に健と夜叉は同時に振り向く。

「こんなこともあろうかと・・」

ごそごそと声の主・・の少女はパンツの中をあさる。

「ん?なんか今不適切な表現がありましたが・・」

「全然不適切ではないぞ。ほら見ろ。あの女はパンツの中に手を突っ込んでいる」

「いやそれおかしいだろ!?なんでお前服着てないんだ!?」

「必要ないから」

「おおっとぉ!?これはなんだ?何かとてつもなくでかい常識の差を感じる!」

「何を言っているんだ。別に服なんて必要ないぞ」

「お前もぉ!?なに!?付喪神って全員裸族なの!?」

「いや、そういうことじゃない。付喪神だって「神」だ。神に服は必要か?」

「なにその「まったく、こんな常識いまさら説明させやがって・・やれやれ(・+・)」みたいな言い方ぁ!必要だよ!?神様だって服着てんジャン!!」

「そうか・・お前の今まで見てきた神はそんなのなのか」

「名にその言い方!?こっちの世界の神ってみんな全裸なの!?俄然興味わいてきたんだけど!」

いや、でもバサラとか服着てたな。

「はい」

そんな言い合いをしているうちに何らかの処置が終わったらしく、グドは起き上がっていた」

「ふ・・。不覚を取ったな」

「とるな!もう二度ととるな!」

俺が怖いから!


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