ケスビス村・2
活動報告のほうでちょっとした話をやっています。よかったら見てね
さて、歓迎式(獣人どもの賭け事)に強制的に参加させられた俺。現在獣人のリクとトレーニング(殴り合い)をしております。
(しかし・・)
こうして普段からトレーニングしている奴と戦うと、いかに俺が100レベルのスペックに頼っているかきずかされるなぁ・・。
リクはジャブ異様に速く、しかも一撃離脱のヒット&アウェイなので、攻撃を中々当てることができず、苦戦している。もう少し俺も足運びとかちゃんとできたらなぁ・・。
「うりぁうりぁ!!!」
「くっ!!」
速いジャブを連続で撃たれ、さばききれずに一撃喰らってしまう。
「くそっ!!」
木刀を振るものの、あっさり躱されてしまった。
「案外弱いんすねぇ!!」
「うるせぇ!!」
とか言い合っていると
「ええぞリク~」「助っ人ぉ!お前に全部突っ込んでんだぞ!!」「そのままいけぇ!リク!!」「助っ人ぉ!」
汚い声が聞こえた。
(くそっ!こんな勝負でも勝ちたい・・・!)
「ダンス・フレアァ!!」
「!」
小さくはあるが、たくさんの火球がリクに向かって一斉に発射される。
「く・・」
リクが右に跳んで躱す。
「読んでいたぞ!!」
「!!」
左側に少し多めに火球を発射することで、右側に躱すように仕向けた。
「はっ!!」
躱した瞬間の無防備な所を狙って一撃喰らわせる。
おお!!と歓声が起こる。
「く・・やりますね・・・」
どうやらかなりダメージを加えることができたようだ。やっとのことで立ち上がる。
「あなたが本気で来るというのなら、こちらも・・」
と言って、ポケットからなにかカプセルを取り出す。その時
「そこまでだ!!」
と、ゴルの声が響いた。
「この勝負、健の勝ちだ。」
「・・・なんでだ?」
「この村では村の中では「獣人」になることが禁止されている。そしてリクはそれを破ろうとした。それ程、健がリクを追い詰めたということだ」
「おっしゃぁ!!」「勝ったぁぁ!」「やはり大穴だぁ!!」「金、金、金ぇぇ!!」
と歓声が起きる。ほとんど賭けに勝ったことによる歓声だったが。
「ま、そういうことだ。これで今回の賭けは終了だ。みんなトレーニングに戻れぇ!!」
「おおっ!!」
何事もなかったかのように俺が来たときとおんなじようにトレーニングを始めた。
「うーーん」
最初はここの自警団のトレーニングを教えてもらおうと思ったが、やっぱりやめた。
さて、特にやることもなく、村の周りの森をぶらぶらしていた。
「モンスターを倒すために来たが・・・とくに何もないな」
いるのは普通のモンスターだけだ。
「まぁ、こんなこと思っているとたいてい・・」
「ゴブルラァ!!!!!」
「やっパリ・・・」
凄いでかい熊出てきた。
「晩飯熊か・・・俺調理スキルとかないぞ・・・」
「ゴラァ!!!」
「うわっ!!」
どおんっと地鳴りがし、熊がこちらに走ってくる。
「さすがにこんな単調な動きは見切れるようになったかなっ!!」
熊のはらしたに潜り込み、一撃喰らわせる。
「う・・がぁ・・」
熊が地面に倒れる。
「・・・ん?なんだこれ?」
熊の口から何か小さな石のようなものが出てきていた。
「まさかとは思うが・・・」
これで熊を操って俺を襲わせたとか・・
「・・そんなわけないか。深く考えすぎるとフラグが立つフラグが」
と言って俺はその場を離れた。




