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異世界に行ってみた(笑)  作者: たなからぼたもち
オリバ大陸
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28/42

ケスビス村・2

活動報告のほうでちょっとした話をやっています。よかったら見てね

さて、歓迎式(獣人どもの賭け事)に強制的に参加させられた俺。現在獣人のリクとトレーニング(殴り合い)をしております。

(しかし・・)

こうして普段からトレーニングしている奴と戦うと、いかに俺が100レベルのスペックに頼っているかきずかされるなぁ・・。

リクはジャブ異様に速く、しかも一撃離脱のヒット&アウェイなので、攻撃を中々当てることができず、苦戦している。もう少し俺も足運びとかちゃんとできたらなぁ・・。

「うりぁうりぁ!!!」

「くっ!!」

速いジャブを連続で撃たれ、さばききれずに一撃喰らってしまう。

「くそっ!!」

木刀を振るものの、あっさり躱されてしまった。

「案外弱いんすねぇ!!」

「うるせぇ!!」

とか言い合っていると

「ええぞリク~」「助っ人ぉ!お前に全部突っ込んでんだぞ!!」「そのままいけぇ!リク!!」「助っ人ぉ!」

汚い声が聞こえた。

(くそっ!こんな勝負でも勝ちたい・・・!)

「ダンス・フレアァ!!」

「!」

小さくはあるが、たくさんの火球がリクに向かって一斉に発射される。

「く・・」

リクが右に跳んで躱す。

「読んでいたぞ!!」

「!!」

左側に少し多めに火球を発射することで、右側に躱すように仕向けた。

「はっ!!」

躱した瞬間の無防備な所を狙って一撃喰らわせる。

おお!!と歓声が起こる。

「く・・やりますね・・・」

どうやらかなりダメージを加えることができたようだ。やっとのことで立ち上がる。

「あなたが本気で来るというのなら、こちらも・・」

と言って、ポケットからなにかカプセルを取り出す。その時

「そこまでだ!!」

と、ゴルの声が響いた。

「この勝負、健の勝ちだ。」

「・・・なんでだ?」

「この村では村の中では「獣人」になることが禁止されている。そしてリクはそれを破ろうとした。それ程、健がリクを追い詰めたということだ」

「おっしゃぁ!!」「勝ったぁぁ!」「やはり大穴だぁ!!」「金、金、金ぇぇ!!」

と歓声が起きる。ほとんど賭けに勝ったことによる歓声だったが。

「ま、そういうことだ。これで今回の賭けは終了だ。みんなトレーニングに戻れぇ!!」

「おおっ!!」

何事もなかったかのように俺が来たときとおんなじようにトレーニングを始めた。

「うーーん」

最初はここの自警団のトレーニングを教えてもらおうと思ったが、やっぱりやめた。


さて、特にやることもなく、村の周りの森をぶらぶらしていた。

「モンスターを倒すために来たが・・・とくに何もないな」

いるのは普通のモンスターだけだ。

「まぁ、こんなこと思っているとたいてい・・」

「ゴブルラァ!!!!!」

「やっパリ・・・」

凄いでかい熊出てきた。

「晩飯熊か・・・俺調理スキルとかないぞ・・・」

「ゴラァ!!!」

「うわっ!!」

どおんっと地鳴りがし、熊がこちらに走ってくる。

「さすがにこんな単調な動きは見切れるようになったかなっ!!」

熊のはらしたに潜り込み、一撃喰らわせる。

「う・・がぁ・・」

熊が地面に倒れる。

「・・・ん?なんだこれ?」

熊の口から何か小さな石のようなものが出てきていた。

「まさかとは思うが・・・」

これで熊を操って俺を襲わせたとか・・

「・・そんなわけないか。深く考えすぎるとフラグが立つフラグが」

と言って俺はその場を離れた。

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br/godine
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