ケスビス村
速く投稿できてよかったです
さて、村王に会いに行こうか。
~10分後~
「ここか・・・」
このケスビス村の家屋は基本的に民族!!という感じで壁は木、屋根は藁のようなものでできていた。
で、そんな民族!!て感じの家の中で一番大きな家が村王の家だった。
で、村王の家のドアの前。
コンコン
とノック。すると
「入れ」
と中から低い声がした。
(最近前半のロリをかき消すかのように男が来るなぁ)
とどうでもいいことを思いつつ
「失礼します」
と中に入る。
「うおっ・・・」
中に入って驚いたのは、先のイノシシと同じくらい大きな動物の毛皮が大量にあったのだ。この毛皮の数が村王の強さを表しているように見えた。
「君か、この村にきた旅人と言うのは」
「は・・い」
「わしは村王ガズイ、この村を仕切っておる。・・さて、この村に何の用だ?」
「はい、これを見てください」
と言い、神官から渡された紙を見せる。
「・・・・ふむ、そういうことか、詳しいことは神官からきいとる。村への滞在はもちろん許可する・・・。そうだな、君にはうちの自警団と組んで行動してもらうことにしよう。自警団の奴らには儂から言っとく」
「わかりました・・・。それでは今から自警団こ方たちのところに行けばいいのですか?」
「ああ、それでもいいだろう」
「では」
と言って部屋の外に出る。しかしなんか口調が丁寧になってしまうなぁ・・。いいことなんだけど。
ケスビス村は村王の家を中心として右側が自警団の本部や市場などになっており、右側が住宅地だ。
「さて、じゃあ行きますかね、自警団のとこに」
で、つきました。
「しっかし、本部と言うより訓練所だな・・・」
そこではたくさんの獣人たちがトレーニング(と言うかほぼ実践みたいな殴り合い)をしていた。
「すいませーーん」
「!!!」
と一斉に視線がこちらに注がれる。
「ああ、あのー鈴木健と言いますけど」
するとその視線の中から
「お!健じゃねーか!」
と言う声がした。
「ん?ゴルか?」
「おおそうだよ、お前なんでこんなとこにいるんだ?」
「??いや、村王から聞いてないのか?」
と言いつつ、さすがに来るの速すぎたかーと思ったのだが
「・・・!ああ!、キョウから来たモンスター討伐のための助っ人ってお前の事なのか!!」
「そんな伝え方をされているのか・・・」
そういえば名前言ってなかったな、しまった。
「おーーいみんな!!紹介するぜ!!さっき言ってた助っ人の健って奴だ!!」
「おお、あいつか」「案外細いな」「あいつさっきどっかでなんかゴルの紹介みたいなんしてたぜ」
とかそんな声が飛び交う。最後のなんだ。俺にもよくわからんわ。
「さて、じゃあお前にもこのトレーニング(殴り合い)に参加してもらうぞー」
「おい今殴り合いって出なかったか?」
「はいじゃぁ誰が行く?」
「おい勝手に話を進めるな」
「はい!俺が行きます!」
「そして出てくんな!!嫌がってんのが見てわかんねぇのか!!」
「よし、じゃあリク、やってもらおうか」
「だから話を・・!」
「いい加減あきらめろ、これはお前がこの隊に溶け込むための歓迎式だ」
「うそ・・だろ・・。歓迎の意味を分かってんのかこいつら・・・」
「よし、いくぞー」
ゴルに引きずられ、真ん中に出される。前にはリクという獣人がいる。
「よーし、ジャッジは俺がするぞー」
「くそッ!こうなりゃやってやらぁ!」
やむなく刀(なんかもらった木刀)を構える。
「おーしじゃあ、レディーゴー!」
その声と同時にリクが一気に間合いを詰める。
(速っ!まだモンスターの力も出してないのにこんなに速いのかよ!)
とはいっても豪鬼のようなモンスターよりは遅いので繰り出されたパンチは後ろに下がってぎりぎり躱す。
すると
「お前どっちにかける?」「俺は堅実にリクかな」「俺は期待を込めて健だな」「くそっ悩む・・」
(か・・賭けがはじまっとる・・)
やはり歓迎式と言うのはうそだな、と思った。




