妖撃隊本部にて・2
さて、城の・・天守閣だっけ?一番上の場所。そこが神官の部屋らしいんで、その前に立っております。
「さて・・」
戸に手をかけ、すっとスライドすると、
「健様ですね、奥で神官が待っております。」
「・・・・はい」
少し間ができたが、これについて説明させてもらうと、心のなかで
(またロリかぁ!!!!!!!)
と叫んでいて少し何も言えなかった、というわけです。
まぁそんなことはさておき、やたらと続いている廊下を歩いているわけだが
「長くね!?」
「まぁ神官が魔力で少し空間をいじっておられますからね」
「そんなことさらっとやっていいの!?」
まぁ神官だからできて、それを許されているのかもしれない、と無理やり自分を納得させ神官の部屋の前まで来ました。
「この扉を開けていただければ神官がおられます」
「おお、やっとか・・」
「それでは、私はこれで」
というとボン!と消えてしまった。
「・・・・・」
一瞬驚いたが
「ま、いいか」
と思い
「よいしょ」
と、扉を開けると
「お、健君だね、いらっしゃぁーい」
俺の神官のイメージはぶち壊された。
普通、神官といえば、厚いローブに身を包み、年老いていて、杖とか持ってるイメージなのにここにいるのはTシャツ(私がルール、というペイント入り)、短パンの若い男(9歳くらい)だった。
「いやーよく来たね、ここまで疲れたろう。ほら、「コ〇・コーラ」」
「おい、何てもんだしてんだ」
世界観が・・何とか保ってきた世界観が・・・
「しかし、こっちの世界は疲れたろう?知らないもんばっかりで」
「ああ・・たしかにそうですね・・・うお!このコーラ味も同じ・・・」
ん?
「いや、あんた俺が違う世界から来たと・・・」
「うん!知ってるよ!」
おう・・
「だって僕がよんだもん!」
「あんたが犯人かぁぁぁぁ!!!」
「うわ!びっくりしたー。なに、そんなに驚く?」
「驚くわ!俺をこの世界に連れてきた犯人がこんなところにいた何てな!」
「そ・・そうかい・・。まぁ、僕に聞きたいことがあるんじゃないのかい?」
「そ、そうだった・・。じゃあ聞くぜ。俺はなんで、この世界に来たんだ?来訪者ってやつなのか?」
「うん、まぁそうなんだけど・・。少し説明させてもらうね」
「来訪者ってのは、僕たちの世界に100年、200年くらいの周期で異世界からやってくる人のことを言うんだ」
「来訪者がどう来ているは分かってないが、来たときには必ずこの世界が危機に襲われているときなんだよ」
「しかし、今、モンスターの異常発生が起こっているんだ・・・。キョウの妖怪の酒呑童子が竜の地に現れた・・いい証拠さ」
「この事態を僕は来訪者が来るくらいの危機に陥る前に止めなければいけないと思ったんだ」
「都合のいいことに僕は空間を操作することが得意でね、この力で地球に行ったんだ」




