妖撃隊本部にて
ここからは少し戦いはなくなります
「ちょっと待ってください」
ミコトにそう言われ、襟をつかまれる。ちなみに今の服はとあるイベントで手に入れたTシャツである。
「な、なんだよ!別に何にもしてねーし言ってねーぞ!」
「まったく・・今探検しよー、とか思いましたよね?」
「グ・・」
毎度のことながら俺の心をことごとく読みやがる・・。
「確かにそう思った・・。がちゃんと報告してからにしようと思ってたぜ」
「・・・それなら・・まぁ・・」
やや納得していないような感じだが俺はミコトから解放される。
「ふう・・。だがどこにあるんだ?その神官の部屋は?」
「とりあえずそれは後です。報告は妖撃隊の一番隊の隊長、シラハさんにします」
「ああ・・なんかその名前、前にも聞いたわ」
なんかこいつ憧れてなかったっけ?
「この城の中には空間転移の魔法が張ってありますので、行きたいところを頭に思い浮かべればそこに行けます」
そういうと、ミコトが消えた。もう行ってしまったようだ。
「さて・・じゃあおれも」
んんん・・シラハの部屋・・・・・・・
「?いけないな?」
んー、もしかして・・
そう考えた瞬間、ミコトが戻ってきた。
「・・・すいません、これ、妖撃隊のメンバーしか使えません」
「やっぱりかぁぁぁ!!!」
そして結局歩いてシラハの部屋にきました。
「おお、ここか」
「はい、この戸の向こうにいらっしゃいます」
「おし!じゃあ・・」
カラカラカラ(戸を開ける音)
カラカラカラ(戸を閉める音)
「・・・ふぅ」
「なにやりきったみたいな顔してるんですか?」
「いや・・なんだ。・・後光に・・やられた・・」
まぁ戸を開けるとイケメンがいましたよ。白い髪に彫りの深い顔、適度に筋肉のついて引き締まった体。まぁ、そんな清浄なる存在に俺は目をそむけただけです。
「はぁ・・バカなこと言ってないで入りますよ」
「え、ちょまっ!」
そう言った時にはすでに手遅れ、戸は完全に開いていた。
「・・・・こんにちわ・・」
恐る恐るといった感じで、イケメン、もといシラハが声をかけてきた。
「あ、ああ・・どうも・・」
「シラハさん、この方が今回、私とともに酒呑童子討伐を行った健さんです」
「ああ・・君がか・・。危険だっただろう?悪かったね」
「え?いえ、自分で志願したんでそんなことは・・」
「いや、大丈夫だよ。その志願もきっとしかたなく・・」
「いえ、シラハさん、この健は、剣術、体術はクソですが、身体能力と行使できる術の数は妖撃隊の中のトップと同等・・それを上回っているかもしれません」
「へぇ・・ミコトが言うのなら間違いないのだろうけど・・・。健君、君、「レベル」はいくつだい?」
当然のごとくレベルという言葉が出てきたことに少し困惑したが、
「100です」
と答えた。
「・・・へぇ・・過去の「来訪者」と同等か・・」
「?「来訪者」?」
「いや、これから君は神官様に会うそうだから、神官様に聞くといい。」
「は・・はぁ・・」
「さて・・話を本題に戻そうか・・。酒呑童子討伐の事・・詳しく聞かせてくれ」
「あ、わかりました!」
「・・・・てところですね」
「ふん・・、酒呑童子はバサラで瞬殺か・・・」
「?何かおかしいことでも?」
「いや、なんでもない。」
「ああならいいんですけど・・・」
「よし!ありがとう!君のおかげでコフランへの疑いも消すことができたし・・感謝しかないよ」
「いえ・・そんな・・」
「じゃあ、神官様と会っておいで。聞きたいことを聞いてくるといいよ」
「はい、ありがとうございます!」
さて、来訪者とかの事も含めて、聞いてこうかね!




