キョウへ
俺が幽鬼のいたとこに行くと、戦いはすでに終わっていた。
ミコトの辛勝だったようだ。ミコトによると、精神を統一し軽い瞑想状態になることで、周りの「気」を感じやすくして攻撃を当てていったそうだ。
さてここからだのだが、酒呑童子との戦いはこんなんだった。
「お・・よくきたぶぎゃ!!!」
何が起こったかといいますと、今までの戦いに時間をかけすぎていて、日にちが変わり、バサラが使えるようになり瞬殺、ということである。決して無理やり終わらせに来たのではない。決して。
さて、その帰路
「さーて、ここからはお別れかな」
「え、ちがいますよ?」
「ほえ?」
おかしな声を上げてしまいましたよ。
「だってあなたは今回の件の詳しいことを知っていますので、一度われらの町、「キョウ」に来てもらい、神官などに説明してもらわなくてはいけません。」
「う・・確かに」
めんどい
「ん・・でも・・。なぁ、その神官ってのはこの世界のこと良く知ってるよな」
「ええ、まあ。仮にも神官と呼ばれる立場ですから」
「なら・・」
俺がこちらに来た理由もわかるかもしれない。
「お・・おお!やる気が出てきたぞ!!」
「何ですかさっきからその気持ちのアップダウンの激しさ」
「う、うるせーよ!!いいだろ!別に!!」
「ま・・まぁそうですけど・・」
「さて、それでは、「召喚」」
「ん?なんか呼ぶのか?」
「はい、私の式神・・「空凛」です」
というと出てきましたよー
「ってまた小学生かよ!」
「・・・?小学生とはなんじゃ?」
見ため、とてもかわいらしい。ショートヘアな髪は緑色!服は子どもがよく夏祭りとかで来てそうな・・・あれなに?浴衣?とかいうのを着ている。
で、なんか最近アニメとかライトノベルとかでよく見る語尾に「じゃ」を付ける、いわゆるおじいちゃんみたいな喋り方であった。
「・・・・・まさか男だったり?」
「失礼な!儂は立派な女じゃ!!」
デスヨネー。
「でこいつはどんな能力なんだ?」
「こいつとはしつれ「行ったことのある「場所」と「場所」をつなげる能力・・ま、ワープできるってことよ」
「しつれ・・しつれ・・しつれ・・」
言おうとしたところを遮られ、放心状態である。
「さて、それじゃあお願い。」
「しつれ・・しつれ・・しつれ・・」
「・・・・・」
おっとこれは・・・
べちっ。空凛、頭をたたかれました。
「くぎゃ!・・・はっ!いったいなにが・・」
「復活したわね・・じゃ、こことキョウの都、妖撃隊本部前につなげて」
「・・・まぁわかったのじゃ・・」
すっと宙に空凛が腕を掲げ、一直線におろすと、そこの空間が切断され、2メートルくらいの溝ができた。
「ありがとう。さて、行きますよ」
「お、おう」
「それでは儂はさらばじゃ」
と言って空凛は消えた。
溝・・もといゲートをくぐると、そこには大きな門があった。
「すげぇ・・城じゃないか・・」
社会の教科書とかでしか見たことのない、そんな城だ。
「ええ・・まぁ、基本的には城塞としては使わないのでなかには庭園とかありますけどね。」
「へぇ・・そうなのか」
「それでは、入りますよ」
「ああ」
さて、探険するかな。




