豪鬼戦・終
「なんです?もう手がないんですか?」
後ろから聞かれた。ミコトだ。
「うるせーよ!そんなん言うならお前はなんかあんのかよ!」
「・・・あるといえばありますが・・」
「ならやれや!速くぅぅぅぅ!」
「まったく・・「式神召喚」!!」
そういうと、ミコトの周りに光が集まり始め、人の形を成していった。
「じゃじゃーーんっ!!呼ばれまして登場!!ミコト様の式神「バサラ」っすよーー!!」
「式神」ゲーム時代からある陰陽師の人気の要因の一つのスキル。一人に三体までもて、召喚者(主)に「憑依」することにより、本来回復職の陰陽師の力を攻撃職と同じくらいに一定時間引き上げたり、回復力を上げたりすることができるのである。
「・・・いいから早くするわよ・・「憑依」!」
ギュンッ!!!という音がしそうなほどのスピードでミコトの中にバサラが入っていった。
「ふふ・・ひさしぶりね・160cm台は・・」
「憑依」すると主と式神の姿を足したようなものになるので、身長も伸びたようだ。
「まぁ小学生に小学生が合体したようなもんだからロリは変わらんがな」
そうバサラも身長155くらいだったのでそんなに変わらんのである。
「ギリッ!うるさいわね。・・まぁいいわ。5秒でかたずけてあげる。」
そういった瞬間ミコトの姿は消えていた。
そして次の瞬間、豪鬼だったものが床に落ちた。
「ふん・・5秒もかからなかったわね・・」
その瞬間俺は悟った。
「ゲ・・ゲームバランスの崩壊ぃぃぃぃ!!!」
「いやその点は大丈夫っす!!」
きずくと目の前にバサラがいた。やはり身長155cmくらいで黄色っぽい髪をツインテールにしているが髪の量が多すぎてとても長くなっている。ほら、某音声合成ソフトみたいな。そしてなぜか服はチャイナ服だった。
「私の力は強すぎるので国から1日一回しか使えないように封印が施されてるんすよー」
「なんだ、不便だな」
「いえー主様にはあと二体式神がいるんで大丈夫っすよー。ん!それでは役目も終わりましたので、帰らせてもらうっす!ではー!応援してるっす!」
そういって、バサラは消えた。また逢う日まで。
「ふふ、そういうことよ。これで私のほうが強いと分かったわね?」
「ああ!?前半頑張ったのはおれだろが!!」
「ふん私の四方陣がなければすぐ終わってたわよ」
「な・・この口の減らないロリが!!」
「なっ!・・・・・」
「言いかえせれないのかよww」
「ふううう・・」
「おい!静かに刀に手を置くのをやめろ!!なんだその覚悟はできてる?みたいな目はっ!!ってぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
こうして豪鬼との戦いは幕を閉じた。いやまだ四天王三人と酒呑童子いるんだけどね?




