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8話

仕事を新聞配達に変えて初めての給料が出た。約10日分だったが意外に貰え希望額より多くなる予定だった。


そして、1ヶ月後に満額支給を受け愕然とする。希望額の半分にもならない…。


どういう訳だ?前の10日分で計算するともっと貰えるはずだ。私は販売店に苦情を言うつもりである事を春川に告げると驚くべき事を言われる。


「それをしてはなりません。それをするなら久米原さんの後に新聞配達する人に迷惑がかかりますし、エルヒムの証明会がクレーム入れたならエルヒムのみ名を汚します!それより独身なんだから少ない給料で暮らせ無いはずはありません」


そう説得されてしまった。


1〜2ヶ月は何とかなったが3ヶ月に入ると生活が来るしくなって来た。その頃に男同士で生活していた山本が結婚して山村は1人暮らしを始めていた。


すると春川からこんな提案が出る。


「どうですか?久米原さん、山村兄弟とパートナー生活考えませんか?」


ハッキリ言って気持ち悪いし嫌だったので断ったが先が見えないようになっていで選択の余地が無く感じた。


さて伝導に出てしばらくして、ひと通り回った時にある姉妹があの背教事件の話題を持ち出した。丁度春川もいたので私は内心(まずい!)と思った時に春川が意外な言動に出るのだ。


「そう、あの事件は、あの馬鹿が訪問講演に⚪︎⚪︎兄弟呼んだら⚪︎⚪︎兄弟が個集の異変に気づいてそれで背教が発覚したんだ!」


と身振り手振りで盛んに背教したと言われているかつての仲間を馬鹿馬鹿と罵っていた。


何で、こっちには知らなくて良い事が他の姉妹達は知っているのだろう?疑問と違和感が更に強くなる。



生活が来るしくなると時間を見て実家の農業を手伝い僅かばかりの小遣い稼ぎをしていたが苦しい事に変わりはなかった。


母親からは何度となくきちんとした仕事につき結婚して家庭持てと言われていたが、春川は結婚は考え無いよう再三再四言われていた。


母親の望み通りにはならないだろう…。



その年の夏の広集大会でバサーロ…浸礼…を受けて周りから兄弟と呼ばれるようになった。

やがて春川との探求も終わりこれからは、自分で個人探求するよう言われた。


証明活動も自分の群れとなり司会者は冷たい目をした宗田だった。宗田夫婦は車の免許を持っていない為に常に私の車を利用するが感謝を述べた事は1度も無かった。


その秋口に生活は行き詰まり春川の提案に従い山村とのパートナー生活(同棲生活)を始める。山村は宗田の探求生であり時折似た性格を見せる事もある。


やがて自分は泥沼に入り込んでいる事に気づくようにもなるのだ。


続く。

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