ウサギと悪魔
エレオは両手で顔を挟み、覚悟を決めた。
「よし、よし。整理しよう」
彼は茂みから飛び出すと、劇的に指を突きつけた。
「よーし! お前らのうち、どっちが悪者だ!?」
スーツ姿の二人が振り返る。まるで町中に触れ回るような登場をしたうさぎの子どもに、一瞬呆気に取られていた。
一人目の男が首を傾げ、にやりと笑う。
「へえ。何が迷い込んできたかと思えば」
二人目が鼻で笑う。「坊主、ママとはぐれたのか?」
エレオは腕を組み、十二歳のうさぎが出せる限りの真剣な顔をした。
「違うね。僕は質問しに来たんだ。お前らは悪者か、そうじゃないか。それと、これから相手するのが誰か教えといてやるよ――」
自分の胸を、拳でどんと叩く。出っ歯が見えるほど、にっと笑って。
「名前はエレオ・キペケエ・ウサギ。未来の最強の男だ。孫に自慢していいぞ、僕に会ったって」
一人目の男が瞬きする。「……はいはい、坊主」
彼は姿勢を正し、明らかに誇らしげに、襟につけた小さな真鍮のバッジを軽く叩いた。
「俺たちは新兵だ。訓練中の新規メンバー。士官の補佐をして、基本業務を学んで、仮認定を目指してる。俺たちはアセンダント――最高評議会の軍事組織だ」
エレオは、ついていこうと必死に瞬きを繰り返した。
「待って――待って。言葉多すぎ。『最高評議会』は分かった。『訓練中の新規メンバー』……」
こめかみを揉む。
「なんかお前ら、学校みたいだな。しかも銃つき。それ、学校より最悪じゃん」
二人目の男が、クリップボードを確認する。
「あと、今度四半期評価もあるんだよな」誰に頼まれたわけでもなく、明らかに気にしている様子でそう付け加えた。「だから、これ早く終わらせてくれると助かるんだけど」
エレオは、彼をじっと見つめた。
「……お前ら、こんなことしてて『人事評価』とかあるの?」
「誰にでも人事評価はあるんだよ、坊主」
「今まで聞いた中で一番悲しい話だ」
網の中でぶら下がり、この一部始終を下から見上げていた魔王の少女は、限界を迎えていた。男たちが怖いからではない――閉じ込められ、無力な状態で、うさぎがクイズ番組の司会者みたいな語彙で自分の運命を交渉しているのを、黙って見ていなければならない。それが、銃よりも耐え難かった。
彼女は唾を吐いた。正確に。一人目の男の頬に、きれいに命中させて。
「くたばれ、クソ野郎」
念のため両手で中指を立てる。金色の目が、燃え上がるように光っていた。
「どこの石の下から這い出てきたか知らないけど、そこに戻って這いつくばってなさいよ、この情けない下っ端が」
一人目の男が、頬をゆっくりと拭った。顔が赤くなっていく。
「この――クソ女」
銃を持ち上げる。
「角も、翼も、尻尾も全部いただくだけじゃ済まさねえぞ。今のでお前は殺す」
一瞬――ほんの一瞬だけ――少女の自信に、ひびが入った。小さな、瞬く間に消えるひびだった。だが確かにそこにあり、彼女はそれが「そこにある」ことを、心底嫌悪していた。口が反応するより先に、体が裏切ったことが許せなかった。
「わ、私を殺したら――魔族全体があんたたちに戦争を仕掛けるわよ」
二人目の男が、低く、醜い声で笑った。
「知ったことか。お前がそれを見届けられなくなったら、どうでもいいことだしな」
そこに立ったまま、エレオが頭を掻いた。
「待って。つまり、この人殺すの?」
一人目の男が、邪魔されたことに苛立ちながらこちらを見る。
「そうだよ、坊主。こいつは魔族だ。悪者だ。これは害獣駆除みたいなもんだ」
エレオは、それについて考えた。
「あ。なるほど」
軽く手を振る。
「じゃ、続けて」
そして彼は背を向け、歩き去ろうとした。
魔王の少女の顎が、ほとんど音を立てそうなほど大きく落ちた。
「はぁ!? 本気で行くつもり!? このモフモフ野郎、ここから出たら自分の手であんたを殺してやるからね――」
エレオは歩き続けた。
「戻ってきなさいよ、エレオ!」
彼は立ち止まった。肩越しに振り返る。
「……それで?」
「今、私に銃向けられてるのよ!?」
「それはさっき聞いたよ」
「それで私、死ぬかもしれないのよ!?」
エレオは耳を掻き、本当に真剣に、目に見えて悩んだ。
「うーん、でも」彼は言った。「君、僕のこと『モフモフ野郎』って呼んだよね。二回も。しかもその前に、殺すって脅してきたし。向こうが君を殺すって言うより先に。だから、時系列的に考えると――」
「謝るのは後でするから、とにかく網から出して――」
「――先に喧嘩売ってきたのは君だ。事実として。少なくとも、この件に関しては僕が悪者じゃない」
彼女はそれを睨みつけた。頬が、怒りとはまったく関係ない――「頼む」という行為が、十二年間ずっと「それは平民や下等な魔族、あるいは要求する背骨を持たない者のすること」だと教え込まれてきた王女には生まれつき馴染まない、その事実と全面的に関係する、猛烈な赤に染まっていた。
「わかったわよ」彼女は、まるでその言葉に物理的な代償が伴うかのように、噛みしめるように言った。「わかった。お願い。助けて。うさぎさん。これで満足?」
エレオの顔に、何かが変わった。さっきまでのとぼけた、無邪気な表情ではない。その下に、もっと落ち着いた何かがあった。
「あのさ」彼は言った。「本当は、行くつもりなかったんだ」
一人目の男が瞬きする。「……は?」
「君が本当に頼むかどうか、試しただけ」エレオが拳を鳴らしながら言う。「ちゃんと頼んだね。それで十分だよ」
魔王の少女は、完全に裏切られた顔で彼を見つめた。「このとんでもない――」
「悪党ども!」エレオが男たちを指差して宣言する。すでに動き出しながら。「正義の時間だ! あと、僕の拳の時間!」
彼が二人の男に迫るのは、彼らが「その一言」を理解するより早かった。腹に二発、素早く――両方が同時に体を折り曲げ、目を見開き、息をまとめて吐き出した。エレオは二人の襟首を掴むと、それが異常なことだとまったく気づいていない者特有の、なんでもない力で、二人ともジャングルの奥へ放り投げた。
彼らの悲鳴が、三本目の木のあたりで消えていった。
そして、静寂。
どこかで鳥たちが、何事もなかったかのように、また鳴き始める。
エレオは両手をパンパンと払い、網に向き直った。にっと笑いながら。
「よし! それじゃあ助けよう、この――」
「呼ばないで」魔王の少女が、すでに彼を睨みつけながら言った。「『か弱い姫』とか」
「――絶対に頼んでなんかいなかった、とても有能な魔族のお嬢さんを」エレオが、なめらかに言い直した。
「よろしい」
彼は木育ちの人間特有の身軽さで木に登り、網を吊るしているロープを噛み始めた。
「噛んでるの!? 本気で!?」
「これで解決するんだよ!」
最後の一噛みでロープが切れ、彼女は落ちた――勢いよく、地面に。尊厳が半分ほど吹き飛ぶような、鈍い音を立てて。
「痛っ! この馬鹿、受け止めなさいよ!」
「ロープ噛んでたんだよ! 仕事してたの!」
彼女はお尻をさすりながら、地面に座り込んだままでも一切勢いの衰えない金色の目で、彼を睨みつけた。
「大丈夫?」エレオが、木から飛び降りながら尋ねた。にやけた表情の下に、本物の心配が滲んでいた。
「平気よ」あまりにも早口すぎる返事だった。「そもそも、助けてなんて頼んでないし」
「今まさに頼んでたじゃん」
「頼んでない。交渉したの」
「『お願い』って言ってたよ」
「一回だけ言ったの! それは頼んだことにならない、ただの基本的なマナーよ」
「はいはい、わかった!」彼は両手を挙げて笑った。「交渉ね。すごい迫力の交渉だったよ」
彼女は反論しようと口を開いたが、間に合う鋭い言葉が見つからず、代わりに言葉にならない、純粋な憤りの声を出すだけになった。
彼は彼女の向かいの土の上に座り込んだ。まったく気にした様子もなく、それが会話の始め方として完全に普通だとでも言うように。
「で、名前は? さっきの二人にはもう名乗ったし、君もその場にいたから、これで自己紹介は済んだことにするけど」
彼女は顎を上げ、目に見える努力で姿勢を整えた――肩を引き、背筋を伸ばす。歩けるようになる前から、部屋への入り方を叩き込まれてきた者の姿勢だった。
「私はリリス。魔王の姫。冥界の王座の継承者よ」効果を狙った一拍。「そして――十二歳。跪きなさい、平民」
目を開き、当然のように畏怖の反応を期待していた。
彼はすでに、三歩先を歩いていた。
「ちょっと!」
「よろしくね、リリス!」振り返らずに彼が叫ぶ。「もう行かなきゃ! またね!」
彼女はその場に立ち尽くし、拳を握りしめた。顔が、「怒り」以外の名前をつけることを断固拒否する感情で熱くなっていく。
「私のフルタイトルを聞いておいて、何がどうしてそのまま去る発想になるわけ――」
彼女は、彼が木々の奥に消えていくのを見つめた。
肩が、ほんの少し落ちた。
「……バカうさぎ」彼女は呟いた。「連れてかせておけばよかった」
一拍。
小さな、不本意な笑みが口の端に浮かび、彼女は自分自身に、少しだけ腹を立てた。話の途中で置いていかれる、というそれだけのことが、宮廷の丁寧なお辞儀や、計算された笑顔のどれもが届かなかった場所に、なぜか届いた。誰かが単純に「彼女に感心することを忘れて」、それでも自分の一日を続けていく――そんなことは、覚えている限り初めてだったから。
「馬鹿げたうさぎ」
数分後、落ち葉を踏む足音。
エレオが立ち止まり、振り返ると、数歩後ろに、まったく罪のない木を、それにふさわしくないほどの熱心さで見つめているリリスがいた。
「なんでついてくるの?」
「ついてきてなんかないわよ」彼女は即座に言い、腕を組んで鼻を天に向けた。「たまたま、同じ方向に歩いているだけ。あなたも歩いてる方向に。偶然にね」
「あ、街に行くんだ? いいね!」
「……ええ。もちろん。どこにあるか正確に知ってるもの」
彼女は、正確な場所など知らなかった。
「じゃあ案内してよ、頼れるガイドさん!」彼が、まるで彼女がすべての問題を解決してくれたかのような笑顔で言う。「本気で、そろそろ虫食べようかと思ってたところだったんだ」
リリスの胸の中で、まだ言ってもいない「ヒーロー」という言葉に、何か馴染みのないものが動いた。小さく、温かい、まったく望んでいない、感謝ではなく肩書きで育てられた少女には馴染みのない揺れだった。
「つまり――」彼女は咳払いをして、態勢を立て直した。「当然でしょう。私はかなりすごいんだから」
「だよね! どっち行けばいい?」
彼女は、雰囲気だけで選んだ方向を、完全な自信をもって指差した。
「あっち。絶対あっち」
「よし! 案内よろしく!」
歩きながら、彼女は横目でこっそり彼を見た。この、これほど鈍い人間が、なぜ、訓練を受けた外交官や将軍の息子たちで満たされた部屋の誰も一度としてできなかったことを――「自分をいい気分にさせる」ことを、こんなにもあっさりやってのけるのか。それを、密かに、苛立たしく考えていた。
何かが光を反射した。首にかけた狐のペンダントが、跳ねるたびに小さく揺れている。
「ねえ、うさぎ坊や。その狐のやつ、何?」
彼の手が、即座にそれを守るように動いた。
「これはアビー」
「アビー」リリスが片眉を上げる。「女の子を首から下げて歩いてるわけ」
「うん! 出発する前にくれたんだ。『これで私のこと忘れないでしょ』って」
「……つまり、彼女はあなたの彼女ってこと?」
エレオが完全に分からないという顔で首を傾げる。「彼女? 『たった一人の友達』だと思ってたけど。本人がそう言ってたし」
リリスが、完全に足を止めた。
「彼女って言葉の意味、知らないの?」
「それって、スーパー友達のこと?」
「違う。スーパー友達じゃない」彼女は鼻の付け根をつまんだ。「それは――うぐ。どう説明すれば――」
「はっきり言ってよ! 新しいこと知るの好きなんだ!」
「わかったわよ」彼女は腕を組んだ。頬にかすかに色が上がったが、それは拷問されても認めないだろう。「彼女っていうのは、恋愛的な関係にある相手のこと。すごく好きな人。普通の友達より、ずっと」
エレオは、難しい方程式を解く男のような真剣さで、それを考えた。
「つまり……アビーは、僕がすごく好きな人ってことか。じゃあ、彼女ってことになるのかな!」
「違うわよ、この完全な――」リリスが片足を踏み鳴らす。「ただ好きってだけじゃないの、それは――」
「何が違うの?」
「感情の問題なのよ。近くにいたいと思うこと。守りたいと思うこと。もしかしたら、手を繋いだり――」
「僕、いろんな人と手繋ぐけど。みんな僕の彼女ってこと?」
リリスが、言葉にならない音を発した。
「手を繋ぐだけの問題じゃないの、それは――」彼女は鼻から強く息を吐いた。「恋愛的な、って意味よ」
「恋愛的」エレオがゆっくりと頷く。「それって……人参をあげるみたいな感じ?」
「もういいわ。あなた、絶望的ね」
彼女は振り返り、大股で先に歩き出した。結った髪を揺らしながら、いくつもの罵り言葉を繋ぎ合わせたような何かをぶつぶつと呟きながら。
エレオは、まったく気にせず、駆け足で追いついた。
「でも説明してくれてありがとう! なんとなくわかった気がする。アビーは彼女じゃない。本人が言った通り、たった一人の友達なんだ」
リリスが、横目で彼を見た。
「ええ。そう。なんでもいいわ」
さっきより、少し静かな声だった。決して認めないであろう安堵とともに。
「とにかく、その言葉、キャンディーみたいに軽々しく振り回さないことね。恥かくわよ」
「わかった! ありがとう、リリス。君って結構賢いんだね」
彼女は目を回した――だが、その後に浮かんだ笑みは、隠そうとしても本物だった。それから、もっと静かに、ほとんど自分自身に向けて呟いた。
「……見返りを求めずにそれを言われたの、初めてかも」
「え? 何が?」
「なんでもない。歩くわよ」
木々が薄くなっていく。土の道が現れ、それから屋根が、煙が、実際に街が存在する遠い喧騒が聞こえてきた。
エレオの耳が、ぴんと立った。
「リリス、見て! 街だ! 嘘ついてなかったんだね!」
「本当に見つかった」彼女は、本気で驚いて呟いた。それからすぐに気を取り直し、完全な王族の姿勢に戻る。「――って言うか、当然でしょ。どこに向かってるか分かってるって言ったじゃない」
彼は、何の前触れもなく彼女の手を掴み、走り出した。
「ちょ――なに勝手に手を掴んで――」
「その方が早く着くから!」
彼女は道の残りを、顔を真っ赤にしながらまくし立て続け、自分が何をしたかまるで分かっていない、分かったところで気にもしないだろううさぎに引きずられていった。
街の外れに着くと、エレオが両腕を突き上げた。
「着いたぞーー!」
リリスは服の乱れを払い、目に見える努力で威厳を取り戻した。「言ったでしょ、ちゃんと連れてこられるって」
エレオがはたと彼女を見上げ、突然明るい興味を目に浮かべた。落下のことなど、もう完全に忘れているようだった。
「ねえ、リリス――もしかして、船持ってたりする?」
彼女は、練習された仕草で髪を払いながらにやりと笑った――昨夜のひびは、完全にではないが、また元通りに塞がれていた。
「持ってないわ。でも」最後の枝から華麗に飛び降りる。「私は魔族の姫よ。そんなに欲しいなら――作ってあげてもいいけど」
彼の耳が、まっすぐ立った。
「マジで!? 史上最速で最高にかっこいい船、作ってよ!」
「フン。舐めないことね、うさぎ」
地面が、揺れた。
二人とも、凍りついた。
樹冠の上、空が裂けた――黒く、ギザギザとした裂け目。まるで空気そのものが無理やりこじ開けられているかのように、端がバチバチと音を立てていた。葉くずと塵が地面から浮き上がり、その裂け目へと吸い込まれていく。
リリスの、からかうような笑みが、完全に消えた。
エレオは、嬉しそうに見上げていた。
「うわ。あれ、何?」
誰も答えなかった。裂け目がすっかり開ききり、そこから何かが、こちらへ足を踏み入れてきたからだ。
現れた者は、「歩いてくる」というより「到着する」という感じだった。一歩ごとに、低く、骨に響くような重い音を立て、地面を振動させる。黒い鎧――鍛えられたというより、成長したかのようなギザギザの縁。ドラゴンの頭骨を模した兜。中は空洞で、目があるべき場所に、二点の深紅の光だけが燃えていた。
彼の背後で、ポータルが閉じていく――ずっと止めていた息を、ようやく吐き出すような音とともに。
一瞬、誰も動かなかった。
やがて、リリスの声が漏れた。小さく。今までエレオが聞いたどの声よりも、小さかった。
「……アイアン」
騎士の深紅の視線が、空き地を横切り、彼女で止まった。
「リリス姫」その声は、大きくなくても届く重みを持っていた。「お怪我は?」
「わ、私は無事よ、アイアン」
視線がエレオに移る。
細められる。
「お前。うさぎの生き物」一拍――後から重要だと判明した、後付けの評価をするように。「姫をさらったのか?」
リリスの両手が跳ね上がる。「はぁ!? 違うわ、この子は――」
「うん!」彼女が言い終える前に、エレオが明るく答えた。「僕がさらったよ!」
沈黙。
完全な、重みのある沈黙だった。
リリスの顎が、ほとんど地面に着きそうなほど落ちた。
アイアンの頭が、ゆっくりと傾いた。処理している。
「エレオ」リリスが、彼の襟を掴んで引き寄せながら、鋭く囁いた。「何やってるのよ――」
「あいつと戦いたいんだ」エレオが囁き返す。目を輝かせながら。「めちゃくちゃ強そうじゃん」
「そういう問題じゃないでしょ――」
アイアンの剣が、鞘から抜かれる――長く、黒く、刃は深く脈打つ深紅に光り、空き地を薄暗い赤色で照らした。
「では、その運命、自ら選んだということだな。小さき生き物よ」
リリスが両手で顔を覆った。「これ、絶対大惨事になるやつだ」
エレオは戦闘態勢を取り、耳から耳まで届く笑みを浮かべた。
「どれだけ強いか、見せてもらおうか!」
アイアンが、まるで大地そのものが前方へ放たれたかのように、突進してきた。




