第19話 エイプリール配信/子ども再び
時間は少し遡り、キョウカおじさんは四月一日にエイプリールフール配信をしていた。
まだ配信が始まる前。待機中のコメント欄が流れていく。コメント欄の話題は、主にキョウカがどんなことをしてくるかということだった。
『おじさん初めてのエイプリール配信か・・・・・・どういうことをやるつもりなんだろう?』
『ショタになっちゃったとか』
『おじさんがショタか・・・・・・美少女になったおじさんがさらにショタに?』
『かなりややこしいぞ・・・・・・』
『生えちゃったとか』
『元々生えてるんだよ』
『おじさんが生えてるわけないだろ。おじさんは美少女だぞ?』
『美少女だからこそ生えてたら興奮するってこともあるだろ』
『ネコミミメイドになって欲しいなー!』
『ウエディングドレスとか着てほしいけど、それだと俺以外の誰かと結婚するってことだよな・・・・・・脳破壊されるッ!』
『脳破壊が興奮するってこともあるだろ』
『どんな感じでくるんだろう。楽しみー!』
やがて、配信が始まってキョウカが出てきた。
『おっ!』
『きた!』
『きたー!』
『きたぞぉ・・・・・・ん?』
画面上に出てきたキョウカは、いつもとは違った装いをしていた。
具体的に言うと、今日のシオは首輪をしていた。キョーカーではない。間違いない、あれは首輪であった。
『く、首輪・・・・・・?』
『何だ・・・・・・? どういうことだ・・・・・・?』
戸惑う視聴者をよそに、シオはいつもとちょっと違った挨拶をした。
「みなさんごきげんよう。花粉もやや穏やかになってきたみたいで何よりです。いつも笑顔のみなさまの所有物、ドM系Vtuberの無門キョウカと申します」
シオは笑顔でそう言った。
『ドM系Vtuber!?』
『そうきたか・・・・・・』
『これはまたずいぶん尖った嘘をついてきたな・・・・・・』
「嘘だなんてそんな。僕はいつも言ってるじゃないですか。肉体的にも精神的にも苦痛をいただくのが至上の悦び。僕はみなさまの言うことを何でも聞くみなさまの所有物です、って」
『な、何でも!?』
『何でもか・・・・・・』
『ドM系美少女おじさんとは、また新たな癖をこじ開けてきたな・・・・・・』
『おらッ、キョウカ! 犬の泣き真似しろ!』
「い、犬の鳴き真似? わ、わん! わんわん!」
シオはやや恥ずかしそうに鳴いた。
『ドM系美少女おじさんの犬の鳴き真似だと!?』
『とんでもなく脳を焼かれる』
『おじさんにちょっと恥じらいがあるせいで、何だかいけないことをしている気分になるな・・・・・・』
視聴者の扉が開きかけている。
まあこうして視聴者の命令を聞きくだけというのも悪くない配信だが、今日は実はただドM系として雑談するだけの配信ではないのである。今日は、実はゲーム実況配信なのだ。
「今日やるゲームはこちら! 『可愛い女の子に罵られたり命令されたりするゲーム』です! これは僕にぴったりのゲームですね・・・・・・」
『何だこのゲーム・・・・・・』
『配信でやって大丈夫なのかよ・・・・・・』
「それでは初めていきましょうか・・・・・・ああ、言い忘れてましたけど、僕にはキョウカなんて名前は贅沢ですので、どうか僕のことはポチとか無能とか、そう言ったふうにお呼びください。僕はみなさまの使えない所有物、みなさまの駄犬ですので・・・・・・」
頬を赤らめながらシオはそう言った。
『美少女駄犬所有物おじさん・・・・・・』
『癖の歪みが深刻です! 歪み切って重力が発生しそうです!』
シオはゲームを起動した。起動した途端、ASMRで
《ざぁこ。無能》
と言われた。
「ひゃっ!? あ、ありがとうございます・・・・・・」
『かわいい』
『今明らかに素で驚いてたよな。かわいい』
いきなりのASMRに素で驚いてしまったが、気を取り直してゲームを開始する。
内容はタイトル通りだった。かわいい女の子に、罵られたり命令されたりするだけのゲームだ。完全にそういう人向けのゲームっぽいが、どうやらフルボイスみたいで何気にちゃんとしている。
「命令は実際に現実世界で挑戦してみよう! か・・・・・・。そうですね。僕も今日実行しようと思って色々と用意しておきました」
『すごい、嘘に本気だ・・・・・・』
『どんな命令があるんだろ。ワクワクしてきたな』
ゲームの始まりだ。まずは罵られた。
《こーんなゲームをお金を払って買うなんて、筋金入りのマゾなのね、あなた。恥ずかしくないの?》
「うう・・・・・・ありがとうございます・・・・・・」
《さて、そんなあなたにまずは一つ命令を与えましょう》
「はい! 何でもお申し付けください!」
ゲームの中の少女は、こちらへお茶を差し出してこう言った。
《そのお茶をお飲みなさい》
『お茶・・・・・・?』
「そうそう、ゲームを買った時におまけとしてお茶がついてきたんですよね。何でも、ご主人様の愛が詰まった特製のお茶だとか・・・・・・この配信が始まる前に、あらかじめ淹れておきました」
『愛が詰まった特製のお茶・・・・・・?』
『ちょっと怖いな・・・・・・』
「淹れただけで飲んではいないので、どんなものかわからないんですよね・・・・・・ちょっとこわ──楽しみですね」
シオはふーふーして冷ましてから、意を決してそのお茶をグッと飲んでみた。
「こっ、これは・・・・・・苦い! すごく苦い!」
『苦いのか!』
「尋常じゃないくらい苦い!」
ご主人様特製のお茶、それはバラエティの罰ゲームとかでありそうなすごく苦いお茶であった。
「うう・・・・・・苦い、苦いよ・・・・・・」
《ほおら残さず飲みなさい?》
「は、はい。飲ませていただきます・・・・・・うぷ、んん・・・・・・」
『苦いのを無理矢理飲まされるおじさんか・・・・・・うむ・・・・・・』
『これはおじさんが苦いお茶を飲んでるだけ! 苦いお茶を飲んでるだけだから!』
《ほら、苦いの飲まさせていただいてありがとうございます、は?》
「に、苦いの飲まさせていただいてありがとうございます・・・・・・」
『なんかちょっといかがわしいな・・・・・・』
『おじさんが苦いお茶を飲んだだけ! 苦いお茶を飲んだだけだから!』
さて、シオはその後も罵られながら色々な命令に服した。
ボールギャグを装着したり──
「んむっ、んー!」
『これはまずい』
『これはおじさんがボールギャグをしているだけ・・・・・・いやおじさんがボールギャグをしてるのは普通にまずいな!?』
セルフお尻叩きをしたり──
「ひゃん! い、いたい・・・・・・ひゃっ!」
『ちょっと今日の配信センシティブすぎないか』
『この子はおじさん・・・・・・この子はおじさん・・・・・・』
『むしろこんなにかわいくてセンシティブ女の子がおじさんだという事実がいいんだろうが』
『脳みそが捻じ曲がってしまいます!』
そして極め付けは──
《今から私の言うセリフを復唱しなさい? 「僕はみなさまの所有物です」》
「僕はみなさまの所有物です・・・・・・」
《「僕は女の子にいじめられて悦んでる変態です」》
「!? ぼ、僕は女の子にいじめられて悦んでる変態です・・・・・・」
『脳が焼き切れるうううう!!』
『これはおじさん・・・・・・おじさんだから・・・・・・』
『女の子にいじめられて悦んでる美少女変態おじさんとか、癖でしかねえよ』
『新たなる扉が開かれた・・・・・・』
こうして、エイプリール配信は終わった。
そして、当然のことながらこのあと、SNSのTLには女の子にいじめられて悦んでる美少女変態おじさんのイラストが溢れることになる。
その様子を、ユキが呆れながら見ていた。
「シオは本当に人の性癖を気軽にねじ曲げてくるよね」
「? 何が?」
「いや、こないだのエイプリール配信さ・・・・・・」
「あああれ! けっこう面白かったでしょ?」
「・・・・・・あれひょっとしてギャグのつもりでやってたの?」
「え? もちろんそうだけど?」
「シオちゃんさあ・・・・・・」
美少女おじさんは平気で人の癖を捻じ曲げてくるのである。
◇
「ふんふんふーん」
シオは鼻歌を歌いながらパソコンに向かって小説を執筆していた。大体見通しがついたし、締め切りまでにはまだけっこう余裕があるの気が楽なのだ。
だからテレビとか見ながら機嫌よく仕事を進めていた。
と、今度やるアニメの特集がテレビでやっていた。
『主役はなんと! 最近デビューしたての新人声優! 鴇井アヤさんです!』
『おー、アヤさんですか! 普通なら大抜擢と言ってもいいですけど、彼女は演技も上手いし、妥当という感じですね!』
『それだけではありません! 今回のアニメ、なんと魔門キョウカさんとのダブル主演となっております!』
『おお! 今一番勢いのある2人が共演するだけでなく、なんとダブル主演! これは見逃せませんねえ・・・・・・』
シオは首を傾げながらつぶやいた。
「魔門キョウカ? 鴇井アヤ? どっかで聞いたことあるような・・・・・・」
ちょっと考えたが、シオは思い出せなかったので
「まいっか」
そう言って執筆に戻った。
シオは憶えていないが、魔門キョウカはしおが以前代役をした人物で、鴇井アヤはその時戦った人物だ。両方とも無事声優デビューして、しかもすごく活躍してるみたいである。シオは主役を取れるような人材にそこそこの大差で勝ったことが、どれだけすごいことなのか気づいていない。
さて、しばらくシオは執筆をして、とりあえず今日の予定通りのところまでは書き終わったので、就寝することにした。
ベッドに入って眠りにつく。
・・・・・・
そして、目が覚めた。目が覚めた瞬間、シオはすぐに体の異変に気づいた。
「お? こ、これはまさか・・・・・・」
シオはすぐにベッドから飛び降りて洗面所の鏡に自分の姿を映してみた。
その姿は、完全に幼女。シオは幼い子供になっていた。
「ま、またー!?」
シオは再び幼女になっていたのだった。
・・・・・・
「あー、これは幼女化がクセになってますね」
「は? 幼女化がクセ・・・・・・?」
「そう。骨折がクセになるみたいなこと聞いたことあるでしょ? あんな感じ。幼女化がクセになってるの」
医者に行ったら、そんなことを言われた。幼女化がクセになるとか、そんなの聞いたことない文字列すぎる。
「けっこうクセになる病気なんですよねー。一度発症すると二度三度と発症することがけっこう多いんですよ」
「そ、そうなんですか・・・・・・」
と、いうことでシオは再び幼女になってしまった。
さて、翌日。
「わーかわいいー!」
「へー、幼女化する病気ですか・・・・・・そんなのがあるんですね」
「可愛すぎる! おじさんとは思えない可愛さだよこれは!」
例のゲーム友だち、シュロとルラの2人に幼女姿で会っていた。シュロには物珍しげな目で眺められ、ルラからはめちゃくちゃに可愛がられてた。
そしてシュウはといえば──
「またなんか警戒されてる・・・・・・」
シュウはシュロの後ろに隠れてじっと様子を伺っていた。
「いやいや、あれは多分警戒とかじゃないと思うよ。多分、急に同い年になったんで照れてるんだと思う。同い年の女の子とどう接したらいいかわからないっていうのもあるかも」
「同い年って・・・・・・外側だけなんだけどなあ」
シュウも理屈の上ではそうだとはわかっているけど、やっぱり心理的に一見同い年の女の子に見える人に、照れてしまうらしい。学校でも、同性とはよく話すが異性とはあまり話したことがないのである。
「うーん、どうしよう・・・・・・」
「まあ、遊んでたら慣れてくると思うから、大丈夫でしょ」
「そうなの?」
まあ、シオはとりあえず遊んでいくことにした。シュロにロリババア系キャラのセリフを言わされたり、ルラの膝の上に座らされたりした。
まあそうこうしているうちに、シュウは慣れたみたいでシオと話し始めた。
「やっぱりあのモンスターにはこの武器が──」
「いやそれよりあの武器の方が──」
そんなことを話しながら歩いていると、自販機が道端にあるのを見つけた。
「ちょっと喉乾いたし、何か買っていこうか」
「いいねー!」
その自販機で4人は飲み物を買った。買ったのはいいのだが──
「んっ! んー・・・・・・」
シオはペットボトルの蓋が開けられずに苦戦していた。幼女化したことで非力になっているのだ。
「あっ、そっか。力も落ちてるのか」
シュロは納得して、ルラは
「えー! 握力ないのかわいいー!」
それすらも萌えの対象にしていた。
「いや、いいから開けるの手伝ってくれよ・・・・・・」
シオがやれやれと言った感じそう言うと
「・・・・・・俺が開けてあげようか?」
「え?」
シュウくんはそう言ってシオの手の中のペットボトルをパシッと取ると、
「・・・・・・ほら」
ペットボトルの蓋を開けてシオに渡してくれた。
「おーっ! さすが! 男のだねー!」
「・・・・・・別に、これくらい普通だし」
キラキラしながらそういうシオに、少し照れたように言うシュウ。
「おー! 我が弟がなんか青春してるよ青春!」
「いや青春って・・・・・・あの人めちゃくちゃかわいいだけのおじさんだから・・・・・・全然そうは見えないけどな」
「罪な幼女おじさんだねー」
双子は、そんなことを話しながらその様子を眺めるのだった。
・・・・・・
で、これまた別の日。
「どうしたんですか山本さんそれは!?」
前にシオをナンパから救ってくれたイケメン女子、そして姉妹百合喫茶で働いているルウはシオの姿を見て大声で叫んだ。
「いやー実は・・・・・・」
シオは事情を説明した。
「へー、幼女化する病気・・・・・・そんなのがあるんですね」
「そうなんです。だから、今日は多分今日は助っ人に入れないかと・・・・・・」
「確かに、それはそうですね・・・・・・」
シオは今日、姉妹百合メイド喫茶に助っ人として入ることになっていたのだ。しかし、こんな有様では助っ人になど入れないだろう。
「仕方ない。人数が足りないけど、今日はそれでなんとかするしかないかな・・・・・・」
「本当に申し訳ないです・・・・・・」
「いえいえ、仕方ないですよ」
と、今日は助っ人が出来ないということで話がまとまりかけていた時。
「ちょーっと待ったあー!」
店長がそう叫びながら2人の間に割り込んできた。
「なんすか、店長」
「そんな嫌そうな顔しないのルウちゃーん」
店長は笑うと
「大丈夫ですよ山本さん! その状態でも接客できますよ!」
シオに向かってそう言った。
「え? いやでも今の俺幼女ですよ? 色々と迷惑かけちゃうと思うんですけど・・・・・・」
シオがおずおずとそういうと、店長はグッと親指を立てて
「大丈夫! 迷惑以上の集客が見込めるから!」
それはそれはいい笑顔で言った。
「ええー・・・・・・?」
「ちょっと店長、山本さんに変なことさせないで下さいよ?」
「大丈夫大丈夫! 大丈夫だから!」
「不安だなあ・・・・・・」
こうして、シオは幼女状態でメイド喫茶のお手伝いをすることになった。
・・・・・・
「よいしょ、よいしょ・・・・・・」
シオは小さい体で一生懸命お掃除をしたり、今の体には少々重い、お冷とかを運んでいた。
迷惑を出来るだけかけまいとして、一生懸命やっていたわけなのだが
「んんっ・・・・・・何あの子!? めちゃくちゃかわいいー!」
「ちっちゃい体で一生懸命仕事してるのが、お屋敷に入ったばかりの見習い新人メイドみたいでいいね・・・・・・! 超萌えるよ・・・・・・!」
「店長! あの子にお菓子をあげることって可能でしょうか!?」
「可能だよー。オプション料金かかるけどねー」
「全っ、然払いますっ!」
料金を払って、お菓子をあげる権利を手にした女性客がシオへ駆け寄っていった。
「ね、ね、お菓子あげるよ」
シオは目をまんまるにして言った。
「え・・・・・・いいんですか?」
「いいよお・・・・・・」
女性客はすっとクッキーを差し出して
「はい、あーん」
「え? えっと・・・・・・」
シオはちょっと戸惑ったが、店長の方を見たら頷いていたので大人しく女性客の手からクッキーを食べた。
「あむ・・・・・・ん・・・・・・ん! おいしい! おいしいですこれ!」
「そっかあ、よかったねえ・・・・・・」
目を輝かせておいしいと伝えてくるシオに、女性客はでれでれになってしまった。
「羨ましい・・・・・・」
「店長! 私も!」
「はいはい〜」
シオのところへ、お菓子を持ったお客さんが殺到してしまった。
「あげるよ!」
「いや、まずはこのチョコから!」
「わ、わ、えっと・・・・・・」
シオは戸惑う。出来れば1人ずつ相手にしたいし、それにこの体ではそんなに食べられないと思う。
しかし、お客様を無下には出来ない。どうしようかと戸惑っていると
「・・・・・・ご主人様、お嬢様。この子が困っておりますので、順番に。それに、そんなにいっぱいのお菓子は食べられないと思いますので、どうしてもという方以外は別のサービスに変えていただけると助かります」
そう言って、庇ってくれたのは例のイケメン女子のルウであった。
「ルウさん・・・・・・」
キラキラした目でルウを見上げるシオ。たしなめられた客はしょげるどころかむしろ、
「見てあれ・・・・・・見てあれ!」
「完全にかっこいい先輩メイドに憧れる見習い新人メイドの構図じゃん!」
「これはなかなかいい関係性・・・・・・」
むしろ興奮していた。
と、その客の1人が手を挙げてこんなことを言い出した。
「はいはい! 私なでなでオプション頼みたいです!」
なでなでオプションはこのお店の場合、客がなでなでされるわけではなくメイドがメイドをなでなでするのを見るオプションである。
「はいはい。かしこまりました」
ルウは、シオをなでなでしようとする。しかし──
「あー違います!」
「え?」
「逆です!」
「ぎゃ、逆?」
その人のリクエストは、シオがルウをなでなでしてほしいというリクエストだった。
シオは、椅子の上に立って
「よしよし・・・・・・」
と言いながらルウの頭を撫でた。
「こっこれは・・・・・・!」
「普段は隙のない完璧な先輩メイドが珍しく失敗して落ち込んでるのを普段は慰められる側の見習い新人メイドが、いつも自分がされてるみたいに慰めてる構図!」
「お主・・・・・・天才か!?」
「ふふーん」
今日も百合姉妹メイド喫茶は大盛況だったという。
しばらくすると幼女化は治っていて、シオはまたいつも通りノーマル美少女おじさんとしての生活に戻ったわけだが、再発してまた幼女として周囲を魅了することもありそうなことである。




