王女の未来視の真実
王女の案内で、山小屋に避難した
この小屋の地下には不思議な石があり、魔物や悪意を持った者を寄せ付けないという
リン「長くなるけれど、説明するわ。前…エイトに王が見せてた本のこと覚えてる?あれ、日本語で書かれているの。でも、内容はとんでもないことが書いてあったの。」
エイト「とんでもないこと?」
リン「ええ、それはこの世界の真実とこれから起こる事が書いてあった…エイト達のことも書いてあったのよ、だから私は地下に日本語を喋れる子がいることを実はわかっていたの。」
エイト「なるほどな、しかしどうもわからない、なぜこのことを王や父に伝えてないんだ?伝えればもう少し良い未来につながったのでは?」
リン「それは無理なのよ。まず、エイトのお父上はもう亡くなられてるはずよ、首謀者は…私の父…つまり現国王ね。」
エイト「!?なぜ、そんなことが…いや、思い当たる節もない…なんで…」
リン「そう思うのも無理はないわ、でも、私がお屋敷に来た日を覚えている?私がお屋敷に来た理由は私の父とあなたのお父様が言い争いになったことが原因よ。その場はなんとかおさめてもらったけど、私の父は私を使ってあなたのお父様を殺そうとしたの。でも、私はできなかった。そしたら、私に密書が届いたわ、父が事故に見せかけてあのお屋敷を襲撃するっていうね。その時に密書ともに日本語で書かれていた例の本も届けられたの。不思議に思って中を見たら昔と書いてあることが変わっていたわ、ということは未来はいくつか変えられるということ、それがわかった時点でエイトと行動をしたというわけよ」
エイト「なんとなくわかった、それでも父を助けることは可能だったのではないだろうか?なぜ見捨てるような真似を…」
と言いかけたところで思い出した、父は確か今日は実験のために鍵のかかった部屋で手術を行なっていた、つまりは父は蒸し焼きになってしまったということか、これは僕でも助けられないか…
エイト「なるほど、母様と妹は実家の国に帰省していたから、被害に遭うのは…ということか」
リン「ええ、そうよ。その予想通りと思うわ。ただし、私たちは生きているけれどね。そして、この世界のことも私は知っているの、あの本に全て書いてあったから…」
エイト「本はどうしたんだ?あるなら見せて欲しいんだけれど…」
リン「もう本は存在してないわ、燃えたのじゃないかしら、あの本って実はめちゃくちゃ重たいのよ、持ち運ぶには向かない本ね、なぜ密書とともに持ってこられたのか謎なくらい重いわ、だから部屋から持ち出せなかったの」
エイト「それなら仕方ないか…で、この世界のことを知りたい、教えてくれないか?」
リン「わかったわ、その前に食事にしましょう、この小屋にはたしか缶詰めの食事があったはずよ」
みんなで捜索したら、食べられそうな缶詰を発見した、お腹も空いていたし、ここはリンのいう通りにしよう、そう思い缶詰に手を伸ばした




