海上
海賊たちは、街での用を終えたらしい
というのも、船での病の死亡原因はビタミンが不足して起こる病…だったようだ
ともかく、それの対策用の商品、食料等を買い込んで、どうやら拠点に戻るとのことだった
さりげなく拠点のことを聞くと、なんと教えられたのは我々の世界では魔大陸と呼ばれる場所で、こことは違う大陸ということがわかった
でも、魔大陸で過ごしている人がいるということは、我々も向こうに行っても大丈夫なのではないか、そう考えてリンと相談したところ、連れてってもらえるなら連れてってもらおうという話になった
エイト「ユウ、すまないが頼みを聞いてくれないか?」
ユウ「なんだ?2人の頼みなら叶えれる範囲で聞くぞ!」
エイト「僕たち2人を君たちの大陸まで船で乗せてってはもらえないだろうか?もちろん危険は承知の上なんだけれども…」
ユウ「そんなことでいいのか?全然いいぞ!」
あっさり乗船を認めてもらえた
それから数刻の後、船に乗り込み出航した
船はいい、今日は海も穏やかでとても良い感じだ、隣で酔ってグロッキーな人を除けば
エイト「大丈夫です?まだ出航して2時間ほどしか多分経ってませんけど…明後日の朝まで着きませんよ?」
リン「全然大丈…夫…でもなぃ…うっぷ」
今までとても凛々しくかっこよく、そして可愛かった女の子がこんな醜態を晒しているとは…
あ、船縁に走ってった…キラキラしたものを海に流している…
そして戻ってきた…
リン「私、船こんなに苦手だったかしら…なんの乗り物でも今まで大丈夫だったのに…」
エイト「僕は平気ですよ、もちろん船員さんも平気ですし…リンが船に酔いやすいタイプだったのかもしれませんね」
リン「認めたくないけど、そうなのでしょう…うっ…ごめんなさぃ」
また走ってった
よく見たら反対の船縁で、キラキラしてる人がいる、船員さんって酔わないのではないか?とおもったがあれはユウ…?
あんまりガン見するのは可哀想だ、もしもタイミングがあればあとで大丈夫か聞いてみよう、とりあえず、リンを介抱して少し休ませてあげよう
リンが波風に当たりながら少し寝たいと言うので、毛布を借りて船の壁に横たわらせた
その時、ユウを見つけたので声をかけることにした
エイト「ユウも船がダメなのか?さっき吐いてたみたいけど、大丈夫か?」
ユウ「あ///あれを見られてたのか、恥ずかしいな」
エイト「きついならユウも無理せず休むんだぞ」
ユウ「いや、船に酔ってたわけじゃないんだ、きにしないでくれ、それよりリンは大丈夫?」
エイト「あぁ、問題ない、今は吐き疲れたのか少し寝ている、多分疲れもあったんだろうな」
ユウ「エイトは平気なの?」
エイト「多分平気だ、今のところ特におかしなところはない」
ユウ「そう、でも、リンは不安だろうから、できれば一緒にいてあげてね」
エイト「わかった、ユウも無理するなよ」
そう言ってまた僕はリンの隣に座った




