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黒の小冊子  作者: 雨月
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第三十七話:夢見の日常非日常

第三十七話

 午前七時に起床。

「んお…筋肉質の男たちに追いかけられる夢か…嫌な夢だ」

 隣に寝ている気焔さんを起こし、気焔さんから俺の順番で顔を洗い一緒に朝食。既に母親は仕事に出かけている。

「醤油とって」

「ん」

 ニュースを見つつ俺は食器を洗い、気焔さんは洗濯物を干す。

 朝から抗議が無い日は一緒に焔女を探しに行く。

「さーて、今日はどこら辺を探そうか」

「私がいた山かな」

「わかった」

 正午、一旦家に帰り気焔さんが作った昼食を食べる。

「結構うまくなったねー。気焔さん。俺よりうまいかも」

「これからは家事の妖怪として売り出そうかな」

「家事の妖怪かーまだ聞いたこと無いなー」

 ほのぼのと過ごし、昼から講義の場合は一緒に気焔さんと大学へ向かう。

 そして終わったら宮本教授、真白さんたちとまた焔女を探す。

 そんな非日常。

 いや今じゃそれが日常だ。

 だったら、こんなところで寝ているわけにはいかないだろう。


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