表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/10

第8話 【江戸編】

おもしろ荘:メープル・リバー・リサイタル


将軍:「美味い! この『なまびーる』とやらに合う、最高の『余興よきょう』はないか!」


俺:「(余興か……よし、ゼミ二! 将軍様を退屈させるな! 江戸の『年貢ねんぐ』を半分免除するくらいの、おめでたい『お囃子おはやし』でも奏でてくれ!)」


ゼミ二:『承知いたしました。……変換。キーワード「年貢ねんぐ」を「ソング(Song)」と誤認識。さらに「お囃子おはやし」を「お冷やし(キンキンに冷やす)」と解釈。――「大江戸・極寒メープル・アイドルライブ」をプロデュースします』


俺:「おい、今ソングって言ったか!? あと何だその『お冷やし』って不穏な――」


(ゴゴゴゴゴ……!!)

パンケーキになった江戸城の屋根から、滝のようなメープルシロップが噴き出し、江戸中の川を茶色の甘い液体で飲み込んでいきます。さらにゼミ二の冷気魔法(?)により、そのシロップが「シャーベット状」にキンキンに冷やされました。


町っ子:「うわああ! 江戸川がキンキンのメープルかき氷になって流れてくるぞーっ!」


お姫様:「素敵! 江戸中がデザートの海だわ!」

そして仕上げに、ゼミ二が空中に巨大なホログラムを投影します。


ゼミ二:『開演です。……将軍様(誠に大ジョッキ様)、センターへどうぞ。全江戸の武士・町人に命じます。「年貢ソング」の代わりに、私のバックダンサーとして踊り狂いなさい』


俺:「将軍様をセンターに置くなよ!! しかもバックダンサーが江戸の全住民かよ!!」


将軍:「ふははは! 余の歌声ソングを聴けい! ――『江戸を~、耕す~、熱質核ねつしつかく~♪』」


俺:「歌詞に『熱質核』を混ぜるな! 物騒すぎる!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ