↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンゴムシの記憶を持つ男の物語  作者: @000ーooo


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
11/21

11.ダンジョンでの訓練4

 第4階層を卒業したノルトマンは今日から第5階層である。第5階層は狼系の魔獣が出る。狼は厄介である、群れになって襲ってくる。それに知恵も回る。ボスに統率されて集団で攻めてくる。そのため、伯爵家の護衛も5人から10人に増やされた。そうしないと母親であるエヴィの許可が下りなかったのである。


 まずは家庭教師の見本の見学である。マチルダが狼に攻撃魔法を放っていく。マチルダの護衛はアンドレアス1人では狼を防ぎ切れないので伯爵家の護衛の5人も加わっている。そうして襲ってくる狼をマチルダに近付けないようにしている。マチルダは攻撃魔法を一度に1つしか放てない。それで時間がかかる。やっと狼がすべて倒された。


 次はノルトマンの番である。護衛10人とアンドレアスとマチルダに守られて攻撃魔法を放っていく。一度に放つ魔法の数は多いのだが、威力がマチルダと比べると小さい。それでも最後に狼は動けなくなった。そこでノルトマンは動けなくなった狼を1匹ずつ槍で突きさしてとどめを刺した。終わってみればマチルダの時とあまり変わらない時間で狼を倒せた。


 その後は、この方式で狼を倒すことになった。護衛に守られてノルトマンが狼に攻撃魔法を加える。狼が動けなくなったところを槍でとどめを刺す。こんな訓練を1か月ぐらい続けていたらノルトマンの魔法の威力も上がった。もう1発で狼を倒せるようになった。


 そこでこの第5階層も卒業である。次は第6階層である。この階層は虫系の魔物が出る。そこで家庭教師のアンドレアスとマチルダはノルトマンに確認したが、

「虫系といってもあの大きさなら魔獣と同じなので問題ない。殺すことにためらいはない」

とのことなので第6階層に進むことにした。


 この階層は厄介である。虫は空を飛ぶ。今まで2次元で戦ってきたのが3次元になるのである。もう剣や槍では無理である。いかに早くそして正確に強い魔法を放てるかにかかっている。そこで今度は伯爵家から攻撃魔法が得意な魔法士が3人追加になった。ノルトマン1人伯爵家の魔法士が家庭教師も含めて4人、それに護衛が家庭教師も含めて11人、伯爵家の従士15人に守られて魔法を放つ。いかにも過保護な訓練である。


 ノルトマンは隣の魔法士が放つ魔法を見て、虫系の魔獣には氷魔法より火魔法の方が有効だと思った。火魔法だと羽をかすめると羽が燃えることもある。そこでノルトマンは火魔法を多用した。魔法の連続打ちはノルトマンの得意技である。


 虫は空を飛ぶので魔法を当てることが難しい。そこで、ノルトマンは虫がいるあたりに向けて多数の火魔法を同時に放った。数打ちすれば当たる。しかし、その数が半端なかった。虫も飛んでく火魔法が1本や2本ぐらいなら避けられたが、一度に20本も30本も飛んで来ると、いくら素早く動ける虫でも避けられない。次々とノルトマンの放った火魔法に当たって虫は燃えあがった。


 第6階層の虫退治も3か月目に入った。もうこのころになるとノルトマンの魔法の威力も上がった。しかし、今度は平原から森に入った。森は厄介である。火魔法を使うと森が燃える。場合によってはノルトマンが焼け死ぬかもしれない。


 そこで、家庭教師のマチルダは火魔法でなく氷魔法を使うように指示した。しかし、今まで火魔法でやって来たので、氷魔法の威力はまだ小さい。護衛が前面に出てノルトマンを守りながらノルトマンが魔法を放つという構図が出来上がった。


 そしてととどめをノルトマンに刺させることにより、ひたすらノルトマンに経験値を稼がせて、魔法の威力が上がるのを待った。そして森に入って3か月が経った。そそして、やっと氷魔法で森の魔獣を倒せるようになった。


 ダンジョンに入って魔獣を倒す訓練を始めて、もうすぐ1年である。その間ノルトマンの魔法の威力も随分上がった。最初はホーンラビットに手こずっていたが、今はゴブリンやオーク、それに狼や虫系の魔獣ぐらいなら余裕で倒せる。また、大量の経験値をもらった関係上剣のスピードも上がった。


 また、その間出てきた宝箱でノルトマンはマジックバッグを手に入れた。このマジックバッグは所有者の魔力量に比例して容量が増えるという優れ物であった、ノルトマンの魔力量は伯爵家で一番多い。それで気兼ねなく物を収納できる。これでノルトマンは異空間をごまかすことが出来るようになった。

 ここまでお読みいただいてありがとうございます。

 続けてこの後7:40にこの作品「ダンゴムシの記憶を持つ男の物語」の12話を公開したいと思います。

 今後とも私の小説

(連載中)「転生者とバグでない異世界人の物語」

(連載中)「牛乳とチーズは違う味がする(顔だけ男の気ままな旅)」

(完結)「マリーの思い家族の思いそして祠がつなぐもの」

(完結)「泡沫の恋の行方と花時計の思い」

(完結)「帝国皇女の憂鬱(前世の夫の生まれ変わりを捕まえろ)」

(短編・完結)「妖精に成れなかったダンゴムシの物語」

(短編・完結)「真冬の祭りそして祠がつなぐもの」

(短編・完結)「雨の日は嫌い、雨の日はやっぱり嫌、でも雨の日もちょっぴり好きかも」

(短編・完結)「北の関を死守せよ、野望は泡沫の夢と消えて」

をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。