久しぶりの教室
お久しぶりです!
投稿がしばらくできていなくてすみません、、
今日の話はある出来事が起こります!
ぜひお楽しみにください!
海へ行った日から数日。
今日は夏休み中の登校日だった。
課題を提出して、ホームルームを受けるだけ。
午前中には終わるらしい。
制服に袖を通し、鏡の前で髪を整える。
ふとスマホを見ると、待ち受けは海で撮った四人の写真だった。
夕日に照らされながら笑う私たち。
その写真を見ていると、自然と頬が緩む。
「伊吹ー! 遅れるよ!」
一階からお母さんの声が聞こえた。
「今行く!」
バッグを肩に掛け、家を出る。
待ち合わせ場所には、もう湊が立っていた。
「おはよう。」
「おはよう。」
目が合うだけで、少しだけ胸が高鳴る。
海へ行ってから、湊を前みたいに見られなくなってしまった。
「どうした?」
「え?」
「ぼーっとしてる。」
「あ、なんでもない!」
慌てて答えると、湊は小さく笑う。
「まだ夏休み気分?」
「違うって。」
その笑顔にまた胸が騒ぎ、私は慌てて前を向いた。
「おーい!」
後ろから陸が走ってくる。
「おはよう!」
「おはよう。」
「玲央はもう教室だって。」
「相変わらず早いね。」
四人そろって学校へ向かった。
⸻
久しぶりの教室は、夏休みとは思えないくらい賑やかだった。
「あ! 伊吹!」
友達が手を振る。
「久しぶり!」
あちこちで「海行った?」「宿題終わった?」なんて声が飛び交う。
そんな何気ない空気が心地よかった。
チャイムが鳴り、先生が教室へ入ってくる。
「おはよう。」
「おはようございます!」
課題を回収し終えた先生は、教室を見回した。
「今日はみんなに一人紹介したい生徒がいる。」
教室がざわつく。
「事情があって、しばらくこのクラスで過ごすことになった。」
ガラッ。
教室の扉が開く。
入ってきたのは、黒髪の男子生徒だった。
整った顔立ちに、落ち着いた雰囲気。
女子たちが小さくざわめく。
「自己紹介を。」
先生に促され、男子生徒は前へ出た。
「七瀬千早です。よろしくお願いします。」
静かな声が教室に響く。
その瞬間。
千早の視線が、まっすぐ私に向いた。
そして、少しだけ口元を緩める。
「……伊吹、久しぶり。」
その小さな一言に、私は目を見開いた。
「え……?」
どうして、千早がここにいるの?
突然の再会に、頭の中が真っ白になる。
周りのクラスメイトたちは、不思議そうに私と千早を見比べていた。
新キャラクター
七瀬千早
高校二年。伊吹たちの学校に転校してきた。
伊吹とは……。




