↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ササクレスト  作者: サキ
PR
17/26

逆上がり

「遅いやんか。」と手招きで先輩が急かす。その横の少年も一緒になって急かす。「逆上がり、逆上がり。」


はいはいと生返事をし足早にベンチへ向かう。


そこにはやはりニヤついた先輩が居た。とりあえず駆け付け一服と煙草を取り出すと鋭い眼光に釘付けにされた。「まだ、子供には刺激が強いやろ。」


茶化しつつもやんわりと子供を気遣う辺りが先輩らしい。


「君はなんで逆上がりをやりたいの。」そう言って切り出し、幾らかの問いかけで背景が見えてきた。どうやらこの少年は逆上がりが出来ないことで疎外感を感じている様だ。別に虐められている訳でも友達が居ない訳でもない。

子供だからと舐めていたが、この多感な時期に感じる周りの子供たちが創る世界の縁に立っている感覚。そこから一歩踏み出そうという感情。誰しもが成長するにつれ、個性として容認することを覚え、挑戦する感情を忘れることが往々にしてある。しかし、挑むことを忘れれば成長もまた忘れてしまう。だからこれはすごく大切だ。我ながら応援したい。


「ソウタ、やるか。」そう声を掛けるとソウタはえらく気合いの入った鋭い目で「お願いします。」と頭を下げた。


タイトルが長いものが読まれる傾向にあるという持論より長めの意味不明なタイトルにしましたが、ササクレストだけにしようかと悩んでいます。とてつもなく格好がつかないタイトルなので。そのうち予告なしでササクレストだけになるかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。