02 2人で仲良く
『 一緒に旅に出ない? 』
と夜火に言われてから二ヶ月が経った
もうすぐで夏休みだ
夏休みということもあり課題もあるがそれは旅先での移動中に一緒にしよう
という話になった
今は僕、睦月海の家でどこに行くか決めているところだ
母さんも父さんも旅行の許可を出してくれて助かった
「 んん〜〜 」
「 どうしたの?如月 」
「 いい場所がありすぎる!例えば福岡県だとマリンワールドとか福岡タワーとかぁぁぁ!! 」
「 てかさ〜いいかげん如月って呼ぶのやめてよ 」
「 え…じゃあ…夜火? 」
「 そうそう!それでいいのです 」
「 でも夜火いい加減に決めないともう休みになるよ? 」
「 わかってるよ〜 」
「 だからこうして海の家で旅行雑誌とかネットとかで調べてるんじゃん 」
「 行く県が多いからね 」
「 仕方ないでしょ〜、ずっと行きたかった瀬戸内周りなんだから 」
「 別に、僕は楽しければなんでもいい 」
楽しくて夜火といられることができたら
「 !ふふ、そっか〜じゃあ海は私と旅に行けることになって運が良かったね? 」
「 なんで…? 」
「 そりゃもちろん!この私と行けるからですよ 」
「 …確かに 」
好きな人と一緒に2人で行けるのは運が良い
「 え!? 」
「 …?どうしたの夜火? 」
「 だって今までこんなこと言ってもそうだねって言わなかったのに!? 」
「 僕も人間だよ?それくらい思うよ 」
「 そうか〜そっか〜 」
「 んふふ、海にそう言われると嬉しいな! 」
「 そう…そんなことより早く決めよう 」
「 あ、そうだね〜 」
「 ん〜福岡、山口、広島、岡山、兵庫、香川、愛媛の順で行こう! 」
「 わかった、移動は全部新幹線でしょ? 」
「 そうだよ! 」
「 ちょっと待ってて 」
「 ………できた 」
「 ?何が〜? 」
「 新幹線のチケット 」
「 先に取っといたほうが安いから 」
「 あ〜!!忘れてたさっすが海! 」
「 ふふ、まあね 」
「 福岡県はどこに行く? 」
「 え〜、小倉に行きたいな 」
「 それなら小倉城とか旦過市場がいいんじゃない?ほら 」
「 え〜、本当だ!ここにしよ〜! 」
「 メモメモ〜っと 」
「 もう少し色々見てみようか 」
「 うん! 」
「 あ! 」
「 …?どうしたの? 」
「 ここ行きたい!いのちのたび博物館! 」
「 あ、いいね 」
中学の卒業祝いっていって連れていったもらった所
お気に入りでまた行きたかったからちょうどいい
「 なら福岡はこの3つ観光ね! 」
「 はいはい 」
「 はいは一回!! 」
「 は〜い 」
「 よろしい 」
「 じゃあ次もどんどん決めていこー! 」
「 おー 」
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「 むむむ… 」
「 どうしたの? 」
「 いや〜旅のしおりを作ろうと思って! 」
「 2人だけなのに 」
「 いいじゃん!細かいことは気にしな〜い 」
「 まぁ思い出にもなるしいいんじゃない? 」
「 …!でしょでしょ!ふふ〜ん、どんな感じにしようかな〜 」
相変わらず夜火は可愛いな
でもなんで急に旅行に誘ったんだろう
「 夜火 」
「 な〜に、海くん 」
「 なんで急に旅行なんて? 」
「 ふっふふ〜ようやっと聞いてくれましたか 」
「 何その喋り方 」
「 ま、まぁまぁ気にしないでもらって 」
「 う、うん… 」
「 まぁ私が瀬戸内の旅に誘ったのはこれ! 」
なんだこのサイト…
「 写真コンクール? 」
「 そーです!このコンクール出す用の写真が欲しくてね 」
「 それなら旅に行っちゃお〜!って感じになった 」
「 なら1人でもいいじゃん 」
「 ノンノン 海と行くのがいいの! 海のことが好きだからね 」
好き、か… 僕は君のことが恋愛的に好きなんだけどな
君はどっちなのかな
「 続き、しよ 」
「 は〜い 」




