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秘知ら陰譚-私が怪盗になって知ったことー  作者: 翠雨 ユイカ
心の靄とアクティブワンダーランドの霧
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24 勘が当た(りまく)るって羨ましいですね。

飛ばしてOK!


2010年に一巻が出された児童書を23巻ぐらいまでは読んでいました。

読まなくなって最初の2,000文字ぐらい書いた日に図書館で久しぶりに見つけたので、読みました。

もうすぐ完結なので、いろいろな秘密が明かされてきているのですが「マジ!?」となることが多いです。

弟は一巻しか読んでないし、妹がまだ帰ってきてないので語れる人がいないです。

帰ってきました、七巻まで読んでいませんでした。

弟を育て上げるしか……?(訳:ここまで読ませるしか……?)

多分、最終巻読みます。


AIに聞いたら答え出た。けど、二つ目のAIは出せなかった。

今月発売だそうです。

割と、というかかな~りこの作品、影響受けているというか……。

圭理とかも~……あはは(笑)

ご清聴ありがとうございました。


「慶太さんがどうかしましたか?」


 警察が知り合いのことを聞いてきてこれを聞かないわけにはいかない。


 こっちは僕の仕事じゃないんだけど、と付けてから

「お付きの人を振り払って檸檬ちゃんの方に行ったみたいで、ちょっと迷子中なんだよね~」と言った。


「そうなんですか!? 私達も探しますよ!?」

「人手は足りてるから大丈夫だと思うよ」


 そう断られてしまった。


「心配ですね……。一人でいるのはおかしいと思ったからそういうことだったんですね」

「そうみたい。重要な情報、ありがとう。どっちの方に向かったか分かる?」

「確かカフェを出て左に曲がって行った気が……」


 がんばって思い出している感を出しながら質問に答える。


「ありがとう。伊予ちゃんと蓮くん見つかるといいね!」

「大したことはしてませんよ。お仕事頑張ってくださいね!」


 別れ際「ありがと~!」と骨折した成人男性には思えないほどに元気に右手を振っていた。

 童心を忘れないのはいいことだと思いますよ!


 辻村さん達が見えなくなったあたりで、私は有馬里緒奈に戻り、ケイは私の姿になる。


 イイチくん、アイカちゃんから送られる映像をKが受け取るので辻村さんの場所はすぐわかった。


「パイセ~ン! すみません、ちょっと時間がかかっちゃって……って、あれ? 三人はどこに行ったんですか?」

「二手に分かれた方が早いからね。別行動……さすがの僕も、その顔は傷つくよ……」


 しまった、イヤすぎて思いっきり顔に出てしまった。


「三浦くん、パッとしないし、イイチくんたちと一緒にするなんて。よっぽど信頼してくれてるんですね」

「ま~ね」

「……ドーモ」


 何ともない顔でサラッと認めるところなんとなくチャラ男感が滲み出てる。


 この人は少しだけでも警戒してもいいと思う。

 ……けど、ここまで信頼してくれる大人って少ないよね。


 ――人は、子どものころ信頼した人から裏切られる経験を重ねることで、だんだんと自分が裏切る側なってしまうと聞いたことがある。

 もちろん全員が全員じゃないらしいんだけどね!


 信頼することも同じなのかもしれない。

 この人は信頼されて育ったのかな。


「……藤森家のご子息は、この建物内にいらっしゃるんですか?」

「さあね。そこまでここも警備が固いわけでもないし。そういうのは僕ら(警察)よりキミらのが早いんじゃない?」


 それはそうかもしれない。

 もうKの存在はバレてるだろうし、堂々と行く。


「どうなの?」

『かなり計画的だ。今の状況では外に出たかどうかは半々だな』


 Kはパソコンに向かっているわけではないからそこまで調べられるのは凄い。

 よくやれてる方だと思う。


「どちらかは分からないそうです。外に出てたら別れた意味なくないですか?」

「それはそうなんだけど、外と中で二つに分かれた方がいいと思わない?」


 ……勘、か。


「万能すぎますよ、その勘」

「コツを掴めばキミにもできるよ」


 どこにそんな根拠があるんだか。


「ハイハイ、パイセンには勝てませんよ~」

「十分才能はあると思うけどな~」


 私の頭に手を置き、毛先の方までゆっくり、優しく一回だけ撫でる。


「取れるんでやめてください」


 こんなとこでウイッグとられちゃたまったもんじゃない。


「僕があげたやつ、つけてくれて嬉しいよ」


 背筋が凍る。

 本日二回目のこの類の台詞だ。


「何か仕掛けてあるんですか!?」


 反射的に辻村さんから離れる。

 Kが調べた限りは何もないって言ってたから信用して付けてるけど、やめた方がよかったのかもしれない。


 仲間だけど、これを付けていた方がいいと判断したら何も言わない。

 Kの判断だからそれが原因で私の身に危険が起こることは限りなくゼロに近い。


 何もないよ~、と言っているけど、やっぱ私の目で確認しとくんだった~!


「……私たちは中を調べるんですか?」

「そうだよっ! 一瞬だけみんなの方寄るからついて来てくれる?」


 みんなとは警察の人たちのことだろう。


「あんまり時間無いと思うんですけど……捕まえないなら、行ってもいいですけど」

「捕まえないよ~」


 そうだと思うし、辻村さんは知らないかもしれないけど、警戒って重要なんだよ!?


 スタッフオンリーの搬入口の方に向かう。


(かおり)ちゃ~ん!」


 向かった先にも何人か人がいた。


「あっ!」


 香と呼ばれた肩に髪つくぐらいのスーツの女性が辻村さんの方に近づきながら、勝手に別行動しないでくださいと言いましたよね!? と言った。

 ……一匹狼すぎません?


「ごめんごめん。あ、こちら警視庁に勤めてるわけじゃないけど、僕と同じ刑事で、巡査の里緒奈ちゃん」


 ちょっと、出来るだけ顔を覚えられたくないんですけどっ!?


 両手を肩に置かれて紹介される。


「初めまして、有馬って言います」

「こちらこそ初めまして。巡査の鉛口(なまぐち)です」


 礼儀として挨拶をしないわけにはいかないので仕方なく挨拶する。


「僕は無事だから、また別行動するね~!」

「ちょい待てゴラァ!」


 即座に戻ろうとする辻村さんは鉛口さんに捕まった。

 ちょっと怖い……。


 分からなくもないけど、鉛口さんのお説教が始まりました。

 一匹狼だけど、先輩にここまで出来るほど信頼はされているってことはよっくわかった。


 辻村さんが動けない事には私も動けないので待つしかない。


 苦笑いで待っているところ、ガタッという音が聞こえた。

 しばらくしないうちに小さな「ん~!」という声が聞こえるけど、藤森家に仕える方たちや警察が通っている上、ご立腹の鉛口さんの声でかなりかき消されている。


 私の耳があってこそ聞こえる。


 怪しい動きは出来ないけれど、仕方ない。


 声のする方向に向かうと灰色の掃除用具入れがあった。


「……」


 手を掛け、開ける。

 そこには両手足を縛られ、口にはガムテープを貼られた男の子がいた。


「! パイセン!!」

「アルちゃん?」


 説教中に呼ばれて振り返るのもどうかと思うが、緊急事態だ。


「先輩、聞いてます……チッ、後でです」


 鉛口さんも掃除用具入れの中が見えたのか、矛を一旦収めてくれた。


 その間に男の子の手首足首につけられた結束バンドをポケットナイフで切り、口についたガムテープを剥がす。


「うっ……うっ…………」


 目にはだんだんと涙が貯まっていき、私に抱き着いて泣き出してしまった。

 よっこいしょ、と言いながら抱きかかえる。


「だいじょ~ぶだよ~。怖かったね~」


 さすがに小学校中学年となると抱っこするのは大変。

 それでも、安心させるために、背中を優しく撫でてあげる。


「『よっこいしょ』って意外と僕より年上だったり?」

「今すぐお腹を蹴ってもいいんですけど?」


 失礼なっ!

 あなたより十歳以上も年下ですけどっ!?


「この子、たしかパイセンが中学生たちと参加してたクイズ大会の受付の子じゃないですか?」


 確か名札に「ふーが」って書いてあった気がする。


「え、見てたの……?」

「見ず知らずのJC(女子中学生)DC(男子中学生)たちと一緒に行動してさらに叔父とまで名乗るとか、チョーヤバい人だと思いましたよ~!」

「……盗ちょ――」「断じて違います」


 誰が辻村さんの事を盗聴しますか!


「先輩、ロリコン、ショタコンなんですか……?」


 私よりドン引いている鉛口さんがいる。


「ほら、香ちゃんが誤解しちゃったじゃん!」


 ど~してくれるのっ! と怒っているがそれどころじゃないんですよ?


「『ふーが』くんだよね。ゆっくりでいいから、お姉さんに何があったのか教えてくれるかな?」


 個室に入り、背もたれなしのソファに「ふーが」くんを下ろして、目線を合わせながら何があったのか聞いてみる。


 こういうのは警察の仕事では? とか思っているのだが、私が発見してしまった。

 仕方ない。


「鉛口さんはワンダーランドの一階、センターコートで開催していたクイズ大会の主催者側の方たちに連絡してください」

「了解しました!」


 部屋には私と辻村さん「ふーが」くんの三人になった。


「私の名前は里緒奈。アルちゃんって呼ばれてるよ。お名前教えてくれるかな?」


 「ふーが」と書いてあるからにはその類の名前だと思うけど。


岩城(いわぎ)……楓芽(ふーが)

「楓芽くん。で、こっちの()()()()は、つ――」「ちょっとちょっとちょっとちょっと!」


 何で引き留めるんですか? という顔で見る。

 私を二十代後半以上呼ばわりした仕返しです。


「少なくとも楓芽くんのお父さんお母さんよりは若いと思うんだけど?」

「楓芽くんから見たらおじさんだもん。ね~」


 私から見てもわりとおじさんではあるけど、そんなこと言ったら晃さんと昴さんが怖いので口にはしません。

 ※狐崎兄弟は二十七歳です。


 二人とも怒ると怖いんだよね~。


 あ、怒るから言わないわけじゃなくて、相手の方に失礼だと思うから言わないんですよ?

 決して怒ることを恐れて言わないわけじゃないですからね???


「ふふっ」


 笑った!


 笑うって重要なんだよ。

 私も両親が亡くなって数日は笑えてなかったし、その重要さを碧と晃さん達が教えてくれたからね。


 辻村さんもそういう意味でもこのふざけた会話をしていたのかな。

 さすが子持ち。そういうとこは感心します。


参考:https://www.police-ch.jp/keisatsu_kaikyuu.html


私は二十七歳おじさん、おばさんと思ってませんからね!?

知り合いの三十……三だったかな? のおじさんもお兄さんですからね!?

「おいコラ、矛盾してるぞ?」(※ネタであって、お兄さんと思っています)


翆「うっは、たいふーだぁ! るんたった~のたぁ~」

小「呪いの踊り……?」

翆「呪いの踊りってどんな踊り?」

小「さあ?」

翆「ちょっと踊ってみてよ」

小「呪うよ?」

翆「何の呪い?」

小「え? えのきを食べるたびに歯に挟まってなかなか取れない呪い」

翆「笑」


おまけ ~他の呪いの案~

・麦茶を新しく作らなかった回数右足の小指を思いっきり打ち付ける。

・大根おろしが毎度辛い(生大根の辛さが苦手な人)

・三日に一回服のすそがドアノブに引っかかる。

・寝る前に足が冷えて眠れない

・ワサビを毎回少し出しすぎたと思ったら微妙に足りなくて足したら出しすぎる。

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