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12月31日

 今日は年の瀬、大晦日である。

 所々で年を越す準備が行われる中、俺と雪女は氷上家所有の裏山の頂上に来ていた。

「ここで雪女と出会ったんだよな」

「正確には拾われたかも」

 冗談ではなく事実を口にして雪女は微笑む。

「すぐ親に相談してよかったよ、むしろその時までうちに祀られているのが雪女だと知らなかったし」

「氷上が親に相談しなかったら今頃警察のご厄介だったのかな」

「雪女拾いましたってか?」

「カツ丼食べれるなら警察に行っても良かったかも」

「あれな、出ないらしいぞ」

「ええ、出ないなら何の意味が……」

「意味はあるだろ意味は」

「今日は女将の所で年越しパーティーだから早く行こう」

 そう言った雪女にお姫様だっこをされる俺氷上。

 結構な速度で山を下っていく雪女にくだらない疑問を投げかける。

「デッキ取りに戻るのか?」

「喋るとした噛むよ。デッキはね常備してるっ。あっ、意外とね河童強いんだよ」

 それは意外だ。

 ラーメン屋にそのまま状態で入店してロリババアにからかわれた。

 そんな感じで氷上と雪女+αの日常は続いていく。

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