12月25日
今日はアイザックニュートンの誕生日。
そしてクリスマスでもある。
最初はロ……女将さんの店でいつもの面子でクリスマスパーティーをする予定だったが、6人のうちの3人に予定が入りキャンセルとなった。
なので自身と雪女とロリババアの3人でクリスマス会をしている。
パエリアに、キッシュ、ミートローフを作っていたら汁物を作り忘れた。
しかし気を利かせてくれた女将さんが簡単な味噌汁を作ってくれた。
汁に浮かんでいる大根と人参は星形に切られていてクリスマス使用だった。
ケーキの担当は雪女。
「さつまいものブッシュドノエルを作ってみました」
しかし出てきたのは本物の樹のような見た目で。
「木にしか見えないのじゃが」
ロリババアの言葉でぱーっと笑顔溢れる雪女。
「でしょでしょ、さつまいもの皮で作った生地で包んで焼くとこうなるの」
大変うれしそうな雪女。
そういえば料理上手だった。
腹も心も満ち溢れて食事の後片付けをしていると、女将さんが手伝いに来てくれた。
先ほどまで雪女とカードゲームで決闘していたはずだ。
「もういいんですか?」
ロリババアが良くても雪女はよくないはずだ。彼女はだいぶ負けず嫌いなのだ。
「今日は調子が良くての、五戦五勝じゃ」
軽くガッツポーズを決める女将さん。
「今雪女はデッキを組み直していての、手が空いたのじゃ」
手慣れている女将さんのおかげで直ぐ片付き、ふたりして台所でほうじ茶を啜っていると雪女の声が聞こえてきた。
「おにー。組み直したよー」
「わかったー、すぐ行くー。なあ氷上今夜泊っていいかの?」
どうぞどうぞ、と二つ返事で了承した。
断っても雪女と朝まで遊んでいそうだった。




