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コカトリス  作者: 虫灯暇
第10章 勇者へ
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0094 クルーズ船1

戴冠式まで魔王が来なかった。

良かったとロクは言っていた。

島までクルーズ船で行くことにした。

「ジュナ、これはでかいな。」

「・・・でかすぎだよ!」

ロクとジュナは巨大クルーズ船に乗り込んだ。

「あ、いたいた!ジュナ!ルナナティアの元に!」

「服用意してあるわよ。」


ジュナはルナナティアと一緒に個室からでてきた。

「ロク、どうかな?」

赤を基調としたワンピースにフリルをつけていたミニスカートだった。

ロクはそれを見ると、近くにあった帽子を取って、ジュナの頭にのせた。 

「似合ってるよ、ジュナ。」

「じゃあ、最後にこれつけてあげて!」

ロクは身元証明のバッチをジュナの胸元につけた。

「これで船の中を回れるね!」

「じゃあ、一緒にいこうか。」

「ロク。」

「どうした?レイン?」 

「おまえ、知らないだろうけど、どっかの王族だと思うんだがね。」 

ふむとレインが言った。 

「おまえもルナナティアと楽しんでいけ。」

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