94/170
0094 クルーズ船1
戴冠式まで魔王が来なかった。
良かったとロクは言っていた。
島までクルーズ船で行くことにした。
「ジュナ、これはでかいな。」
「・・・でかすぎだよ!」
ロクとジュナは巨大クルーズ船に乗り込んだ。
「あ、いたいた!ジュナ!ルナナティアの元に!」
「服用意してあるわよ。」
ジュナはルナナティアと一緒に個室からでてきた。
「ロク、どうかな?」
赤を基調としたワンピースにフリルをつけていたミニスカートだった。
ロクはそれを見ると、近くにあった帽子を取って、ジュナの頭にのせた。
「似合ってるよ、ジュナ。」
「じゃあ、最後にこれつけてあげて!」
ロクは身元証明のバッチをジュナの胸元につけた。
「これで船の中を回れるね!」
「じゃあ、一緒にいこうか。」
「ロク。」
「どうした?レイン?」
「おまえ、知らないだろうけど、どっかの王族だと思うんだがね。」
ふむとレインが言った。
「おまえもルナナティアと楽しんでいけ。」




