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コカトリス  作者: 虫灯暇
第8章 トリス国の感謝祭にて
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0076 氷の魔女5

ついた。

雪の国だった。主食は大根らしい。

本当に飾りつけがリッチで、一つ一つに年期が入っていた。

「よし!ボーナスのために頑張るぞ!」

「ボーナスのために30kg着るのね。」

「何か話すことも毎年違うらしくて。」

「ちなみに何時間かかるの。」

「一時間。」

紙吹雪がふってきたと思ったら、雪だった。いつも雪がちりついてる国らしい。

「じゃあ、オレは打ち合わせしてくるから、ジュナは場内を回っててくれ。」

「うん。ありがとう。」

レイティアがジュナにコインを渡した。

「このコインがあれば、この国では何でも買えるわ。使って。」

「ありがとう!嬉しい!」


ジュナは歩きながら、コインをじーっと見た。

「本当に何でも買えるのかな?」

ジュナは美味しそうな匂いにつられ、屋台に入った。

「この串焼き、下さい!」

「はい。マズナのかな?1個200タカだよ。」

「このコインで買えますか?」

ジュナは渡す物だと思っていたが、おじさんは驚いた。

「これは!王国のサインじゃないか!インクもバッチリ!そんなパスを持っているとは。善良なことでもしたんだね。」

「パス?」

「つかえるのは、感謝祭の時のみだから、財布にいれておくといいよ。」

ジュナはマズナの串焼きを美味しそうに食べながら、ロクに感謝した。

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