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0071 ジュナの憂鬱5
「剣を出してくれ。」
シャルロットの剣が一秒で出来た。
シャルロットの剣をはころぼれした剣と取り替えると、そのままロクは植物と共に魔王の近くへ行った。上に行くにつれ、風は強まり、雨までふってきた。
魔王は三つの目を出して目線を一点集中した。
突風が吹き荒れたが、三束のハルジオンが守る。
植物はハルジオンを形成したまま突っ込み、そのまま、ハルジオンが体当たりした。
ガラスの割れるような音がして、ハルジオンが割れると、目を剣が瞬速で連撃した。
最後に残った真ん中の目に剣を刺突する。
魔王が倒れた。
魔王の中から、何かが出てきた。
悪い物の塊、ガイナジルート。
いつもは魔王の体の中に隠れている、魔王の中心部分として、魔王の依り代だったものである。
ルナナティアが、外にやってきた。
「たいへんだったのよ。透視魔法を拘束魔法に似てるように使うのは。どっちもトラップ魔法だから良いけどね。」
「でも、オレたちだけの秘密になったな、よかったよ、ロクの発案は。」
ジュナはロクを見た。
「私を待ってくれたの?!」
「待つのは得意だから。」
「えへへ。」




