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0060 魔王7
ジュナは1日目は何にも出せなかった。
ジュナは心配になった。
「魔王はどうして去っていくの?」
「ロクが夜倒しているから。」
ロクが笑った。
「何で魔王と戦うの?」
「そうしないと、人間に殺されちゃうから。」
「不老不死なんでしょ?」
「何かを望むなら、何かをしてなきゃダメだよ。それは、人間への貢献だね。オレの場合。」
「でも、魔王と戦うのは、嫌でしょ?」
「人間に精神的に殺されることよりはましさ。」
「シャルロットの剣はロクを自由にしてくれる?」
「ジュナ。」
ロクはジュナに笑った。
「ジュナはやりたいことをしてていいんだよ。」
「じゃあ!」
ジュナはロクに言った。
「ロクを安心させたい!これじゃダメなの?!ロクがいいなら、ロクの隣にいたいの!いい?」
ロクは振り返った。
「ジュナ。」
ロクの顔は前髪が風にあおわれ、分からない。
「嬉しいよ。」
ただ、ロクは135年ぶりに泣いていたらしい。
「そうね、友達ができるのは嬉しいものよ。」
レイティア・コルコットは透視魔法で氷河のような目でロクを見ていた。
「今はロクと言うのね。」




