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0054 魔王1
「政府はわかっていたの?」
ジュナはレインから聞いて、落ち込んだ。
「でもね、ジュナちゃん。君は依り代であって魔王ではないだろ。」
チャットを見た。母からの連絡は無い。
「ルナナティア!」
「いきなりナイフをのどに押し付けるな!」
ロクがルナナティアを襲撃したので、ルナナティアは結界魔法を放ち、拘束魔法を全開でレベルをあげた。
ロクの手からナイフがこぼれた。
「おまえは嫌いだ。おまえ何考えてる?」
「あの、この状況で放つ言葉なの?それ?」
ルナナティアからルナナティアらしくない言葉がでた。ルナナティアは元来突っ込まない。
ロクは壁際に避難した。
「まあね、誤報だけど。一族の大半は死んだわ。じゃあ、教えてあげる。」
ルナナティアは何故か懐中時計を開けると言った。
「トーン家は拘束魔法の最高審判者を輩出してきた。だから、禁術である拘束魔法を発動できる。」
ロクは歩いてきた道を戻った。
「そう。」
「レインに聞いてみて、ジュナと一緒にいたいなら。」
ルナナティアはにっこり笑って急いで去った。




