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コカトリス  作者: 虫灯暇
第5章 ジュナの魔王顕現
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0051 苦悩7

落ちてる所から反転して、ジュナのいた所に矢のように直進して入った。

中は狭かった。

ロクは適当に声の音量を上げた。

「ジュナ!!」

ジュナが狭い隙間から手を出した。ロクが引っこ抜いて、ロクが抱き締めた。

「怖かっただろう、ジュナ。帰ろう。」

「あの、私。」

おでこのキスから、

「あなた、誰?ここはどこなの?」

ジュナから、花屋を出る時からの記憶が綺麗さっぱり失くなっていた。


花屋に帰ろうとしているジュナを3人で押し止めた。

どんなにその人が好きになっても、その人のために頑張って生きても、その人が死んでしまったら、またロクはおいてけぼりだ。

「あの、ロクさん。」

「何?」

「一緒にいていい?」

「何で?」

すべてがめんどくさくなったロクは、ジュナを避けた。 

「いや、ごめんなさい。いきなり、へんなこと、言って。」

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