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0037 神様2
「殴ってみて。」
レインが、公園で言った。
「ここで?!」
ロクが子供の脇で言った。
「とりあえず殴ってみて。ためしに。」
殴ってみた。
ぽんって音が何故かした。
レインが嬉しそうにぐっと手でジェスチャー。
「成功だよ。現、始祖のトーン家をジュナの根気が越えたぞ。」
殺すとおいかけっこになった。
ある国の宮殿。
青白いドレスを着た短髪で白髪の絶世の美女が、王に謁見した。
「レイティアか。」
「はい。父様。」
腰を上げる。
レイティア・コルコットは白薔薇のように綺麗だった。
「ルナナティア・トーンは殺せたか?」
「まだです。申し訳ありません。」
王は心配した。
「コルコット家たるもの、国際犯罪者の処罰くらいできんとな。」
「仰せの通りですわ。」
微笑をたたえる王女、レイティア。
「行って参ります、王。」
「ちゃんと息の根を止めてきなさい。」
礼をして、レイティアは王の間を後退する。
レイティアの瞳には殺気が渦巻いていたが、瞼を閉じていたので、誰も分からなかった。




