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0034 捜索網7
要塞が大嵐に直地的になっていることで、ロクは気づいた。いきなりものすごい光が入ってきたと思った直後、装甲が剥がれるように寄りかかっていた壁が飛んだ。
ロクは重く咳をした後、光の方へ歩こうとしていた。
そこに大粒の涙を流すジュナが抱きついてきて、光で神経が緩んでいたロクにおもいっきり当たった。
ロクは久しぶりに尻餅をついた。
「ロク、ロク、ごめんロクーーー。」
ジュナが外れないと思ったロクは朦朧とした意識の中で、ルナナティアとレインとソニーを見た。
「じゃ。」
レインは用事があるとルナナティアと帰っていった。
「ロク、心配したんだから。」
ソニーはいつの間にかいなくなっていた。
ロクは珍しく心配された。




